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(乗車記)JR八高線・非電化区間 高麗川駅→高崎駅

2022年の夏は青春18きっぷで久しぶりに八高線(非電化区間)を利用して見ましたのでブログしようと思います。

JR八高線は東京の西部・八王子と群馬県の高崎とを結ぶ路線です。かなり以前は全区間非電化でしたが今は八王子と高麗川までは電化されてそこから川越線に乗り入れて直通運転する形になってます。その一方で高麗川から以北の高崎までは非電化区間のままですが、今回の乗車記はその区間となります。

と言う事でまずは拝島駅、東飯能駅等の電化区間を北上して高麗川駅を目指します。電化区間も単線ではありますがロングシートの電車で「旅」をしている感じは皆無です。この日は午後から天気が回復と言う予報でしたが朝のうちはどんよりとした天気でした。

高麗川駅に到着です。乗車してきた電車は川越行きでこのまま川越線に直通運転されます。奥の電車は八王子行きで同じく川越から来た電車です。そして中央にある列車が高崎へ向かう八高線(非電化区間)となります。つまり八高線は高麗川で電化・非電化が分かれているので八高線を乗り通すとなると高麗川駅で乗り換える必要が今はあります。

乗車する列車は9時20分発の高崎行きです。事前に調べていると2両編成と言う事でしたので少し早めに高麗川駅に到着するようにして良い座席を確保出来ればなと思ってました。この後の電車でもギリギリ乗り換え出来るのですが良い座席が確保出来るとは思えないですし、そのまま1時間30分以上もの乗車だと厳しいので余裕を持って来ました。

八高線の列車に乗る前に少しだけ駅の外に出て見ました。駅舎はコンパクトな駅で川越線との分岐する駅なのでもう少し大きいのかと思ってたのですが意外な感じでした。

そしてもっと意外なのは駅前ロータリーです。高麗川駅はそこそこ名前を知っていたのである程度駅前にお店が有るのかと思ってたのですが、見える範囲でコンビニすら無かったです。地方だと駅の周りから街が必ずしも形成される訳ではなく、車社会なので幹線道路沿いに店が集まって人も集まると言う事は良くありますが、この辺りでもそんな感じの雰囲気です。コンビニぐらいは有ると思ってたんですけどね、、。

改札はこのような感じで簡易的なものですが駅員さんはいらっしゃいました。

階段から撮影した駅の様子です。こう見ると高麗川駅周辺は家が多く有るんですね。ここから東京へ通勤となると結構な時間が掛かりそうですが、通勤圏内なのかな?!

2両編成の車内はこのような感じです。早めに始発の高麗川駅に来たので座席も選びたい放題でした。出発間際になると有る程度の座席は埋まったので早めに来て良かったと思いました。これから約1時間30分以上は乗り続けるので座席確保は重要です。

そして時間になり高崎へ向けて出発です。右に行く線路は川越線で川越へ向かう路線です。今は川越と八王子間が電化で直通運転と言う感じとなります。

最初の毛呂駅で行き違いの列車とすれ違いました。もう少し先の駅でと思ってたので意外です。高麗川駅へ向かう反対側の列車には多くのお客さんがいましたが立っている人はいませんでした。

次の越生駅に到着する前に線路が合流して来ました。東武の越生線でこの越生駅で終点のようです。この辺りの東武線は全く利用した事が無いのですが、東武は群馬県、栃木県、そして埼玉県と色々な方向へ足を伸ばしていて守備範囲が広いですね。

八高線は家がない山間を走行すると言う感じではなく、常に家は多かれ少なかれあるような感じで凄くローカルな所を走行すると言う感じでもありません。

主要駅の一つ、小川町駅に到着した時には雨が強くなってました。この駅も東武線が乗り入れてまして東武線は池袋からここまでよく足を伸ばしているなと言う印象です。

小川町を過ぎて暫くすると少し高台からの景色の良い所を走行してました。ここでも全く家がないと言う感じでもなく意外と八高線の沿線は人が住んでいるなという印象です。

これまた主要駅の寄居駅に到着です。小川町から寄居まではイメージは八高線と並行している感じでしょうか。この駅にも東武が乗り入れていて凄いなと言う感じです。加えて秩父鉄道も乗り入れていて埼玉県西部の交通の要衝と言える駅です。

寄居駅を出発して暫くは秩父鉄道の線路と並行して走行します。秩父鉄道は右に折れて熊谷駅まで続きます。秩父鉄道はお花畑駅と長瀞駅の間しか利用した事が無いので他の区間も利用して見たいですね。

寄居駅から数駅進み児玉駅で反対側の列車と行き違いです。この辺りでは雨がすっかり止んでました。

この駅で少し停車と言う事なのでホームや駅を見てみる事にしました。ずっと座ってたのでお尻も背中も痛かったので少し体も伸ばせて良いタイミングです。

駅舎はこのような感じです。

駅前はこのような感じでやはりここでもコンビニは勿論ですがお店らしいお店が無いですね、、。地方だと車社会なので駅を中心とした街作りでは無くこのような状況になるのも必然なのでしょうかね、、。

駅は無人駅でした。券売機も無い状態でしてJRの最近の無人駅化は凄い勢いで進んでいる印象です。

その後は閑散とした山間のエリアを走行します。言うまでも無いですが駅と駅との間は結構あります。そして神流川を過ぎるといよいよ群馬県に突入です。

上越新幹線の線路も見えまして交差しました。うまい具合に走って来ないかなと思いましたがそんな上手くは中々いかないですねw。

JR高崎線の線路が見えてもう少しで合流と言う所にあるのが北藤岡駅です。片面のホームで反対側にホームがあるので見えてませんが、随分と中途半端な位置に駅が有るんだなと思いました。

北藤岡駅を出発して直ぐにJR高崎線と合流します。心なしか走行中の揺れが少ないような気がしましたが気のせいかも知れません、、。

そして最後の停車駅・倉賀野駅に到着です。JR高崎線の駅でも有るのでホームが長いのですがその中央付近に2両編成の列車は申し訳無さそうに停車します。

すれ違う列車は長い長い高崎線の電車です。グリーン車だけでも2両ですからね。同じ線路を走行しているのですが全く長さも種別も異なる列車とすれ違うのは違和感しか無いですw。

高崎駅到着間際には車両基地を見ながらゆっくり高崎駅へ向かいます。

約1時間40分前後の八高線の非電化区間の列車旅はこうして無事に終わりました。

八高線で高崎まで来た記憶は残っているのですがいつだったのか覚えてないくらい久しぶりの利用でしたが飽きる事なく、そしてそれ程の時間を感じる事も無く楽しくここまで来れました。お客さんも常時ある程度いましたので利用されている感じもあり良かったです。余り八高線に乗車する機会は無いと思うのですが気になった方は是非利用して見て欲しいですね。

一連の様子は動画にもしてますので見て頂き旅情を感じて頂けたらなと思います。

 

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