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(乗車記)羽越本線 普通電車 秋田駅 → 酒田駅 : 冬の日本海の景色を堪能!

特急つがる2号で青森駅から秋田駅まで来た続きです。この後は引き続き在来線で酒田駅まで羽越本線を利用して南下して行きますがその様子を今回はブログしようと思います。

と言う事で久しぶりに秋田駅に来ました。以前と変わらず駅構内にあるナマハゲがお出迎えです。明るいうちに見るのは「面白いな」で済むかも知れませんが、夜真っ暗な時に見ると怖そうですねw。もっとも真っ暗ならここまで来れないとは思いますがw、、。

特急つがる2号で秋田駅に到着してから30分弱の時間しか無かったので撮影していたら思ったより時間がなく、食事せずこの普通電車に乗り換えとなりました。駅ビル内にある立ち食い蕎麦を最初は食べようかと思ってたのですが、お昼の時間帯で混雑していたのとこの時点では極端にお腹が空いて無かったのでまぁ食べなくても良いかなと言う感じで6番線のホームに来ました。羽越本線も電化されているので2両編成の電車がホームに待ってました。

定刻で酒田へ向けて出発です。車内はロングシートでお客さんも多く乗車していた事もあり暫くは最初だけ少し撮影してから混雑が緩和されるまで少し撮影を控えるようにしました。雰囲気的には酒田まで行くと言うよりは秋田駅から近郊で降りるお客さんがある程度いるだろうなと予想してましたが、実際その予想は合ってました。

雄物川を渡ります。この辺りでは大きい川で川を超えると家が少なくなって行くのかなと思ってましたが暫くは住宅街が続いてました。

雄物川を越えて新屋駅に到着です。この駅でも秋田駅からのお客さんが降りて行きましたが逆に乗車して酒田へ向かうと言うようなお客さんは予想通り居なくて車内が秋田駅から数駅過ぎて空いて来ました。秋田駅から数駅は秋田で仕事や買い物して家まで帰る、ベッドタウン的な駅なのかも知れません。家が多かったですしね。

家が少しずつですが少なくなって来たのに合わせて?!日本海が見えるようになって来ました。海近くに差し掛かって来たようです。

そして下浜駅に到着です。ホームから建物の間に日本海が見えてまして少し歩けば海と言う位置にある駅です。

更に進むと家が無くなり海により近い所を走行するようになりました。この時は1月で冬の日本海の景色なのですが予想以上に雪が少なく意外な感じで電車から景色を見てました。勿論外に出ると寒いのでしょうけどイメージは雪がかなり積もっていると言うような事を想定していたので意外です。

そして道川駅に到着です。この駅からは日本海が見えませんでしたが日本海から程近い場所に駅はあります。どの駅もそうですが昔の名残なのかホームがとても長かったです。普通電車しか止まらないような駅でもホームが長いので昔は利用者がもっと多く、今のような2両編成では無かったのかも知れません。

次の岩城みなと駅は片面のシンプルなホームでした。道川駅のように追い越しや行き違いが出来る駅があったと思うと次は片面のシンプルな駅があったりで土地の関係なのか色々なタイプの駅が続いてます。今は本数が少なくなっていると思いますが、昔はどこで電車を行き違いさせるのかとかかなり工夫が必要だったのではと思いました。

車内はこの時点では結構空いてまして、2両編成の後ろ車両に今回も陣取りました。最後まで乗車するので無人駅では先頭車両の直ぐ後ろの扉から出入りが必要ですが、そのような必要はなく人の入れ替わりも1号車と比べて少ないのでそうしてます。酒田駅までの乗車は殆ど居ないと予想してましたが案外多くのお客さんが終点まで乗車するのかもなとこの時点では思って見てました。

そして暫くは日本海の景色を間近で見てました。並行して国道が走っているようですがここでは電車の方が海近くに来てました。

途中で電車が止まり何か入れ違いの車両が来るのかなと思ってたら何もアナウンス等は無く暫くしたら再び走り出して単線区間になりました。駅の間で2車線になっているのは行き違いをさせる為だと思いますが、土地を有効利用して駅で入れ違いが出来ない所では駅間でと言う感じで工夫の跡が見られます。今となっては運行する車両も昔と比べて少なくはなって来ていると思いますが、、。

そして単線区間を走行しながら日本海と離れて行くと今度は東北らしい雪で覆われた田畑を見ながらの電車旅となります。どんよりとした雲が冬の時期らしくて雰囲気が有るなと思いながら景色を見てました。恐らくあの山の向こうが日本海だと思われます。

羽後亀田駅、折渡駅と続いて進みます。この辺りは駅の周りにも家が少なそうでローカルな雰囲気が漂うエリアですがこの辺りではお客さんの動きは殆ど有りませんでした。

内陸部を引き続き走行します。電車で線路状態も良いのか速度も出てました。羽越本線は日本海に近い所を走行していたり、逆に日本海とかなり離れた内陸部を走行していたりとかなり見る景色がバラエティに富んでいます。

この駅は羽後岩谷駅ですが下り列車と行き違いしました。

引き続き内陸部を走行していると少しずつ家が見えて来たなと思ったら多くなって来ました。

羽後本庄駅に到着です。このエリアでは大きな町のようです。久しぶりに電車から降りるお客さんを見た気がしました。

羽後本庄駅を出発すると少しだけ日本海を見ながら進み暫くするとまた内陸側を走行します。結構海に近くなったり遠くなったりとこの辺りは直線的では無いのかも知れません。

西目駅を経て仁賀保駅に到着です。建物があって日本海は見えませんが日本海から比較的近い所にこの駅はあります。

いつの間にか複線になっていて下り列車とすれ違いました。

金浦駅に到着です。仁賀保駅からこの辺りは家がコンスタントに見えてました。因みに無人駅が殆どだろうと思ってましたが意外と有人駅もあった印象です。有人駅でも委託している場合が多いと思いますがそれでもそれだけの需要はあると思うので国道が並行して走っているのは気になりますが電車利用の需要が引き続き有ると良いなと思いながら景色を見てました。

続いて象潟駅です。待避線を持つ駅で特急も停車するような駅のようです。前後で家も多くあったので需要はありそうですが委託していて駅員さんは居ない様子でした。JRも民間会社なのでコスト削減をしないとただでさえ国道での車利用者を相手にしているので大変だと思います。ある意味国がどんどん道の整備を進めてJRの首を絞めている部分も有るのではと思ってしまいます。

車内が空いてたので座り続ける事を回避する意味合いもあり後ろからの景色を見てましたがいつの間にか単線区間となってました。羽越本線は単線と複線が入り混じっているようです。上浜駅に到着した時には天気も良くなって来ました。先程までのどんよりとした雲が無くなってます。

上浜駅を過ぎて暫くすると単線になりました。普通は駅を出て直ぐに単線になりますが、羽越本線の場合には駅を出て暫くは複線でそのまま一定区間進んでから単線になります。貨物列車とかの長い車両でもすれ違い出来るようにする為なのかなと思いましたがあっているのかな、、。

再び日本海を見ながらの電車旅となりました。もう日本海を見ないのかなと思ってたので意外です。ここでも羽越本線がクネクネとして海に近くなったりそうでは無くなったりとなっているようです。

続いての停車駅は小砂川駅です。この辺りも日本海に近いエリアです。

小砂川駅を過ぎてからが一番のハイライトと言う感じです。日本海に近い所をかなりの間走行します。手前に見えているのは国道7号で時期を選べばドライブしても気持ち良さそうな区間だと思います。少し高い所から景色が見れたなと思ったら少しずつ下って標高的に低い所から日本海を見る事が出来たりと言う事で色々な意味で様々な景色を見ることが出来ます。この辺りは目が離せない区間であること間違い無しですね。

そして日本海の景色を見続けていると吹浦駅に到着です。

吹浦駅を出て今度は左側を見ると鳥海山と思われる山を見ることが出来ます。山頂は雲が掛かってハッキリと見えませんでしたが前に田畑で遮るものが無いので壮大な景色が見れました。

その辺りではいつの間にか再び複線で、そして北海道の線路のように直線の区間が続いてました。これだけ長い区間の直線と言うのはハッキリ言えませんが無かったのではと思います。結構左に右に、日本海が見えたり見えなかったりしていたのでずっと直線区間と言うのは案外少なかったのではと思われます。

遊佐駅では貨物列車との行き違いがありました。この駅に到着するまでは複線でしたので貨物列車を待っていたと言う事はこの先でまた単線になっていると思われます。こうも単線、複線が入り混じっているのは余り記憶に無いのですが他の路線でもあるのかな、、。

そして遊佐駅を出発して暫くすると予想通り単線になりました。運行本数が少なくなった今なら良いのかも知れませんが本数が多かったり特急が頻繁に来ていた時にはやりくりに大変だったのではと思いました。

そのまま単線のまま進み片面ホームの南鳥海駅に到着です。この駅から酒田市でしていよいよこの電車旅も最終盤って言う感じです。

最後の停車駅は本楯駅です。この辺りになると日本海からかなり離れてました。この次が酒田駅ですが駅周辺は閑散としてました。

そして酒田駅に近くなって来ると徐々に家が増えて来ました。流石に日本海側では大きな町だなと景色見ながら思いました。そのままゆっくり名残惜しむかのようにホームに入線して到着しました。

結果的には私と同じように何人かのお客さんは始発の秋田駅から酒田駅までずっと乗り通す方が居ました。意外な感じですが同区間のバスが無いのかも知れません。

今回の電車旅ですがロングシートで2時間近くの旅でしたのでどうなるかと思ってましたが思ったより飽きずに過ごす事が出来ました。途中からは車内も空いてたので腰やお尻が痛くなったら最後部から景色を見たりして体を動かすようにもしてましたし、何より日本海の景色を途中途中で見る事が出来たのも良かったと思います。ずっと海やずっと山や田畑の景色では単調な感じですが海側に行ったり内陸に行ったりと言う事で交互に見れたのが私的には良かったのかなと。勿論ロングシートなので体を半身にしないと窓からの景色が見れないのは辛いですが体を休めて景色の良いところだけ頑張れば何とかなります。

酒田駅は2回目で前回は約三ヶ月前の訪問でして立て続けに酒田駅に来る事になりました。こんな短いスパンで来る事になるとは初回に来た時には想像してませんでしたがとても良い雰囲気の駅なので来れるなら何度でも来て見たいものです。

改札を出て駅横にお土産屋さんが有るので小腹を満たす為にお菓子を買って待合室で食べて休んでました。

と言う事で今回はここまででこの後の様子は次回にさせて頂こうと思います。

ここまでの様子は動画にもしてますので合わせて旅行した気分になって電車からの景色をご覧下さい。

 

 

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