博多駅周辺で色々と食事して過ごした続きです。
博多駅からJRを利用し北上します。博多駅から出発した直後は、バスの街らしく多くのバスが停まっているのを見ました。博多は本当にバスが多いですね。ここから暫くはJRで目的地へ移動です。
そして数駅行って香椎駅で下車し香椎線に乗り換えます。この路線を利用するのは初めてです。
終点の西戸崎駅へ向かいます。
この電車は充電した電池を利用した列車で、香椎駅は電化されていてその間に充電をしている所です。香椎線は非電化区間ですがその区間を充電した電池で走ると言う感じのようです。以前に秋田県のJR男鹿線を利用した事がありましたが、雰囲気は同じような感じです。ローカル線でも技術革新が各所で進んでます。昔のディーゼル車に乗車出来ないのは仕方ないような寂しいような、、。
香椎線は香椎駅から暫くは住宅街の合間を通りますが後半は玄界灘沿いを走行します。走行中は充電池で走行するので電車では無いですが電車のような静寂性と加速感です。当たり前と言えばそれまでですが加速する際のエンジン音が上がると言うような事は皆無です。快適な列車旅でしたね。
そして終点の西戸崎駅に到着です。来た列車が折り返すだけのシンプルな駅でした。パンタグラフが上がってなく架線も無いのでこの駅では充電しないようです。香椎駅から距離が長いと言う訳では無いので充電した残りの電池で香椎駅まで行くと言う事になります。JRとしても設備を増やすのはコストが掛かるので色々と見えにくい所で様々な工夫の跡が見られます。
西戸崎駅の駅舎です。当然のように無人駅です。券売機が一台あるだけのシンプルな駅舎内です。JRも無人駅化がどんどん進んでいるなと改めて印象付けられますし、もっともっとその流れは加速するのかと思います。
西戸崎駅に来たのはこちらの市営渡船を利用して見ようと思った為です。博多・西戸崎・志賀島の航路で市営渡船が運行されてます。本当は末端の志賀島から乗車したい気持ちも有りまして駅前に停まっていたバスを利用して行く事も考えましたがこの後のアクティビティを考えてシンプルに西戸崎から乗船する事にします。
西戸崎駅から数分歩いて乗り場に到着です。夕方の時間だったせいか人も少なくヒッソリとしてました。
博多までの運賃は450円で電子マネーも利用する事が出来ました。
待合室はこのような感じで数人先客がいらっしゃいました。
待合室から外に出て見ました。遠くに博多の街並みを見る事が出来ました。天気も良く穏やかな玄界灘です。
時間になると志賀島からの船が到着しました。乗船前に中を見ると思ったより志賀島からのお客さんがいらっしゃいました。西戸崎からは数人の乗船でしたのでそれ程お客さんは居ないのかなと予想してましたが違ってました。加えて思ったのは予想より大きい船でした。もう少しコンパクトな船を想像してました。
西戸崎を出発して博多へ向きを変えて出港です。短いですが船旅を楽しむべく室内の座席には座らず、デッキに出て景色を見ながら過ごす事にしました。
時刻表を見ると15分と言う事でしたが景色を見ながらだともっと短くすら感じました。通勤や通学でも快適に利用出来そうな距離感でもし私が博多で仕事ならこのような船での通勤も面白そうだなと思いましたが、実際に普通に通勤・通学利用でどの程度使われているのか気になりました。久しぶりの船旅は短い時間でしたがやはり船旅はとても気分転換になりますね。
下船してから気が付きましたが博多ポートタワーの近くに到着しました。下船している人の数を見るとかなり多くのお客さんが志賀島から乗船して来たんだなと少し驚きました。
博多ポートタワーは来た事が無かったので丁度良いタイミングだなと思いまして上まで行って景色を見て見る事にしました。入場料は無料と言う事ですのでここまで来て行かない手は無いですね。
と言う事で実際に上まで行って南側の景色を見たのが上の写真です。九州の最大都市だけあって流石に見応えがありますね。ソフトバンクの球場も見えました。
先程到着した船着場を上から見た写真です。先程利用した船が丁度出ていく所でした。その他にも動画には入れてますが先程までいた西戸崎方面を見る事も出来ましたし博多駅と思われる建物も見る事が出来てどの角度でも良い感じで景色を堪能致しました。これが無料で入れるのはサービス良過ぎですね。
博多ポートタワーの見学後はバスで博多駅まで戻りました。博多駅を起点にしてJRと船で周遊した感じの工程でしたが変わった列車に乗車する事が出来、景色の良い船旅を気軽に楽しむ事が出来て良い工程でした。
と言う事で一連の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。