信越本線で直江津から宮内駅までやって来た続きです。
宮内駅は通った事は何度もありますが駅を降りたのは今回が初めてです。今回はこちらの駅で降りたくて魚津駅から糸魚川駅や直江津駅で東京へ戻る路線があったにもかかわらずひたすら日本海を北上して来たのでした。
お目当ては駅前にある青島食堂さんでラーメンを食べる事です。駅から離れたところに本店があるようですが拘りは無いので駅前のお店で食事しようと思いますが営業開始までまだ30分以上も先なのにもう並んでいるお客さんが居ました。私も直ぐに並べば最初のグループで食べれそうですが30分以上も何もしないで待つのは勿体無い気がして少し町を歩いて見る事にしました。恐らく後で戻って来る時にはもっと並んでいるお客さんが多くなるのは分かってましたがこの日はこの後東京に帰るだけで時間的な余裕があったので待って食べようかなと思いました。
駅から南側に約10分前後歩くと酒造や酒蔵が集まる摂田屋地区があるのでまずはその辺りを思うがままに歩いて見学して見ました。米どころの新潟と言う事で美味しいお酒が出来るのでしょうね。私は体質的に全く日本酒が飲めないですがこう言うのを見ると飲めたら良いなとちょっぴり感じます。長い歴史があってそれを代々引き継いで日本酒が出来る訳でもうこれはある意味一種の文化資産とでも言って良いのではないでしょうか。このエリアは昔からの建物が多く歩いて建物や町の様子を見るだけでタイムスリップしたような気になります。
酒蔵や酒造の町を説明するミュージアムもありました。建物は昔からのを改築していて中へ入ると凄くモダンな雰囲気で出迎えてくれます。日本酒の試飲や物販販売、そして作る過程や歴史等色々な展示がなされていました。日本酒を飲まない私から見ても映像や道具やその説明等の展示内容はとても見応えがあります。美味しそうに試飲していた人を見ると少し羨ましくなりましたね。日本酒が好きな方は是非足を運んでみてはいかがでしょう。
摂田屋地区での散策を終えて宮内駅前の「青島食堂」さんに戻って来ると予想通り待っている人の列が長くなってました。予想より長い列になってましたがこの為に早起きしてここまで来ているので最後尾に並び順番を待ちます。それにしても皆さんJRから来て並んでいるのか車で来て近くの駐車場に停めているのかどうしているのでしょうかね?勿論どこから来ているのかにもよりますが地方でも人が集まる所には集まるんだなと言う印象です。
列が進んで入口前の券売機で青島チャーシューの食券を購入しました。列は意外とテンポ良く進んでいました。皆さん後ろに配慮して食べたら直ぐにお店を出て空いているカウンターに次の人が座ってと言う感じでお店の人も次々お客さんが入ってくる事を見越してどんどん作っているのもテンポが良い理由の一つになっていると思います。
そしてカウンターに座る事がようやく出来て食券を店員さんに渡して暫く待って出て来たのがこちらです。見た目からして美味しそうでニヤリとしてしまいました。食べる前から食欲をそそります。
最初にスープから頂きましたが生姜醤油のスープは本当に美味しいですね。生姜が出過ぎて無くて醤油味を引き立てているような印象です。生姜のバランスが良いのだと思います。麺は中細麺で食感が良くスープとの相性がバッチリです。乱切りされたチャーシューが大量に入っていて味や柔らかさも良いので量が多くてもどんどん食べ進めてしまいました。夏の時期でとても暑く更にこのラーメンを食べ終えた時には汗が大量に出て止まらなくなりましたがそれでも夢中で食べ進めてしまう美味しさでした。これは確かに並ぶ人が多いのも納得と言う感じです。かなり昔から食べて見たいなと思いながらなかなか食べれずでしたが今回食べる事が出来て本当に良かったです。また機会を作って是非食べて見たいと思いますしご興味ある方は是非食べてみて欲しいですね。
青島食堂でラーメンを食べた後は一駅北上して長岡駅に青春18きっぷで移動しました。予想通り帰りの時間まで余裕があったので長岡駅から行って見たい場所に行きますが青島食堂で予想外の時間が発生すれば回避しようとオプション的な感じで予定してました。
長岡駅に到着して駅から10分前後歩いてこちらの「山本五十六記念館」を見学しに来ました。長岡に縁があるのを今回初めて知り私物が展示されていると言う事で帰りの電車までの時間を利用して見学しました。中は撮影禁止で映像はありませんがそんなに広くはない中に長官搭乗機の左翼や書簡等が展示されていて見入ってしまいました。スペース的に広くはなく帰りの時間までのタイミングで見学するのに丁度良い感じでした。とても閑静な所にあり長岡駅から歩ける範囲にあるので是非長岡へ行った際には立ち寄って見学して見て下さい。
山本五十六記念館を後にして長岡駅に戻って来ました。この後は東京へ南下するのみとなりましたがこの後の様子は次回で。
ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。