フランス・パリにあるモンマルトル地区を午前中に散策した続きです。

ホテルに預けた荷物を受け取ってやって来たのが、パリ北駅です。ストラスブールからパリに来た時にはパリ東駅でして、行き先によって二つの駅を使い分けるようです。両駅間は歩いて行ける距離のようですが、間違いないように注意が必要です。

パリ北駅はとても大きい駅で、自分が乗車する列車をまずは電光掲示板で探します。列車番号はあったのですが、「Hall1」となっていて何これ?という感じです。

Hall2がイギリスに行く人が利用するホームのようです。パリ北駅からEU内に移動する際にはHall1からで、EUではないイギリスへ行く際にはイミグレーションを通過する必要がある為、Hall2を利用するということのようです。Hall2のお客さんは多く並んでいて、かなりイミグレーションに時間がかかるような気がしました。パリ北駅からイギリスへ列車移動で行く人は早めに来たほうが良さそうです。私はEU内での移動なので、Hall1からとなりますがまだ出発するホームが決まっていないので、暫く待っている事にしました。


出発するホームが決まりました。パリ北駅からユーロスター・列車番号9451でベルギーのブリュッセル南駅まで移動します。オランダのアムステルダムまで行くユーロスターと連結して運行するようです。
パリ北駅は改札がホーム毎にありましたが、このホームには無くて、列車の入口に駅員さんがいて切符確認して中に入るという感じでした。勿論事前に予約していたのでQRコード提示して問題なく車内に入り、自分の席に座る事が出来ました。ストラスブールからパリ東駅にTGVで来た時には座る車両が無かったので、当たり前なのですが自分の席があって一安心です。

パリ北駅を定刻で出発です。殆どの座席が埋まっていました。パッと当日乗車直前に切符購入して席に座ると言うのは難しいと思うので、事前に予約が必須なんだろうなと感じました。車内は逆向きの席でしたが、向かい合わせの席ではないので、全く苦にはならず快適に移動出来そうです。

電源コンセントとUSB-Aがありました。午前中にモンマルトル観光をしていたので、スマホやカメラのバッテリーが少なくなっていた事もあり、とても助かりました。
パリの街並みを過ぎるとヨーロッパらしい長閑な景色を見ながら、快適な電車旅となります。景色が流れていくのがとても早くて、速度がかなり出ているような気がしましたが、揺れや騒音が少なく、車内のお客さんの声が目立つくらいでした。

途中では高速道路を見る事が出来ました。ドイツではアウトバーンと言うのは有名で知っていましたが、フランスではなんと言うのかなと車内で調べると、「オートルート」と言うようです。皆さんどんな速度で走行しているのか気になりました。
途中駅をどの程度通過するのかなと思って窓から景色を見ていたのですが、全く駅を見る事が出来ませんでした。早過ぎて通過駅が見れなかったのかもしれませんが、実際はどうなのでしょうか、、。

パリ東駅にTGVで来た時に300キロを表示していたので、予想はしていましたがユーロスターも300キロでかなりの長い時間を走行していました。そしてこの速度で走行しているとは思えないくらい車内は快適でした。

TGVの時もですが、今回のユーロスター乗車区間でも、高架になっている場所もありましたが大半は地上を走行していました。踏切はありませんがこの辺りは日本の新幹線と違う感じです。

ずっと田園地帯を走行していましたが、ブリュッセル南駅に近くなってくると近郊路線駅を見るようになりました。いつの間にかフランスからベルギーに入っていました。特に車内で国境を超えたと言うような放送もなく、日本で言うと県境を超えても何も起きないのと同じような感じです。当然ですがパスポートチェックも同じEU内なのでありません。
そしてこの辺りまで来た時に気がついたのですが、途中で停車する事もなくここまで来ていました。フランス・パリからベルギー・ブリュッセルまで1時間半程度の乗車なので、時間的にはノンストップもあり得るのですが、どこかに停車すると思っていたので、意外な感じでした。例えて言うと東海道新幹線で新横浜を出発して名古屋に行く、、、みたいな感じでしょうか。

ブリュッセル南駅に到着です。人生初のベルギーです。
あっという間にユーロスターの電車旅が終わりました。EU内では国を意識する事なく移動出来るんだなと言うのを実体験しました。連結した車両はオランダ・アムステルダムに行くので、こんな感じで国を意識する事なく、「次の停車駅」と言う感じで国を跨いで走行するのでしょうね。とても興味深い体験をする事が出来ました。

ブリュッセル南駅もとても大きい駅でした。長距離列車の発着がある駅らしく、大きなキャリーケースを持った旅行者が本当に多かったです。

ブリュッセル南駅から地下鉄を利用してホテルに向かいます。駅で地下鉄がどこかを探していたのですが、「M」のマークを発見して一安心です。「M」と電車のマークで地下鉄(Metro)だと想像は付きましたが、「地下鉄」と記載しないのも、ヨーロッパらしい感じがしました。日本の案内が詳し過ぎるのか、ヨーロッパの方がアッサリし過ぎているのかは好みだと思いますが、どちらが良い悪いではなく、その時々で柔軟に対応出来るようになりたいなと個人的には思っています。

ベルギーの地下鉄はGoogle Payが使えたので、地下鉄の乗り降りはスムーズに行きました。予約したホテルの最寄駅まで難なく到着です。

地上に出てGoogle Map見ながらホテルに向かいます。ベルギーの街並みも素晴らしいなと思いながら歩きました。

予約したホテルに到着です。ホテル周辺は色々とお店があり便利そうな場所に見えました。

チェックインはセルフで行うようです。ベルギーはオランダ語、フランス語が主に話されるようです。ホテルの受付なら英語も喋ってくれそうですが、そうじゃない可能性もあります。その意味ではセルフチェックイン機でチェックインが出来るのは有難いなと思いました。
それにしても日本でもセルフチェックイン機は大手のチェーン店を中心にありますが、大抵は人がいます。こちらは人がいなくてエコと言うか省エネを徹底しているなと感じました。これもお国柄なのでしょうね。

サクッとチェックインが完了して部屋に入りました。とてもお洒落な雰囲気の部屋でシンプルながら機能性がありそうに思えました。パリのホテルと同様に、部屋には何故かタオルがなく、バスタオルしかありません。そして冷蔵庫やアメニティ類がないのも全く同じでした。フランスやベルギーってこれがデフォルトなのでしょうか。偶然ですがタオルを持って来ていて良かったなと思いました。

インターネット速度はとても早くて、アプリの結果だけではなく実際の使用感も文句なしと言った感じでした。色々と調べ物をする時にインターネットが頼りなので、とても助かりましたね。
午前中のパリ・モンマルトル観光からベルギーの移動とずっと動いていたので、少し部屋で休憩してから観光する事にしました。

ホテルで少し休んで観光の為に外出です。既に夕方になっていたので目的地を絞って出かけます。Google Mapで検索すると地下鉄よりバスの方が楽に行けそうなので、バスで行きました。思ったより細い道を通りながら進んでいたのですが、バスから街の景色を眺めているだけで、「ブリュッセルって凄く良いところだな」と直ぐに感じました。今までイタリアからドイツ、フランスを経てベルギー・ブリュッセルにやって来たのですが、街の景色は凄く良かったです。

Google Mapを見てバスを降りました。バスの乗車は地下鉄と同様にGoogle Payでタッチするだけなので、難しさは何も無かったです。やはり海外から来てクレジットカードのタッチで公共交通機関が利用出来るのはとても楽です。日本ではSuicaを始めとする公共交通系ICを利用してサクッと反応が良く利用出来ますが、外国から来た人にはハードルがあります。日本でも反応が遅いのは事実ですが、クレジットカード利用が広がるのは必然の流れなのかなと感じます。

バス停降りて目的地まで歩きます。今まで色々な国を経てここに来ていたので、ヨーロッパの街並みは経験済みである程度見慣れて来たつもりだったのですが、ブリュッセルの街並みはそれを超えているような気さえしました。

やって来たのは、「グランプラス(Grand Place)」です。夕方から少し立ち寄れる観光スポットをAIで聞いて、夕方から夜のライトアップが美しいと言うことで来たのですが、ここは本当にそう思いましたね。ブリュッセルの旧市街の中心と言って良い場所との事ですが、360度どこを見ても時間が止まったような建物と景色で、正直どんな場所なのかなとは思いつつ、実際に行ってみると期待値を大幅に超える幻想的な景色を見ることが出来ました。


グランプラスの周辺を歩いてもベルギーらしさ全開でした。アーケード街もありその両横にはチョコレートのお店がずらりとありました。日本にいた時からベルギーといえばチョコレートと言うのは知識として頭にありましたが、本当にそうなんだなと実感しました。チョコレートを物色しているお客さんも多かったです。

ベルギーといえば、チョコレートだけではなくワッフルも有名です。ワッフルのお店も多くあり、お店からは甘い香りがしていて甘党な事もあり、ここまで条件が揃ったからには、食べない訳にはいかないと思いました。入れそうなお店を見つけてワッフルを注文して美味しく頂きました。本場のワッフルは大人の上品な甘さと言う感じで、食べている時は至福な時間でしたね(笑)。

幻想的な空間を散策して、美味しくワッフルを食べて大満足した後は、バスでホテルに戻ります。旧市街は一方通行が多いようで降りた所とは全然違っていましたが、無事にバス停を見つけてバスもちゃんと来てくれました。

ホテル最寄駅までバスで戻った後は、ホテル近くにスーパーがあったので部屋食を購入しました。サッパリとしたものを食べたくて、部屋でこの日の振り返りと翌日の予定を確認しながら美味しく食事しました。
日本への帰国便が安く取れたので、今回のヨーロッパ旅の最終目的地としてブリュッセルに来たのが正直な所なのですが、予想外の素晴らしさで偶然ですが来て良かったと、僅かな滞在にして既に確信した次第です。ベルギーはイタリア、ドイツ、フランス等と比べると正直少しマイナーな印象が個人的にあったのですが、考えが一変しましたね。翌日の観光が楽しみになった夜の観光でした。
今回の様子を動画にしていますので合わせてご覧下さい。