北海道のJR滝川駅に到着した続きです。
この後は根室本線で富良野に向かう事にしました。
滝川駅は根室本線の起点となる駅ですが、この駅から「根室本線」と言われても根室が遠すぎるので全然ピンと来ないですね。以前はこの路線を経由して釧路や根室まで通っていた訳であり、縦断して乗車して見たかったと言う気がします。今は富良野から先は一部バス代行ですし、そもそも今回は富良野までですが、、。
車両はキハ40でこの車両もどんどん無くなっているのでこの後いつ乗車出来るのか、或いは乗車する機会の前に無くなってしまうのかは分かりませんが、色々と撮影しておきました。
一両編成で並んでいる人が数人いたので先に座席を確保してから外に出てゆっくり撮影しました。ゆっくりとは言っても出発時間の少し前に入線して来たのでそれ程の余裕は有りませんでしたが。
定刻通りに滝川駅を発車します。
車内はこんな感じでした。18切符シーズンならもっと混んでいるのでしょうかね。その目的の人ばかりだとずっと立ちっぱなしになるので辛い事が予想されます。そう言う意味では18切符ではない時期で良かったかも知れません。景色を撮影している人もいたのでローカル線を楽しみにしている人も数名いました。
滝川駅を少し離れると北海道の大自然の景色を見ながらのローカル線旅です。このような所をメンテナンスしながら雪をどけて列車を動かしてくれる訳なので本当に自然相手にJR北海道の皆さんは大変だなと思います。木も恐らくかなりの高さまで雪で覆われてそうですし、川も凍っている所がありました。見るからに厳しい自然です。
昔の根室本線の名残だと思うのですが、赤平駅は3番ホームがありますが今は使われておらず、雪捨て場になってました。乗り降りが一日何人いるのかは分かりませんが、無人駅で少ないと予想される駅でもこのように整備してます。本当に頭が下がりますね。
途中では後ろに行って運転席近辺の様子も撮影しておきました。先程も言いましたがいつ次にキハ40に巡り会えるか分からないですからね。
途中の茂尻駅で反対列車と行き違いです。この区間はキハ40で運行されているようです。
奥に除雪する列車がありますがその周りは雪で覆われてますね。もうどうなっているのか良く分からないくらい雪があります。
こちらの駅もですが、無人駅ばかりなのになぜか有人駅の滝川駅より屋根の下が綺麗に除雪されてました。滝川駅は全部雪でホームが覆われてましたしね。駅の大きさやホームの数は違いますが、、。
今は基本一両編成なので列車が止まらない部分のホームは雪が残ったままになってます。雪がない原型の状態はどんな感じなのか気になりました。
相変わらずの雪景色を見ながら富良野を目指します。当然のように駅の間隔も長いですがこのような景色が続くと駅を作っても意味がないので仕方ないですね。駅がある場所でさえ家がポツポツと言う所も多かったです。
富良野駅の手前、野花南駅です。北海道はふりがなを見ないと読めない駅が恥ずかしながら多いです、、。
この駅は下り上りのホームがずれた位置にあってここでも反対側の列車と行き違いがありました。2回も見れるとは思わなかったです。
野花南駅から富良野駅に行く間にかなりエゾシカを見ました。この辺りは人が住むエリアではなく動物が住むエリアなんですね。慌ててカメラを回しましたがこれ以外にも結構この辺りで見ました。
途中からポツリポツリと家が見え始めて来ました。
そして富良野駅に近くなるにつれて街並みが見えて来ました。ここに来るまで殆ど家のないところばかりでしたのでやけに街が大きく都会的にも見えました。
と言う事で富良野駅に定刻で到着です。富良野駅でもキハ40の勇姿を撮影しました。
時刻表を見ると旭川方面はそこそこありますが、根室本線は数える程ですね、、。
富良野に来たのは今回初めてです。遠路はるばる自分も来たな、、、と感慨深いものが少しありましたね。
上からホームを見ていると旭川駅からの列車がちょうど到着し、思ったより多くのお客さんが降りて来ました。
富良野駅は有人駅でした。本来なら多くの外国人含む観光客がいたのだと思いますが、ヒッソリとしてました。改札に出て次の列車を待ちますが、それまで少し時間がありますので駅周辺を少し歩き回って見たのですがその様子は次回で。
一連の様子は動画にもしてますので合わせてローカル線旅をご覧下さい。