日々の慌ただしさから少し離れて、気ままに電車に揺られる一人旅。今回は東京の自宅を出発し、JR高崎線から上越線へと北上しながら群馬県渋川市を目指す1泊2日のぶらり旅へ行ってきました。
途中下車した深谷駅の壮麗な赤レンガ駅舎、名物「深谷ねぎ」をめぐる想定外のハプニング、八木原駅ののどかな田園風景と近未来的な円盤展望温泉「花湯スカイテルメリゾート」、そして渋川の地元で愛される「たか幸食堂」の絶品焼肉定食に、秘密基地のような居心地の良さを誇るコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard渋川」での快適ステイまで、たっぷりとご紹介します!
1. 高崎線を北上!ミニ東京駅と称される「深谷駅」で途中下車
旅のスタートは東京駅から。JR高崎線に乗り込み、車窓を流れる街並みを眺めながら北へと向かいます。
まず降り立ったのは、埼玉県深谷市にある「深谷駅」です。改札を出て駅前広場に立ち、駅舎を見上げてみると、その重厚でクラシカルな美しさに圧倒されます。
かつて東京駅丸の内駅舎の建築に使われたレンガが深谷の「日本煉瓦製造」で造られていた歴史にちなみ、深谷駅は東京駅を模したデザインで改築されました。「ミニ東京駅」とも呼ばれるこの駅舎は、どこを切り取っても絵になります。
2. 名物・深谷ねぎを求めて「カフェ花見」へ…まさかの時期外れ?
深谷といえば全国的にも名高い「深谷ねぎ」の本場。せっかくなら地元ならではのねぎ料理を味わいたいと思い、深谷駅から徒歩数分の場所にある落ち着いた雰囲気の「カフェ花見」さんを訪れました。
期待に胸を膨らませてメニューを開いたのですが、お目当ての深谷ねぎメニューの横には「今期は11月から」との案内が……!
深谷ねぎが旬の時期に味わう季節ものであるという意識がすっかり頭から抜けており、提供時期の事前確認を怠ってしまった自分の完全なリサーチ不足でした。注文できる時期が限られているとは考えておらず、出だしから思わぬ展開に。
気を取り直して、今回は「焼きチーズカレー」をいただくことにしました。
運ばれてきた焼きチーズカレーは、こんがりと香ばしい焼き目が食欲をそそります。四角い器にたっぷり入っていて、見た目以上にボリューム満点!コクのあるカレーにとろけるチーズが絶妙に絡み合い、とても美味しくいただきました。
とはいえ、一番のお目当てだった深谷ねぎが食べられなかった名残惜しさもあり、少し複雑な気持ちでお店を後にすることに。深谷ねぎの旬である11月以降にぜひリベンジを果たしたいと思います!
3. 高崎駅で上越線へ乗り換え&駅ナカで小休止
カフェ花見を後にして再び深谷駅へと戻り、さらに北上して群馬県のターミナル「高崎駅」へと向かいます。
高崎駅に到着したものの、次の上越線への乗り換えまでは1時間弱の待ち時間がありました。先ほどの焼きチーズカレーでお腹は十分満たされていたため、駅ナカにあるプロントに入り、アイスコーヒーを飲みながらパソコンを開いて作業&時間潰し。
電車の待ち時間にこうしてサクッとカフェで作業できるのも、駅ナカ施設が充実した鉄道旅のありがたいところです。
発車時刻が近づき上越線のホームへと降りると、懐かしいオレンジと緑の湘南色をまとった211系電車が停車していました。
4. JR上越線で「八木原駅」へ!のどかな田園と特急列車の出会い
高崎駅から上越線に乗車しておよそ15分。今回の日帰り温泉の最寄り駅である「八木原(やぎはら)駅」に到着しました。
周囲に豊かな山並みが広がるのどかな駅です。てっきり無人駅かと思いきや、日中は駅員さんが常駐されていました。
木造瓦屋根の駅舎と駅前に佇む南国風の植栽が、どこか昭和レトロな雰囲気を醸し出しています。
八木原駅からは、目指す温泉施設まで徒歩約15分の道のり。周囲はのどかな田んぼが広がっており、遮るものがないため遠くからでも目的地の特徴的な建物がはっきりと見えていました。
線路沿いの歩道をのんびり歩いていると、ちょうど背後から特急「草津・四万」(E257系)が軽快なモーター音とともに通過していきました。鉄道旅ならではの嬉しいシャッターチャンスです。
5. 宇宙船のような円盤展望温泉!「花湯スカイテルメリゾート」で最高の癒やし
のどかな道を歩くこと約15分、ついに目的地の温泉施設「花湯スカイテルメリゾート」に到着しました!
駐車場に入って見上げると、まるで映画に出てくる巨大な宇宙船やUFOのような圧倒的なビジュアル!地上約15mの高さにせり出すように円形の展望浴場が鎮座しています。
お隣にはホテル花湯の森が併設されていますが、ちょうど訪れた時間帯がホテルのチェックイン前だったためか、館内は比較的空いていて快適そのもの。ガラガラというわけではなく、広々とした施設に対して程よいゆとりがあり、とても落ち着いた環境でした。
男湯「はるなの湯」の露天風呂からは、遮るもののない広大な関東平野と上州の山並みが一望でき、吹き抜ける爽やかな風を感じながらの湯浴みはまさに至福のひととき。
生源泉かけ流しの贅沢な天然温泉に加え、本格的なサウナもしっかり完備されています。これだけの充実度でありながら、土日のウィークエンドでも入館料は850円と非常にリーズナブル!
ホテルの宿泊者は無料で利用できるそうですが、今回は宿泊費を抑えて日帰り利用を選択しました。この満足度の高さなら日帰り入浴だけでも十分に訪れる価値があります。
6. 夕方に八木原駅へ戻り、一駅北の「渋川駅」へ
温泉とサウナで心身ともにリフレッシュした後は、電車の時間に合わせて八木原駅へと戻ります。
八木原駅から上越線に乗って一駅北上、わずか5分ほどで本日の宿泊地である「渋川駅」に到着しました。
渋川駅にはかなり昔に訪れた記憶がありましたが、改札を出て駅前ロータリーの変貌ぶりにびっくり!
広々とした石畳風の歩道やガラス庇のバス乗り場など、美しくモダンに再整備されており、以前の記憶とは全く異なる洗練された街の玄関口となっていました。
7. 渋川の名店「たか幸食堂」で大満足の焼肉定食
渋川駅到着後、夕食に向かったのは地元の名店「たか幸食堂」さんです。
お店はアットホームな広さで、時間帯によっては待ち時間が発生することもある人気店ですが、この日は運よく待たずにすぐに席へ案内してもらえました。
注文したのは「焼肉定食(1,030円)」。
運ばれてきたお皿を見て、お肉のボリュームの多さに大感激!香ばしく炒められた豚肉と玉ねぎが山盛りに盛られており、添えられたからしを少しつけて頬張ると、甘辛い特製ダレとお肉の旨味が口いっぱいに広がります。
ご飯、お味噌汁、お漬物もついて1,030円はコストパフォーマンス抜群。周りのお客さんが頼んでいた他のメニューもどれも美味しそうで、地元で絶大な人気を誇る理由が深く頷けました。
8. 秘密基地感がたまらない!「HOTEL R9 The Yard 渋川」滞在記
大満足の夕食を終えた後は、たか幸食堂のすぐ隣にあるドラッグストアで夜の飲み物などを調達。そこから歩いて5分前後の場所にある本日の宿「HOTEL R9 The Yard 渋川」へチェックインしました。
このホテルは建築用コンテナを1棟1室として活用した斬新スタイルのコンテナホテル。以前、宮古島でコンテナホテルに宿泊したことがあり、そのときの滞在を思い出して今回の宿泊先に選びました。
自分の部屋の扉を開けると、そこには機能的で落ち着いたプライベート空間が広がっています。
客室内には、しっかり作業ができる幅広のデスクとオフィスチェア、大型液晶テレビ、冷凍冷蔵庫、電子レンジ、加湿空気清浄機が標準装備。部屋にいながら食事を温めたり、快適にパソコン作業をしたりできる設備が完璧に揃っています。
ベッドは高品質なシモンズ製で、程よい硬さがありぐっすりと眠ることができます。
ユニットバスもピカピカに清掃されており、シャワーの水圧も驚くほど強くて爽快でした。
さらに嬉しかったのがインターネット環境の快適さ。Wi-Fiの速度を計測してみたところ、下り141Mbps・上り112Mbpsという驚異的な数値を記録!大容量のデータ通信や動画視聴、オンライン作業もまったくストレスがありませんでした。
宿泊前にネットの口コミで「線路が近いため電車の騒音が気になる」という意見を見かけて少し気にしていましたが、実際に泊まってみると電車の通過本数自体が少ないため、夜間に睡眠を妨げられるような音ではありませんでした。
周囲に気兼ねすることのない独立コンテナの空間で、夜遅くまでパソコン作業に没頭しながら、自宅のようにリラックスしたひとときを満喫しました。
9. まとめ&旅の臨場感はぜひYouTube動画で!
今回は高崎線と上越線を乗り継ぎ、深谷の途中下車から八木原の絶景展望温泉、渋川の絶品定食、そしてコンテナホテルでの滞在まで、充実した鉄道沿線旅となりました。
都心から電車1本で気軽にアクセスでき、美しい駅舎、絶景温泉、地元グルメ、快適なホテルステイと見どころ満載のおすすめルートです。週末のリフレッシュや一人旅の計画にぜひ参考にしてみてください!
【YouTube動画のご案内】
今回の高崎線・上越線沿線旅の模様は、YouTubeでも動画として公開しています!
電車の車窓からの景色や温泉の雄大な眺望、たか幸食堂での熱々の食事シーン、HOTEL R9の客室ツアーなど、写真や文章だけでは伝えきれないリアルな臨場感をたっぷり詰め込んでいます。
ぜひ動画もあわせてチェックして、旅の雰囲気を丸ごと体感してみてください!






















