フランス・ストラスブールからコルマールへやって来た続きです。

コルマール駅です。駅とは思えないようなヨーロッパらしい中世の建物です。とても歴史を感じますし、日本にはなかなかない雰囲気を醸し出しています。しかしながらコルマール駅前は何も無かったです。日本でも必ずしも駅の周辺が中心街と言う訳でもないのと同様に、この駅周辺も少し中心部から外れた場所に駅があるのかなと感じました。
因みにコルマールは予備知識がなく、AIにオススメされてストラスブールから足を伸ばして来た次第です。その意味で言えばストラスブールもミュンヘンからパリへ移動する間に、途中下車をオススメされたので、AIにお任せという感じで旅程を組んでいます。

旧市街が観光スポットなのでそこまで歩きます。アプリだと15分少々という感じです。雨が降っているからなのか、この日は平日だからなのかは分かりませんが、歩いている人が少なく、大丈夫なのかなという感じで、Google Map見ながら目的地を目指していました。この辺りでは歩いている人自体が少ないので、アジア人すら見かけない感じです。

旧市街に入って来るとお店と人が増えて来ました。路面も石畳になり旧市街っぽくなっています。道路の中央は少しだけ窪んでいてこの日のように雨が降った場合に、水が流れるようになっていました。昔の人の知恵なのでしょうね。

Google Mapで旧市街と検索して辿り着いた場所には大聖堂がありました。この辺りの旧市街では一番高い建物が大聖堂と言っても良いくらい大きて、街のシンボル的な存在のように見えます。

大聖堂の中は入れるようになっていました。寒さ凌ぎも兼ねて中に入ると、そこには映画のセットのような幻想的な空間がありました。人も少なく静かだったので余計にそのように感じたのかもしれません。ステンドグラスも凄く綺麗でした。

大聖堂の見学後は旧市街を歩いて次の目的地に向かいます。この辺りは人も多く観光客向けのお店も凄くフランスらしさを感じていました。そして雨は降っていましたが空が明るくなり日差しが出て来るようにもなっていました。この辺りには住む所もあるとは思うのですが、レトロな建物内はどんな部屋があって、そしてこのような旧市街を歩いて買い物したりして毎日を過ごすとなると、どんな日々の生活なのかなとか、色々と想像しながら街の様子を見ていました。

続いて「ラ プチ ヴェニス」にやって来ました。ここに到着した時には雨があがっていました。
こちらのこの名前の由来は、運河沿いにパステルカラーの木組みの家が並ぶ様子が、イタリアのヴェネツィア(ベニス)を連想させることから、このように呼ばれるようになりました。かつての役割としては、中世から近世にかけて、この運河は野菜を運ぶ農夫や、魚屋、なめし革職人などが利用する重要な水路だったようです。ベニスには行った事がないですが、写真等では数多く見ていて、そのイメージと確かに似ているなと感じました。ここにはとても多くの観光客がいましたが、皆さんはどこから来たのかとても不思議な感じでした。
ここは運河クルーズがあるようでしたが、船が濡れていて座りにくそうだったのと、また急に雨が降ったらびしょ濡れになり困るなと思い断念しました。朝から晴れている日だったら利用する事も考えてはいたのですが、無理はしないようにしました。運河沿いには食事出来るスペースもありましたが、椅子やテーブルが濡れていて運河を見ながら食事という感じの日では無かったのが残念ではありましたが、雰囲気を十分に感じられたので来て良かったと思いました。

続いてやって来たのが1537年に建てられた「プフィスタの家」です。ここも写真を撮っている観光客がひっきりなしに来ていました。どこかで見覚えがある……と思った方も多いはず。実はここ、ジブリ映画『ハウルの動く城』のモデルになったと言われている場所です。八角形の塔や木造のバルコニー、そして壁一面に描かれた緻密なフレスコ画。今にもハウルとソフィーが空から降りてきそうな、魔法のような空気が漂っています。歴史的建造物としての価値はもちろんですが、アニメの世界に入り込んだような没入感を味わえる、コルマール最高のフォトスポットです。

雨が時々パラパラと降っていましたが日差しが出て来ました。お腹が空いて来たので食事する場所を探します。歩き疲れていたのもあるので丁度良いタイミングでした。

少しお店を探したのですが、カフェが殆どだったので入り易そうなカフェに入ってパンとコーヒーを注文して、休憩兼ねてゆっくり美味しく頂きました。パンは食べ飽きていたのですが、こちらのパンはとても美味しかったです。本当にパンはどこのお店でもレベル高いなと感じます。「ヨーロッパに来ている」というのが頭にあるからなのでしょうか?!

食事休憩後にやって来たのが、こちらの「ウンターリンデン美術館」です。美術館の入口がどこにあるのか中々分からなかったのですが、人が入るのを見て中に入ったら受付がありました。もっとデカデカと分かりやすい入口になっているのかなと勝手に思っていたのですが、人が入るのを見なければ素通りしてしまいそうな地味な入口でした。

イーゼンハイム祭壇画が有名という事で見に来ました。絵もそうですが建物自体も絵画を見る場所としてとても雰囲気が良かったです。

施設内は想像以上に多くの絵が展示されていました。日本の美術館で見る絵画よりアートを感じてしまうのは、気のせいでしょうか。

地下にも展示スペースがあり、一転して出土品の展示が所狭しとありました。昔ながらの建物をそのまま使って見せているのも良いですね。

説明はフランス語でしか記載のないのも多くあるので、気になったものはAIに聞きながら内容を理解するようにしていました。便利な世の中になりましたね。
この美術館で困ったのは、どのような順序で見学すれば良いのかという点です。展示物が多いので途中からどこを見学してどこをまだ見学していないのか分からなくなってしまいました。多くの見学者はどうやって見て回っていたのかなと思いました。私が気が付かなかっただけなのかもしれませんが、、。

見学の最後は中庭を見ました。この庭を取り囲むように一階、二階、地下と見学する場所がありとてもボリュームがある美術館でした。

美術館の見学が終わり、コルマールで予定していた観光を終えました。美術館を出たら風は強いままでしたが、雨があがっていました。観光が終わって雨が止むというのは皮肉なものですが、世の中はそんなものかもしれません。街の景色を見ながらコルマール駅まで戻りました。

コルマール駅に到着した時には夕方5時になっていました。夕方の駅舎がとても美しかったです。

駅舎に入ってストラスブールへ行く列車の時刻を確認すると、丁度ホームに列車が入線していました。これを逃すと30分後なので待たずに乗車する事が出来てよかったです。進行方向とは逆向きではありましたが、座席にも座れました。
席に座って暫くするとストラスブールに向けて列車が動き出しました。コルマールとお別れです。到着した時には駅前は何もなくどうなるのかと思ったのですが、終わってみると良い散策ができたと思いました。AIに言われるまで知らない街でしたが、来て良かったです。

夕方の日差しを浴びながらストラスブールへ向かいます。良い感じで席が埋まっていました。

行きにも感じていたように、帰りもやけに速いなと思ってアプリで測定すると200キロ近いスピードが出ていました。乗車券のみで乗れる快速列車ですがスピードの速さにビックリです。踏切が殆どないので、このような速度が実現出来るのでしょうね。日本では新幹線以外では考えられません。速度は出ていましたが揺れも少なく静かだったので安心して景色を見る事が出来ました。

帰りも35分前後の乗車をして無事にストラスブール駅に戻って来ました。200キロ近いスピードを出した上での30分以上の乗車なので、コルマールとは物理的にかなり離れているんだなと感じました。

駅舎内にコンビニのようなお店があったので、試しに価格チェックをして見ました。500MLのペットボトル飲料が3ユーロ前後していて、おにぎりに至っては殆ど5ユーロとなっています。ヨーロッパに来てご飯を食べていなかったのと、どんな味なのか興味があり購入しようかなと思いましたが、高過ぎたので断念しました。それにしても価格の高さには改めてビックリです。

夕方から夜にかけてのストラスブール駅です。観光スポットのようにライトアップされているような感じになり、とても美しい駅舎だと思いました。コルマールと同様にここでも雨があがっていて一安心です。

駅舎内で食事処を探して、Google Map見ながら向かいます。ホテルと逆方向だと疲れるので同じ方角でお店を探しました。

お目当てのお店はデパート内にあり行ってみたら売り切れとの事でした。そもそも店仕舞いと言う感じになっていて、聞くところによるとバー等は別として基本的に早くお店が閉まるようです。他に探すのも面倒になり、デパート内にあるスーパーで惣菜を購入して部屋食にしました。

お買い物した後はホテルに戻り無事にこの日が終わりました。ホテル到着後はスーパーで購入した惣菜を食べながら、この日の振り返りや明日の予定の確認等をしていました。午前のストラスブール観光から、コルマールへ移動して観光と色々と忙しい1日でしたが、充実していたし何より予定通りに終わってホッとしました。
今回の様子を動画にしていますので合わせてご覧下さい。