博多駅に到着後、帰りの飛行機までの限られた半日を使って、福岡・博多の定番スポットとローカルグルメを巡ってきました。今回は移動に徹底して「西鉄バス」を活用し、九州名物のファミレスランチから大濠公園、櫛田神社、そして川端通商店街の激安グルメ&和スイーツまで満喫するコースです。実際に歩いてみて感じたリアルな本音や注意点も交えてお届けします!

メタリックブルーが鮮やかなJR九州の特急ソニック883系で博多駅に到着
移動はすべて西鉄バス!?まずは天神へ向けて出発
博多駅に到着後、まずは腹ごしらえのため天神エリアへ向かいます。移動ルートをGoogleマップで検索すると、地下鉄よりも西鉄バスのルートが真っ先にヒットしました。さすが「バス王国」と呼ばれる福岡。街中を網の目のように走る西鉄バスの利便性に素直に従って、駅前からバスに乗り込みます。

西鉄バスの車内。多くの市民や観光客が利用しています
ただし、バス移動には注意点もあります。便数が多くて便利な反面、時間帯によっては天神・博多周辺の道路渋滞に巻き込まれるリスクがあります。「時間に正確に移動したい」「飛行機の時間がギリギリ」という場合は、無難に地下鉄を選んだほうが精神衛生上良いかもしれません。
ジョイフル福岡警固公園前店でローカルファミレスランチ
天神に到着し、向かったのは大分発祥で九州を中心に絶大な人気を誇るファミリーレストラン「Joyfull(ジョイフル)福岡警固公園前店」です。「九州に来たからには地元のチェーン店を味わいたい!」ということで選んでみました。

警固公園のすぐそばにある「ジョイフル福岡警固公園前店」。1階から3階まで138席を備える大型店舗です
今回はがっつり食べられる「ツインハンバーグ」の和食Aセット(ご飯・味噌汁・漬物付き)を注文しました。

ボリューム満点のツインハンバーグと和食セット
ハンバーグが2個載っており、チーズトマト系とペッパー系の異なる味付けでボリューム満点。お腹いっぱいにはなりましたが、冷静に味を評価すると「ごく一般的なファミレス水準」です。特別に感動するようなご当地絶品グルメを期待していくと少し肩透かしを食らうかもしれません。あくまで「九州の日常的なソウルフード文化に触れる体験」として割り切るのが良さそうです。

卓上のQRコードからスマホで注文・決済まで完結できる仕組み。レジに並ぶ手間がなく非常にスムーズでした
一方で、卓上のQRコードから自分のスマホで注文し、そのままオンラインでテーブル決済まで完了できるシステムは非常に便利でした。伝票を専用BOXに入れてサッと退店できるスムーズさは好印象です。
大濠公園を散策!広大な池と浮見堂でリフレッシュ
食後は再びバスに乗り込み、福岡市民の憩いの場である「大濠公園」へ移動します。

バス最前列からの車窓風景。大濠公園方面へと向かう大通りを進みます
大濠公園に到着し、池の中央を横断する橋と島を抜けるルートで散策をスタートしました。

大濠公園の池。広大な水面が広がり開放感がありますが、この日はあいにくの曇り空でした
当日は曇り空で、写真映えという観点では少しどんよりとした景色になってしまったのが惜しいところ。風が吹くと肌寒く感じる季節もあるため、上着の調整は必須です。また、敷地が非常に広いため、池の周囲をすべて真面目に歩こうとするとかなり体力を消耗します。サクッと観光したい場合は、中央の島を渡るショートカットコースがおすすめです。

池に突き出た朱色の東屋「浮見堂」。遠くには足漕ぎボートを楽しむ人の姿も見えます
池の中央付近には朱色の東屋「浮見堂」があり、見どころの一つになっています。園内には散歩やジョギングを楽しむ地元の方のほか、韓国からの旅行者をはじめとするインバウンドの方も多く見かけました。地理的に東京よりもソウルや釜山の方が近い福岡ならではの国際色を感じます。
博多の総鎮守「櫛田神社」へサクッと参拝
続いて向かったのは、博多の総鎮守として名高い「櫛田神社」です。空港へ向かう地下鉄へのアクセスを考え、博多駅や中洲川端に近いこのエリアを後半の目的地に設定しました。大濠公園前からは可愛らしい「銘菓ひよ子」のラッピング バスに乗車できました。

「ひよ子本舗吉野堂」の125周年記念ラッピングバスに乗車して移動
バスを降りて少し歩くと、櫛田神社に到着です。

立派なしめ縄と重厚な破風が印象的な櫛田神社の本殿。多くの参拝客で混み合っています
境内は想像していたよりもかなりコンパクトな敷地ですが、そこに大勢の観光客や参拝客が密集していました。静寂の中で厳かにお参りするというよりは、賑やかな観光名所の雰囲気に近く、人混みが苦手な人には少々慌ただしく感じられるかもしれません。今回は混雑を避けるため、サクッと参拝と見学を済ませて移動することにしました。
驚異の290円!「博多ラーメン はかたや 川端店」の実力
櫛田神社の参拝後、すぐ近くにある川端通商店街へ。前々から気になっていた格安ラーメンの老舗「博多ラーメン はかたや 川端店」を訪れました。

レトロな赤と黄色の看板が目を引く「はかたや 川端店」。24時間営業で一杯290円という驚愕のプライスです
中途半端な夕方前の時間帯にもかかわらず、店内には次々とお客さんが吸い込まれていきます。注文はもちろん定番の「博多ラーメン(290円)」。麺の硬さはバリカタでお願いしました。

シンプルながらツボを押さえた290円の博多ラーメン。極細ストレート麺にあっさり豚骨スープが絡みます
食券を渡してから提供まではまさに秒速。スープはあっさりとした優しい口当たりの豚骨で、くどさがありません。具材は極薄のチャーシュー1枚とネギのみという潔さです。しかし、この価格とスピード感を考えれば文句はありません。ガッツリ一食として食べるというより、おやつ感覚や呑んだ後のシメ、小腹が空いた時にサクッと流し込む「博多の日常スナック」として利用するのがベストな付き合い方だと感じました。
締めは「川端ぜんざい広場」で和の甘味を堪能
ラーメンを食べ終えた後、「甘いもので口直しをしたい」と思いながら川端通商店街を歩いていると、趣のあるぜんざい屋さんを発見。「川端ぜんざい広場」に立ち寄ることにしました。

川端ぜんざい広場の入口。奥には博多祇園山笠の巨大な「飾り山笠」が常設展示されています
ここで旅行者が絶対に注意すべきなのが営業日です。このお店は基本的に「金・土・日・祝日およびイベント日」しか営業していません。平日の月曜〜木曜にふらっと訪れてもシャッターが閉まっているので、訪問日程は必ず事前にチ ェックしておきましょう。

焼きたてのお餅が2個入った川端ぜんざい。箸休めのたくあんとお茶がセットになっています
注文したぜんざいには、香ばしく焼き目のついた角餅が2個入っています。汁は小豆の粒感が残っており、かなりストレートで力強い甘さ!甘党にはたまらない美味しさですが、甘いものがそこまで得意でない人には一杯食べ切るのが少しヘビーかもしれません。添えられている塩気の効いた「たくあん」が絶妙な箸休めとなりました。
地下鉄空港線で福岡空港へ
ラーメンと甘味でお腹を満たした後は、中洲川端駅から地下鉄空港線に乗って福岡空港へ向かいます。市街地から空港まで地下鉄でわずか10分前後というアクセスの良さは、福岡観光の最大の強みだと改めて実感します。

地下鉄空港線のホームに入線してきたJR九州の303系電車。福岡空港へと一本で向かいます
この後の空港での様子や帰京のフライトについては、また次回の記事で詳しくお伝えします!
福岡街歩きの様子を動画でチェック!
今回の博多駅到着から西鉄バスでの移動、ジョイフルでのランチ、大濠公園の開放的な景色、櫛田神社の賑わい、そしてはかたやの290円ラーメンと川端ぜんざいまでの街歩きの一部始終をYouTube動画にまとめました!
写真やテキストだけでは伝えきれない博多の街のリアルな空気感やバスの車窓風景、ラーメンやぜんざいの臨場感あふれる様子を、ぜひ動画でもあわせてお楽しみください。
▼ 動画の視聴はこちらから(YouTube)