奈良県の吉野山観光をした続きです。
吉野神宮への参拝を終えて吉野神宮駅から名古屋へ向かいます。近鉄はとても広い範囲で電車を運行しているのでこの時は午後の1時過ぎでしたがどれくらいの時間が乗り継いで掛かることやら、、、って言う感じです。予定ではこの駅前で何か食事してから電車に乗ろうと思ってましたが予想外にお店がなくどこでどう食事しようかなと言うのも頭にありました。まずはこの駅から橿原神宮前駅まで乗車します。
次に橿原神宮前駅で西大寺駅行きの電車へ乗り換え大和八木駅へ向かいます。暫くは奈良県内の移動が続きます。この電車はこの駅始発だった事もあり座る事が出来ました。
そして大和八木駅で乗り換えて東へ向かいます。既に1時間近く吉野神宮駅を出て経過していますが、まだ奈良県内なので三重県を経て愛知の名古屋までかなりの距離があります。
大和八木駅からも座る事が出来ました。この辺りの区間では行きの様子から座れない事も覚悟してましたが時間帯が良かったのか偶然なのかは分かりませんが運が良かったです。そして近鉄の車両ですが一部分はボックスシートにもなっていてロングシート一辺倒の車両も勿論有りましたが色々なパターンの車両が有るんだなと言う印象です。近鉄線の守備範囲が広いのも影響しているのでしょうか。
三重県に差し掛かろうとする時には山間の景色を見ながらの電車旅となります。近鉄線は色々な景色の中を走行しているんだなと肌で感じます。
前日に伊賀鉄道乗車の為に乗り換えた伊賀神戸駅を出発します。この辺りは伊賀市になるので三重県に入って来ています。前日に名古屋からこの駅まで来ていてどれ位の時間が掛かったかは肌感覚であるのでまだ名古屋は遠いなと思いながらホームを見ていました。
その後は険しい山岳区間や長大な青山トンネルを抜けてようやく伊勢中川駅近くのデルタ線まで来ました。ずっと座って移動して来てはいるもののお腹も空いてましたしお尻や腰も少し痛くなって来ていましたw。
そして伊勢中川駅に到着です。ここで名古屋方面への電車に乗り換えます。この時点で吉野神宮駅から2時間以上は経過してますがまだ三重県内で名古屋はかなり先です。
次に乗車する名古屋行きの電車まで時間がありましたのでホーム内にあるファミリーマートでソフトクリーム休憩をしました。近鉄と提携しているのか駅構内やホームにファミリーマートを見る事が結構ありました。このような交通の要衝の乗り換えが多い駅のホームにコンビニがあるのは嬉しいですね。
そして急行の名古屋行きの列車に乗車します。急行とは言え途中の停車駅案内を見るとまだかなり有るなと言う印象ですが淡々と電車を乗り続けます。なんせフリー切符の貧乏旅ですから文句は御法度です。
そして先程まで乗車していた線路と別れデルタ線を別角度で見ながら北上し名古屋駅を目指します。この電車でも余裕で座る事が出来たので有り難かったです。名古屋までずっと立っているのは大変ですからね。
最初は名古屋までこのまま乗車するつもりでしたが電車内で検索して近鉄四日市駅で途中下車する事にしました。お昼を食べる事が出来て無かったのでお腹が空いていて車内で検索して駅近くでお店を見つけたのでこの駅で降りる事にしました。かなり前に一度降りた事があったのですがすっかりその時の様子は忘れました。確かかなり前にF1を見に行った時に前泊でこの駅近くのホテルで宿泊したような記憶が残っています。
お目当てのお店は駅から数分の所にある商店街の中のようです。
商店街に入って直ぐ左手にお目当ての「一楽」さんがありました。お昼でもなく夕方でもなく中途半端な時間帯でしたが中休みしてなくずっと営業し続けてくれて有り難う御座いますって言う感じです。
お目当てはこちらの「とんてき定食」です。近鉄中川駅から乗車して食べる所を検索した際に沿線での名物で四日市のとんてきを見つけて更に近鉄四日市駅近くで営業しているお店を探してこちらに辿り着きました。四日市でとんてきを昔に食べた記憶が有るのですがそれも記憶に残っていたのも「とんてきを食べて見よう」となった理由の一つと言えます。コロナ禍以降ではまだ大阪へは行ってませんが仕事で以前に行っていた時には大阪とんてきも好きで食べていた事もあり写真を見ただけでニヤリとしてしまいましたねw。別の店ですがかなり昔と比べて価格帯が随分と上がってしまったなと言うのが率直な感想ですが仕方ないのかなと言う印象です。店内は夕食の時間帯にはまだ早いにも関わらず多くのお客さんが食事されていました。
そして久しぶりにとんてき定食とご対面です。「そうそうコレコレ」って心の中で呟いてしまいましたねw。この食べ易いようにカットされたとんてきは相変わらず厚みもあって見た目的にも良い感じです。
実際に食べて見ると厚みがあるのにも関わらず食べ易くてとても美味しいですね。そしてこの濃いめのタレがキャベツやご飯を食べるのに止まらなくなるくらい味が良くて素晴らしい出来だなと感じます。ボリューム感も文句なしだと思いました。ステーキのような豚肉をこれだけ美味しく食べられるのはまさにとんてきならではです。日常で税込1705円は現実的にそう頻繁には出せませんが旅行で滅多に来れない場所で食事するにはとても良い経験が出来て値段も気になりません。四日市は他にもとんてきを出すお店が多くあるので是非このとんてきを食べて見て欲しいなと思います。
食事後は駅に戻ってこの後は名古屋駅まで寄り道せず戻ります。駅近のお店だったので駅まで戻るのも全く苦にならずお店選びも良かったなと感じました。ここで特急が先に来ますので乗車すれば名古屋へは早く到着しますがここからは大きな時間差は無いので最後も急行で名古屋へ行く事にします。唯一の心配事はこの駅から座れないとずっと立って名古屋へ行く事になりそうですが乗車時間を見ても30分強と言った所なのでそれでも良いかなと思っていました。
そして近鉄四日市駅を出発です。心配事は全くの杞憂に終わり余裕で乗車する事が出来ました。しかも一人掛けのボックスシートだったのでこれなら特急に乗車しなくて大正解でした。夕方に四日市から名古屋方面へ行く人って思ったより少ないんだなと言うのが率直な印象でした。
途中では長良川や木曽川を連続して通過する区間もありました。木曽川を通過するとようやく愛知県に入ります。
今回の一泊二日の近鉄沿線旅の途中では数え切れないくらいに特急を通過待ちしました。次回フリー切符の旅をする際には今回一度も乗車出来なかった特急を利用した旅をして見たいなと思いましたね。それにしても多くの種類の特急が近鉄にはあって運行している範囲も広いので通過する特急の車両を見ても多くの人が乗車している特急が多かったです。
名古屋近郊を走行中にはJRと並走する区間もありました。かなり昔ですが青春18きっぷでムーンライトながらに乗車して名古屋駅で乗り換えて鈴鹿へF1を見に行った時にJRを利用して行ったのを思い出しました。
高い建物や車両基地が見えて来ていよいよ名古屋駅近くとなりました。明るく見えますが既に夕方の時間帯になっています。
そして名古屋駅に到着です。普通電車と急行電車を乗り継いで吉野神宮駅から夕方に到着です。途中下車して食事したのでそれが無ければもう少し早く到着しますが夕方に名古屋駅まで戻れば良いかなとザックリとしたイメージでいたので予定の範囲内での到着です。
それにしても実際に一泊二日で近鉄線を乗車しましたが本当に近鉄線のカバーするエリアは広いなと言うのを肌で実感しました。逆に言えばフリー切符で二日間・3000円で乗車する事が出来たのはお得感は半端ないと言えます。非常に疲れましたけどねw。次回近鉄線のフリーパスを使った旅行をする際には是非特急も利用したいなと思います。
近鉄名古屋駅に到着後は直ぐに新幹線に乗車して東京へ戻る事も出来ましたが久しぶりの名古屋だった事もあり何か名物を食べたいなと近鉄電車内で検索して駅から10分前後歩いてやって来たのが「スガキヤ」です。四日市でとんてきを食べたので様々な名古屋名物の中で何を食べようかと考えた末に久しぶりにスガキヤに行く事にしました。
注文したのは390円のラーメンです。地元では昔からの定番だと思いますが外から来た人でも名古屋に来たのなら食べたい一品です。和風とんこつなラーメンはとても旨みがあって食べ易く美味しく頂きました。
そしてスガキヤへ来たらラーメンと一緒に食べたいのがソフトクリームです。程良い甘さのソフトクリームはラーメンの後にぴったりです。ボリューム感も良いですよね。食事中に店内を見渡すと老若男女色々な方がいて客層の広さを感じます。ずっと名古屋で育った方には定期的に食べたくなるような味なのでしょうね。価格帯も良心的なので通い易いのもプラスになっていると思います。久しぶりのスガキヤでしたが来て見て良かったです。次にいつ名古屋へ来るのは分かりませんがまた食べに来たいと思ってます。
食事後は名古屋駅に戻ります夕方の6時半を過ぎて東京へ戻るのにも丁度良い時間帯にもなりました。名古屋は今回観光出来ませんでしたがまたいつか来て観光もそうですが美味しいものを色々と食べたいなと思います。
名古屋からは東海道新幹線で東京に帰ります。スガキヤで食事後の食休み中にお店から名古屋駅までの歩く時間含めて丁度良い時間の新幹線切符をスマートEXで購入したので名古屋駅で余り待たずにサクッと乗車する事が出来ました。多くの人がみどりの窓口で暇つぶしのスマホ操作をしながら窓口で切符購入の為に並んでいるのを見るととても不思議に思います。待っている時間で購入出来るのにね。
新幹線乗車してこの後はサクッと東京へ帰り近鉄沿線の一泊二日旅を終えました。近鉄沿線はとても広く中々行く事が容易ではない三重県の伊賀市や奈良県では橿原神宮、吉野山等を色々と見て回って良い観光が出来ました。近鉄沿線はまだまだ魅力ある場所が数多くあるのでまた機会を作って旅をして見たいと思います。
ここまでの一連の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。