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(滞在記・北海道滝川市)大雪の中をさまようように歩き続けて「ホテルスエヒロ」さんで宿泊しました!

根室本線の東鹿越駅からキハ40系に乗車し、赤平駅で大雪の為に大幅な遅延にあい漸く滝川駅に到着した続きです。この日は滝川駅での宿泊でしたがその様子を今回綴って行こうと思います。

と言う事で滝川駅までキハ40系で何とか来ました。JR北海道の社員さんには何とかここまで来れるようにしてくれて本当に有り難かったです。ずっと車内でしたが車外に出たので寒さが身に沁みました。こんな寒い中で色々と除雪作業をされていたんだなと。

改札を抜けるとみどりの窓口がまだ営業してました。事前にえきねっとで翌日の夕方の特急列車指定席を確保してたのですが、赤平駅で除雪作業を待っている間にJR北海道のHPを見ると翌日は11時から旭川・札幌間の特急を走らせる予定と言う情報を得ていたのでそれについて確認して見ました。お客さんもいなかったのもあります。

JR北海道の回答だとえきねっとで割引で指定席を確保した場合だと他の特急列車自由席でも乗車は出来ないと言われました。11時からもし旭川・札幌間の特急が走るとなれば繰り上げて札幌まで行ければと思ってましたがダメでした。次に振替がダメなら持っているチケットの払い戻しについて聞いて見ました。すると11時までの出発列車なら手数料無料で払い戻せるが私は夕方の列車でまだ運航状況が(建前的に)行われると言う事になるので11時までの運行がされないと言う決定がされている段階では違約金を差し引いての払い戻しになると言う事です。ルール的には仕方ないですね、、。とても夕方の列車が動くとは思えないので一旦払い戻しの処理を行いました。損はしましたがこの状況ならまずは明日滝川から札幌へ何とかして行くことを優先して考える必要があり、それはホテルにチェックインしてJR北海道のHPで情報を見てから考えようと言う見積もりです。

払い戻しが終わりホテルへ向かう為に駅前のロータリーに出ると雪が凄くて北海道の過酷さをここでも経験する事となりました。

ロータリーは何となく歩けるようになっていてタクシーが一台止まってましたが歩いてホテルまで何とか行けるかなと甘い考えを持ってしまいましたがこれが甘かったとこの後に認識する事になります。ロータリーの出口付近から駅舎を見ても駅かどうかも良く分からない状態に雪でなっていて、この状況なら列車の遅れは勿論ですが立ち往生しても仕方ないだろうなと言う感じです。

駅から少し離れると雪で見えないのですが歩道と思われる場所は雪深くて参りましたw。勿論普通の靴で来ているので雪が靴の中に入りまくっている状況でしたがそんなのを気にしていたら進まないのでとにかくGoogle Map先生を頼りに予約しているホテルまで歩いて向かいます。歩いている人は皆無なので歩道が雪で歩きにくいので途中では車に気をつけながら車道の横を歩くようにしてました。車道は車で雪が積もってないので滑らないようにさえ注意すればまだ歩道側よりは歩き易いです。歩道での雪の積もる量は例え長靴を履いていても雪が長靴に入って来そうなくらい積もってました。最初からこのような歩道の状況を私が想定していれば迷わずタクシーを使ったと思うのですが、ロータリーでなまじ歩き易くなってたのでそれを少し信用してしまい、タクシー代をケチってしまいました、、。

もう一つ歩いて何とか行こうと思ったのは途中に寄り道をしてコンビニに行こうと思った為です。タクシーで行っても待ってくれるとは思いますが値段が、、。

この日はお昼過ぎに新得駅で蕎麦を食べた後は何も食べておらずお腹が凄く空いてました。予定では夕方の5時過ぎに滝川駅に到着してブックマークしていたお店で夕食してからホテルにチェックインと言う感じでしたが、夜の遅い時間に滝川駅到着となってしまい予定していたお店も閉まってますし、この辺りは駅の待合室でチェーン店で何か食事出来そうなお店も探したのですが見つからずでした。滝川駅と予約したホテルまでは普通に歩いて10分のようなので雪の中だと真っ直ぐ歩いても15分かそれ以上掛かると思われます。寒かったので最短でホテルへ行きたかったのですが、少し遠回りしてコンビニで飲料水と軽くお腹が満たせる程度の食事を購入する為にコンビニに寄ったのでした。

コンビニでお買い物すると片手にスマホでGoogle Map見て片手にお買い物した物を持ってと言う事で傘が持てなくなりました。ニット帽を被ってたので折り畳み傘はしまってホテルへ歩き続けます。余り考える余裕が無く実際にどこをどう歩いているのか全く途中からは分からなくなり、Google Map先生をひたすら信じて滑らないように足元も注意しつつ歩き続けます。

そして暗くて全体像が見えにくかったのですが予約したホテルへ何とか到着です。気力・体力も限界に来てました。寒かったし、お腹空いてたし、疲れてたし、、で殆ど思考回路も働いて無かった状態でした。

温かいロビーに入ってホッとしました。予約してホテルは「ホテルスエヒロ」さんです。滝川駅周辺でそもそもホテルが少なく駅から歩くのですが評判が良さそうなホテルだったのでこちらを予約しました。サクッとチェックインを済ませて部屋に向かいます。

部屋は予想以上に広くて快適でした。そして明るいのが嬉しかったです。最近はなぜか部屋の明るさが暗めのホテルがあり過ごしにくさを感じる事があるのですがそんな事は皆無の明るさです。

机もパソコンを置いて作業するのに申し分ない広さですし、椅子も背もたれがあって良いですね。最近椅子も背もたれが無かったり低かったりするのが多い中で基本的な点を押さえていて好感度がアップです。

バス・トイレも古いタイプのホテルだと狭くて使いにくさを感じますがそれよりもゆったりとスペースを取られて出来ておりこちらも好感持てます。シャワーの出も全く気になりませんでした。

新得駅から代行バスに乗車して東鹿越駅からキハ40系で滝川駅まで来る間に色々と経験しました。将来このチケットも買えなくなるので自分の思い出と一緒に持ち帰る事にしました。今も勿論保存して持ってます。

夜の9時を過ぎていて夜に食事は体重が増えるのでしたくは無かったのですがお腹が空き過ぎていたのでコンビニで購入したパンとやきそば弁当を美味しく頂きました。滝川駅で良いお店で食事を本当はしたかったのですが、コンビニでもこの大雪の中にも関わらず変わらず営業してくれるのは有難いと感じました。お金持っていても買えなければお金も意味が無いのでその意味でもこのようなインスタントな食事でもこの状況下で購入する事が出来て食事出来るので身に沁みて美味しく食べました。

お腹を満たした後は気になるのがネットスピードです。速度的には正直「凄い」と言う結果では無かったですが快適にブラウジングする事が出来ました。この日は早朝のフライトで羽田から北海道入りしたので疲れてましたがJR北海道のHPで明日の状況をチェックしました。

元々は翌日に深川駅まで行って留萌線を乗車して午後の特急列車で深川駅から札幌駅まで行って、その後は快速エアポートで空港まで行って羽田まで飛行機と言うつもりでした。しかし翌日の留萌線は当然のように終日運休が決定していて、肝心の旭川・札幌間も11時までは運休と言う状況でした。困ったなと思いながらも疲れていた事もあり翌朝に状況が改善するかも知れないので翌朝に早めに起きてから改めて情報をチェックする事にして就寝しました。

翌朝起きて真っ先に外の状況をチェックするとご覧の通りの状況でこれだけ雪が積もっていると諦めムードが出てしまいましたがそれでもJR北海道のHPをチェックしない事には帰れないので一途の望みをかけてアクセスします。

北海道新幹線以外は遅延や運転見合わせがやはりありましたので具体的にチェックします。

目的の留萌線は利用者も少ないので終日運休は仕方ないとして肝心の札幌・旭川間も11時頃まで見合わせが前日と変わらず示してました。ホテルのチェックアウトが最大で10時です。滝川駅で待っていたとしても旭川駅からの列車がいつ来るのか滝川駅まで行って見ないと分かりそうもありませんし、11時頃からちゃんと運転再開するかどうかも天候次第と言えそうです。昨日乗車した根室本線も終日運休でした。

この大雪の中で滝川駅周辺を観光するような場所も無さそうですし、あったとしても大雪なので行く気にはなれません。もしかしてここで詰んでしまったのかなと悟りました、、。

札幌駅までまともに行けそうも無いのですがこの日に東京へ戻るので札幌から先を調べて見ると本数が減らされているとはいえ快速エアポートは運転しているようです。つまり札幌から先はこの辺りと天候が違うような感じに思いました。

念の為に飛行機もと思いJALのHPを見て見ると予定通りの運行のようでしてこの辺りと札幌&新千歳の天候が違うようです。JALのHPでは新千歳は気温は低いものの晴れマークでして意外な感じです。

滝川でこの大雪の中で観光する事も出来ないし、JRで札幌までいつ辿り着けそうか全く分からないし、ホテルのチェックアウトは10時なので本当に困りました、、。

長くなったのでこの後の様子は次回で。

ここまでの一連の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。

 

 

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