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(旅行記)生駒ケーブルに初めて乗車!厳かな雰囲気を感じながら宝山寺を参拝しました!

近鉄沿線の旅で名古屋駅を起点に観光して奈良県の生駒駅までやって来た続きです。

かなり以前に大阪から奈良まで近鉄線で行った事がありその際に生駒駅は通ってましたが降りたのは初めてで全く予備知識はないエリアです。

生駒駅で降りたのは生駒ケーブルを利用して生駒山上まで行って見ようと思ったからでして生駒駅から案内の通りに歩いて起点の鳥居前駅にやって来ました。生駒ケーブルも近鉄なんですね。

ホームに入ると丁度ケーブルカーが入線するタイミングでして到着後のケーブルカーから大勢の観光客が降りて来ました。終点の生駒山上駅の前に生駒山上遊園地があるのでその帰りだと思います。今から行っても遊園地は閉園ではありますが生駒山上駅からどんな眺めが見れるのかなと思ったのと単純に乗車した事が無いので近鉄線のフリー切符を持っていて追加費用が掛からない事もありケーブルカーに乗車する事にしました。

今から上に行こうとする人は少なく閑散とした車内のまま鳥居前駅を出発です。驚いた事にもう一車線あってこの日はケーブルカーは動いてませんでしたが繁忙期若しくは通勤時等で動くのでしょうか?因みに起点の鳥居前駅は標高154メートルとの事です。

反対のケーブルカーとどのようにすれ違うのかなと思ったら途中で更に分岐してすれ違いました。この部分だけ4車線とは驚きです。こんなケーブルカーは初めて見たかも知れません。これを見ると線路の周りも住宅街が続いてた事もあり、平日の通勤時等で全ての線を使っているのかなと思ったのですが真相はいかに、、。

暫くすると景色が良くなって来ました。一気に上がって行っているのを実感します。ロープウェイ駅と駅の間に住んでいる人は結構大変なのではと感じました。生駒駅まで行く時は下りですが帰りは登る訳であり毎日の行き来をどうされているのか気になりましたね。最初の駅が宝山寺駅ですが帰ってその駅に近い方がケーブルカーで楽に行き来出来そうです。

そしてその宝山寺駅に到着です。ここまでは両側がずっと住宅街でして事前の想定では山を切り開いて木々の中を進むような感じだと思ってましたがイメージとは全然異なってました。しかもケーブルカーの複線とは驚きです。更に予想外だったのは到着して気が付きましたがケーブルカーに乗車していれば生駒山上駅に着く訳では無いんですね。ここで別のケーブルカーに乗り換える必要がありました。

この駅で標高297メートルとの事でして一気に150メートル近く上に来た事になります。遠くに見える生駒の景色もかなり見下ろす感じになっています。

次に乗るケーブルカーへ向かうとこの先から生駒山上駅までが早く終了するようです。

そしてここから乗車するのがこちらのケーブルカーでしてここでようやくイメージ通りの感じになって来ました。他の地域のケーブルカーもこんな感じですよね。最初の鳥居前駅からの様子が他とは違い過ぎてました。

ここから生駒山上駅まではこのケーブルカーで行く事が出来ますがなぜ宝山寺駅で分かれたのかは謎ですが色々と昔からの経緯があるのでしょうね。こちらの宝山寺駅で標高304メートルとの事です。

そして宝山寺駅を出発です。この駅で降りるお客さんがいたので更にここから乗車する人が少なくなりました。

そして梅屋敷駅に到着です。宝山寺駅を出発してからは山を切り開いた木々の間を走行するようになり事前のイメージした感じになって来ました。駅の様子もケーブルカーの駅らしくホームが階段状になっていました。

梅屋敷駅を出発して暫くするとケーブルカーの入れ違いがここでありました。この辺りでは更に勾配が急になって来てました。そして周りの木々が覆われている感じが続いており景色が凄く良いと言う感じでは無さそうでした。その辺りは生駒山上駅に到着してからのお楽しみと言う感じでしょう。

そして霞ヶ丘駅を過ぎました。駅の周りに何があるのか全く予想付きませんがこの駅から降りてどこへ行くのかなと少し気になりました。

気が付くと私のみの乗車となっていました。生駒山上駅に夕方に行っても遊園地が閉園しているので流石に乗車している人はいないのでしょうね。駅近くに住んでいる人も居ないのかな?!

終点に近くなって来ました。かなり登って来たのが分かりますがご覧のように最後まで左右に木々が出ているので見渡せる感じにはなっていませんでした。

そして生駒山上駅に到着です。標高は619メートルとの事で鳥居前駅から450メートル以上登って来た事になります。降りたのは私だけですが折り返しで乗車するお客さんは多くいました。

駅舎はこんな感じで目の前が遊園地なのでそれに合わせた可愛らしい駅舎になっています。かなり登って来たので暑さも和らぐかなと淡い期待をしましたが普通に暑かったです。

そこから振り返ると遊園地の入口でして普通は遊園地で遊ぶ為に来るのだと思うのですが閉店間際でしたので中へは入れません。

想定外だったのは駅近くで下界の景色を見渡せる場所があるのかなと勝手に思ってましたが全くありませんでしたw、、。今回フリー切符で追加費用を払う事なく来たのが不幸中の幸いと言う感じでしょうか。遊園地内にはそのような場所があるのかどうかは定かではありませんが少なくても景色目的で今回の私のように生駒ケーブルカーを利用するのはやめた方が良さそうです。何事も経験ですね、、。

仕方が無いので次のケーブルカーでそそくさと戻りました。駅近くで他にやる事も無さそうでしたしね。

ケーブルカーに乗車中に急遽思いついて途中下車しました。

降りたのは宝山寺駅手前の梅屋敷駅です。この駅から下りながら宝山寺を見学して見ようと思い立ち急遽降りる事にしました。宝山寺駅から宝山寺へ行くと登る形になるので宝山寺へ行くのならここからの方が楽そうです。

梅屋敷駅の周辺には何があるのか駅があるので乗り降りするお客さんを想定しているのでしょうけど駅近くに家々があるようには見えませんでした。宝山寺への案内がありましたのでその通り下りながら進みます。

そして宝山寺の本堂に到着です。予想通り降りながら到着したので楽々ここまで来る事が出来ました。フリー切符を持っていて宝山寺へ行くのならオススメのルートかも知れません。そして宝山寺ですがとても厳かな雰囲気があってパワースポットのように感じました。境内の雰囲気がとても良かったです。見た感じ結構急な山の斜面にあるお寺です。

更に山を登って奥へ進めそうなので行って見る事にしました。夕方で歩いている人も居なくて運が良かったです。それにしても雰囲気があった場所でしたね。

そのまま石段を歩き続けて登り切った先にあるのが奥の院で本堂に到着です。奥の院も敷地が広くて周りに色々と見るところがあったので思うがままに散策し参拝しました。山に近いところで静寂な事もあり良い所でした。ここまで石段を登って来て良かったです。補足すると石段を登っては来ましたが急な感じはなく体力的にもそれ程のキツさは無いのでご興味あれば是非ここまで来て散策して頂きたいですね。

参拝後は来た道を戻ります。石段の横にはお地蔵さんもあるのでゆっくり見ながら行き来するのも良いと思います。

そのまま道なりに進んで宝山寺の見学を終えました。梅屋敷駅から下りながら来たので本来の入口を最後に初めて見ました。とても厳かな気持ちで散策させて頂きました。

そのまま宝山寺駅まで下りながらゆっくり歩きます。宝山寺駅から来たら予想通り登って行く形になるので急遽思い付いて梅屋敷駅から行ったのですがとても楽に歩く事が出来ました。参道の雰囲気も良かったのですが何か食べれそうなお店が無かったのが残念ではありました。夕方で人も居ない時間帯だったので仕方ないのかな、、。

そして宝山寺駅に迷う事なく到着です。案内がポイントポイントであったのでGoogle Mapにお世話になる事なく迷わず来れます。ここから生駒山上駅までの区間は既に営業終了していたのですがここから鳥居前駅までは遅くまであります。同じロープウェイでも二つに分かれている意味が分かるような気がしました。ここから行き来する人が多くいてそれぞれの利用目的が違うのでしょうね。

そして宝山寺駅を出発して下って行きます。

地元客を数名乗せていたロープウェイとすれ違いました。先程までいた生駒山上もいつの間にか遠くに見えるようになっていました。

そしてそのまま鳥居前駅に到着して生駒ロケーブルの往復を終えました。景色は思ったより良い感じでは見えませんでしたがケーブルカーで登って行く途中ではその一端を見る事が出来ました。加えて宝山寺を余り体力を消費する事なく散策する事が出来たのも良かったです。東京に住んでいると中々ここまで来る事が出来ないので貴重な経験にもなったかなと思います。思ったように行く事も行かない事もありそれも旅の醍醐味でもあるのかなと思いましたね。

ここまでの様子は動画にもしてますので是非ご覧下さい。

 

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