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(乗車記)特急いなほ8号 秋田駅 → 新潟駅 / 日本海の景色を見ながら秋田県、山形県、新潟県へと爆走する電車旅

秋田新幹線こまちで盛岡駅から秋田駅までやって来た続きです。

秋田駅にはもう何度も来ていますが秋田新幹線で来たのは初めてです。多いのは飛行機で次に在来線と言う感じです。今回は盛岡から来ましたが東京から来るとなると新幹線と飛行機でどちらがメジャーなのでしょうかね?本数は新幹線だと思いますが盛岡から先の在来線を走行する区間が意外と長いので秋田新幹線だと長く感じるかもなと思いました。大宮以北なら新幹線一択だと思いますが東京なら私なら飛行機かなぁ、、。

秋田駅からは在来線特急いなほ8号で新潟駅へ向かいます!特急いなほ号は以前に酒田駅から新潟駅まで乗車した経験がありその様子は以前にブログしてますので宜しければご覧下さい。その時には普通電車で秋田駅から酒田駅まで行ったのですが今回は秋田駅からとなります。車両も以前と同じで久しぶりのご対面です。

撮影やスマホをいじる私にとってキツイのは座席に電源が無い事です。この区間は3時間半以上の乗車なのでバッテリーは勿論持って来てますがその後もあるので本当は有料特急に乗車中は電源があると助かるんですが仕方ないですね、、。座席前後のゆとりは不満なく窓も広いので開放的な感じはします。始発駅でしたので自由席にしようかとも思いましたが終点までの乗車で混雑してお隣に人が来てもなぁ、、、と思いまして座席指定しました。結果的に横は元より周りにも余り人が来なかったので指定席で良かったかなと今振り返ると思いました。

定刻に秋田駅を出発です。指定席は空いていて静かな車内でした。車内販売は無いので食事は済ませていた為にペットボトルだけを購入して飲み物に困らないようにしておきました。

秋田駅を出発して暫くすると雄物川を渡ります。河口に近いのもあり川幅がとても広く開放的な景色になってました。

暫くすると日本海が早速見えて来ました。これから日本海を見ながらの列車旅となります。それも踏まえて座席も進行方向右側を確保してました。この区間なら右側の座席に座りたいですね。

この辺りでは単線なので途中の通過駅では普通電車と行き違いました。以前はあのタイプの普通電車で酒田駅まで行ってたので今回は特急車両と言う事もありかなり楽で快適ですw。

羽越本線は日本海沿いをずっと走る訳では無く内陸を行ったり海沿いを行ったりします。内陸側に入ると田んぼの緑がとても綺麗で米所らしい景色が広がってました。

所々では複線になっている区間もありそこでは貨物列車と行き違いました。長い編成でしたが最終的には北海道に行くのでしょうね。

子吉川を渡るといよいよ最初の停車駅である羽後本荘駅が近くなります。

そして羽後本荘駅に到着です。後方の車両にいましたので何とも言えませんが見える範囲で数人の乗車がありました。特急が止まるだけに駅の周辺を見ると今まで通過した駅より確かに大きい町だなと思います。

羽後本荘駅を出発して暫くすると日本海が見えました。少し高いところから見る事が出来るので遠くまで見通せる景色です。夕方だと夕日が綺麗なんでしょうね。

比較的短い間隔で次の停車駅・仁賀保駅に到着です。そんなに大きくは無い駅に見えましたがこの辺りは家が多くあったので人口が多いのでしょうね。

続いて象潟駅に停車です。雰囲気は仁賀保駅と同じような感じでした。出口が反対側だったのでどの程度お客さんが乗り降りしたのかは不明ですが少なくても私が乗車した車両にはいませんでした。自由席が前の方だったので自由席にはいたのかも知れません。特急が停車する駅としては秋田県で最後の駅となります。

象潟駅を過ぎると県境近くになり日本海を間近に見れる区間が続きます。人も少なく自然豊かな景色を見る事が出来ますし冬になると厳しい区間なんだろうなと思います。どこで県境を迎えたのか気が付きませんでした。

山形県に入って最初の停車駅は遊佐駅です。駅の向こうでは田園地帯が広がっているのが見える通り日本海から少し中に入った場所に駅があります。

遊佐駅を出発後も田園風景が広がる内陸部を走行しこの辺りでは速度が出ていました。快調なペースで進んで主要駅である酒田駅を目指します。

そして酒田駅に到着です。ここで乗務員さんが交代しました。お客さんもここからは多くのお客さんが乗車して来ました。山形県の日本海側と言えば酒田と鶴岡が主要な町だと思いますが指定席にも多くのお客さんが乗車して来たのでビジネスで新潟駅に向かうと思われます。前回のいなほ号乗車した際にはこの駅からでしてここまでは普通電車で来ました。その際には個々の駅を見れたのは良かったですが酒田駅に来た時には疲れたのを思い出しましたが特急だとやはり楽ですw。

酒田駅を出発しても内陸部を走行します。米所らしい風景が内陸部を走行する際には続いていました。

途中では最上川を渡りましたがここを過ぎると次の余目駅はもうすぐです。

そして余目駅に到着です。今は道路工事の為にバス代行になってますがいつか陸羽西線には乗車して見たいですね。

余目駅を出発すると再び田園風景となります。日本海からかなり遠くを走行していてもう日本海が見えないのかなと思うくらい離れますがまた近くをこの後走行するようになります。それにしても広い田園風景が広がってました。

鶴岡駅に到着です。酒田駅と同様にここでも多くのお客さんが指定席車両に乗車して来ました。逆に言うと指定席車両に入って来たのはこの駅が殆ど最後でこの後は無かったと思います。この先からだと新潟駅までの乗車時間も短くなるので自由席で十分となるのかも知れません。

鶴岡駅を出発して暫くは田園地帯が広がって来ますが遠くに海っぽい景色が広がるようになります。

少しずつ海沿いに進んで暫くすると日本海を間近に走行します。途中ではユニークな岩を見る事も出来ました。この日は波も大人しい雰囲気でしたが冬はさぞかし厳しい環境になるのでしょうね。

続いて停車したのはあつみ温泉駅です。特急を利用してどの程度のお客さんがあつみ温泉に来るのでしょうかね。降りた事が無いので想像付かないのですが日帰りでも良いのでいつか一度は降りて見たい駅の一つです。この駅も山形県鶴岡市でして山形県内最後の特急停車駅となります。

あつみ温泉駅を出発しても暫くは日本海沿いを走行します。この辺りでは単線でしたので遮るものが少ないのでとても良い雰囲気です。

山形県から新潟県に入り府屋駅に停車です。駅周辺を見る限り人口が多そうには見えませんでしたがホームの向こうには日本海が見えて夕方とかなら良い景色になりそうだなと想像が付く雰囲気の良い駅でした。

遊佐駅から先が日本海沿いの走行が続く区間です。線路が通せる場所が限られるのかトンネルを抜けながら日本海の景色を見ると言う感じで進んで行きます。ドライブしていても気持ち良さそうな区間です。

この辺りでは遠くに粟島を見る事が出来ました。私的には行った事が無い未知の場所ですがどんな場所なのか気になる島です。遠くから見ると大きい島に見えます。島内ではどう移動して観光する事が出来るのか想像付きませんが暖かい時期に何とかして行って見たいものです。

その後も村上駅に向けて日本海沿いを進みます。

しかし村上駅に近くなると日本海を離れてしまいここで日本海が見えるのが最後になりました。この後は新潟駅まで内陸部を走行します。

村上駅に到着直前に直流と交流が切り替わるデッドゾーンを通過します。この時には社内の照明が暫く切れてしまいますが昼間でしたので大きな影響はなく車内放送も普通に流れていました。夜だと真っ暗になると思うので放送を聞いてないと焦るかも知れませんねw。

そして村上駅に到着です。特急の行き違いがここでありました。車内放送で新潟行きの普通電車の乗り換え案内をしているのを聞くといよいよ新潟駅に近くなって来ているのかなと実感します。

村上駅からも引き続き内陸部を走行しますが沿線で徐々に家が見える事が増えて来てきます。少しずつ人口が多いエリアを走行しているようです。

坂町駅に到着です。ここでは米坂線に乗り換える事が出来ますが今は台風の影響でバス代行区間になっている箇所をどうするか話題になってますね。個人的にはJRが全額出すのは利益を追求する民間会社として無いのかなと思ってます。沿線の市町村や県が負担をある程度しないとダメだと思います。国鉄では無いので赤字路線を全額JRが負担して直せと言う時代ではありません。

すっかり町の景色を見るようになり工場も見えて来ました。この辺りでは日本海はもうかなり離れています。

中条駅に到着です。この辺りは全然想像付かないエリアですがウィキペディアを見ると2022年でもギリギリではありますが1日平均1000人以上の乗り降りがあるようです。特急が止まるのも納得です。自由席は前の方で全然雰囲気が分かりませんが乗車しているお客さんもいたかも知れませんね。流石にこの辺りでは指定席車両での乗り降りは殆どありませんでした。

この辺りから益々家々が多くなり明らかに人口が多くなって来ました。今まで日本海の景色を見ていたのが懐かしく遠い昔のようです。

新発田駅に到着です。羽越本線はこの先新津駅までとなりますが特急いなほ号はここから白新線に入って新潟駅を目指します。

白新線に入ると再び単線となりました。次々とテンポ良く駅を通過して行って最後の停車駅豊栄駅に到着です。もうこの駅では新潟市に入っていて終点の新潟駅はもう直ぐです。

豊栄駅を過ぎて阿賀野川を渡ります。河口に近い箇所で川幅がとても広かったです。「阿賀野川」と言うと福島県をイメージしますが最終的には新潟県に入って日本海に注ぎます。

高架になって新幹線の線路が見えて来ました。振り返ればアッと言う間に特急旅が終わったなと言う印象です。日本海の景色を長く見れる風光明媚な路線なので景色に飽きが無く実際の時間より短く感じたのかも知れません。

そして新潟駅に到着です。思ったより多くのお客さんが列車から降りて行き向かいの新幹線改札へ向かってました。階段降りて改札若しくは違うホームへ行くようなお客さんより新幹線ホームへのお客さんが多いのでJRの戦略としてハマっていると思いましたね。

新潟駅に到着した後の様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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