金沢のアパホテルで宿泊した続きです。
アパホテル金沢中央では、温泉でとてもゆっくり出来ました。この日は少し遅めの出発だったので駅から少し遠くても温泉があるホテルを選んだのですが、大正解でしたね。温泉があるホテルを選びたがるのは、歳をとった証拠かなと(笑)。出発する電車の時刻に合わせてホテルをチェックアウトしました。
ホテルの近くからバスに乗車して金沢駅に向かいます。雪から雨に変わろうかと言う感じの天気で、前日のように吹雪く感じになるのか、晴れるのかこの日も不安な天気でした。
バスでサクッと金沢駅東口に到着です。鼓門は相変わらずの構えで観光地の玄関口らしくて、いつ見ても良いですね。
この日は金沢駅から旅のスタートです。最初に七尾線の「特急能登かがり火3号」で七尾駅まで行きます。
3両編成で自由席が1両と残りは指定席です。指定をせず自由席の利用だった為に、少し早めにホームにやって来たのですが、誰も人がいない感じで余裕で座れました。人の流れはいつも読めないものだなと思います。冬の時期に和倉温泉へ行くお客さんがどのくらい居るのかなと思っていたのですが、混雑するのは午後発なのでしょうかね?!
ダイヤはこんな感じです。終点の和倉温泉まで行っても特急で1時間です。
金沢駅を出発します。自由席には結局10人も居ないお客さんでした。出発した時には日差しが出て来たので、このままの天気で本日は進んで欲しいなと思いながら景色を見ていました。勿論車掌さんは居るので、切符の確認に来ていましたが結構早めに来たので、指定席もそんなに人がいなかったのかな 推測されます。
特急なので途中駅を通過していきます。途中駅には積雪を測定するメーターもありました。温暖化で昔ほどではないにせよ、積もるときは積もるんでしょうね。それにしても今でも2メートル積もる事はあるのでしょうか。東京にずっと住んでいると想像つかない高さです。
金沢市から離れ、かほく市に入って来たあたりになると、だいぶ雪が残る景色となっていました。金沢と能登半島では雪の量が違うんだなと言うことが分かります。家も徐々に少なくなり田舎の景色になって来ます。
最初の停車駅は羽咋駅です。金沢駅から35分前後の距離という事もあり、乗車した列車では降りる人はいませんでした。時間帯によっては降りる人はいるのでしょうかね?私だったら30分強程度の時間なら特急は利用しませんが、どの程度の乗り降りが特急停車する事であるのか気になるところです。そしてこの先は七尾駅、和倉温泉駅となりますが、この駅からの乗車はありませんでした。ここまで来ると半分以上来ているので、流石にここから金沢への乗車はあっても、和倉温泉方面はないでしょうね。
羽咋駅を過ぎると更に雪景色が広がります。曇ってきて寒々しい感じになって来ました。
能登半島の中央部は山地と言うか丘陵地帯で、小高い山を見ながらの電車旅となります。能登半島らしい景色であり、昔ながらの里山の景色にも途中では見えました。静かな車内で何も考えず景色を見ているだけでも、心地よい時間を過ごすことが出来ます。
そして七尾駅に到着して下車して、乗車した特急をお見送りしました。特急はお隣の和倉温泉までとなります。
和倉温泉駅まではJR西日本区間ですが、のと鉄道はこの七尾駅から発着します。JRとしては乗車した特急が和倉温泉まで行く形になり、普通列車はこの七尾駅までで、七尾駅からはのと鉄道となるようです。のと鉄道の出発する列車が暫くないので、のと鉄道の駅はひっそりしていました。駅の管轄はJR西日本が行なっているようです。
七尾駅の駅舎です。駅前は色々と建物があり、予想以上に大きい街の様子でした。能登半島での中心都市であり、その中心に位置するのがこの駅となります。
近くのコンビニで「ますの寿司」とコーヒーを購入して、少し休憩しました。ますの寿司は富山のイメージですが、ここでも売っていました。最初はコーヒーを休憩で飲むつもりで、コンビニに入ったのですが、店内を見ているとたまたま見つけました。昔に富山のコンビニで購入して美味しく食べた記憶が残っていて、買って食べてみたのですが、とても美味しかったです。北陸へ行って見つけたら是非食べてみて欲しいですね。
この後も引き続き旅は続きますが、その様子は次回で。ここまでの様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。