オーストラリアのパースにやって来た続きです。

朝起きて、ホテルの共有スペースにカフェがあり、そこで簡単にモーニングしました。チーズが入ったパンとコーヒーでしたが、結構なお値段でした、、。味わって頂きました(笑)。ドミトリーの部屋毎にシャワーがあったので、他の人が起きる前でしたが、明かりや音を気にしていたら何も出来ないので出かける前にシャワーも浴びて、スッキリした状態にしました。トイレは共用のトイレもあったのでそこで歯磨きやシェイバーで髭剃ったりと、出来る事は部屋の外で行うようにしました。色々な意味で気を遣うドミトリーのタイプだったので、ホテル選びに後悔はしつつも、ビックリするくらい相場が高いので、仕方ない感じでした。

実質初日の観光開始です。ホテルからは外の様子が全く分からなかったので、外に出て晴れていて一安心といった感じです。気温が上がる前で風があったので少し肌寒く感じましたが、気温が上がれば違ってくるのかなという感じでした。
パース駅に行く迄にコンビニのようなお店があり、その中のATMで現金を少し下ろす事が出来て一安心出来たのは良かったのですが、手数料の高さにビックリしました。オーストラリアに限った話ではないですが、焦らないで銀行のATMを見つけて現金を下ろせば良かったと少し後悔しました。何事も経験してそこから学んでの繰り返しですね。

ホテルからパース駅までやって来ました。昨晩パース駅からホテルに来ていたので、街の様子を見ながら問題なく来る事が出来ました。前日に切符購入の仕方も学んだので迷う事なく切符購入してホームに来ました。

前日に空港から乗車した電車でまずは最初の目的地へ移動します。4両編成で4分後に来ると言う表示が分かり易かったです。

パース駅から数駅乗車して、スビアコ駅で下車しました。車内からの景色はとても綺麗で、どこをみても街が綺麗だなと乗車中には感じていました。コロナ禍前にゴールドコーストとブリスベンに行った事があるのですが、その時も街の綺麗さが印象に残っています。オーストラリアはどの街も綺麗なんでしょうね。

パース駅は改札口がありましたが、他の途中駅は改札口が無さそうでした。スビアコ駅も切符売り場があり、そのままホームへエスカレーターで行けるようになっています。ここから改札口がない駅へ行くのであれば、無賃乗車も出来なくはないような感じもしますが、その辺りは切符を当たり前のように購入して乗車するマナーが浸透しているのでしょうね。前日の空港最寄駅からもこんな感じでした。

スビアコ駅から最初の目的地までGoogle Map見ながら歩きます。オーストラリアらしい街並みを見ながら歩くだけでも、旅情を感じますし、何よりここも街が本当に綺麗でした。この辺りになると気温も上がってきて肌寒さを感じなくなって来ました。時期的には冬ですが、日本の冬のようなコートが必須という感じではない気候なので、過ごし易そうです。

最初にやって来たのは、スビアコ・ファーマーズ・マーケットです。AIにお勧めされて午前中に来てみました。午前中から思ったよりお客さんがいましたが、観光客風は皆無でした。

それもそのはずで、野菜や果物、雑貨等が売っていて、地元の方の為のフリーマーケットというような感じでした。色々と価格含めて見学してみたのですが、日本と比べるとどれも高いなという印象です。それでもスーパーで購入するより、安くて新鮮だからなのか、地元の方がどんどん購入していく様子を見ました。やはりこの手の市場は中間業者もないと思うので、お店で購入するより安いのでしょうね。観光客的には野菜等を購入しても持って帰れないので、何も購入はしませんでしたが、それでも賑わっている様子を見れて良かったです。

スビアコ・ファーマーズ・マーケットの散策を終えて次の目的地へ、Google Map見ながら歩いて移動します。街の様子を見ながら歩いていると静かな住宅街になり、住みやすいんだろうなと思いながらマイペースで歩いていました。

次の目的地へはバスで移動します。目的のバス停に到着してバスが来るのを待ちます。

バスが来て乗車しました。このバスは無料で利用出来るバスだったので、有り難かったです。

終点のバスターミナルで下車しました。ここから少し目的地まで歩きます。

この辺りはダウンタウンに近いエリアですが、混雑している感じではないので、ゆっくり歩いて移動する事が出来ます。日本だと渋谷、新宿、池袋辺りだと人が多くて忙しない感じがしますが、パースは皆無です。

続いて「エリザベス・キー」という、ウォーターフロントにやって来ました。この辺りもパースの観光スポットの一つとして挙げられる有名な場所です。AIによると目の前に見える橋を渡って1周するような感じで、散策するとのことで、左回りでゆっくり散策してみる事にしました。

橋を渡ってダウンタウン方面を見た一枚です。高層ビルで働いている人が仕事のリフレッシュで、この辺りを散策して来る事も出来そうで、羨ましい環境だなと思います。なかなかこのようなロケーションの所はないと思いますし、私だったら仕事で行き詰まった時や、仕事帰りにエリザベス・キーを散策してリフレッシュしてから家に帰るというような事が出来ると、オンオフの切り替えも出来るかもなと、景色見ながら思ってしまいました。もっとも日本人のように時間に追われて切羽詰まって仕事している人が、パースにどの程度いるのでしょうかね。余り居なさそうでマイペースで仕事や家庭を両立している人が多いようにも勝手ながら感じます。

その反対はまた湾になっていて、この橋の上で少し景色見ながら休憩していました。湾沿いにマンションとかがありますが、毎朝良い景色を見て起きたり、夕方のサンセットの景色を見て生活している人がいるのかと思うと、羨ましいですね。湾はこの先にもあり、幾つか湾を越えると海に出るようです。

ウォーターフロントをほぼ1周したので、近くにあるカフェで軽く休憩する事にしました。コーヒーとチョコクロワッサンで日本円で1400円弱の値段でした。オーストラリアの価格の高さにはビビってたじろぐばかりです。とはいえ何も食べない訳には行かないので、必要最低限の食事をしながら景色見て休憩していました。

エリザベス・キーの散策を終えて、再びバスターミナルに戻って次の目的地へ移動します。バスを待っている間にAIで次の目的地の見どころ等を確認して予習していました。

お目当てのバスが来たので乗車します。このバスは先程と同じ系統のバスだったので無料で乗車する事が出来ました。

ダウンタウンの景色を見ながらバスは進みましたが、アプリを見るとどうやら行く方向が違っている様子でした。

歩けないくらい離れる前に、間違いを最小限にする為に途中のバス停で急遽降りました。どうやら乗車する色のバスが違っていたようでした。

歩いて次の目的地へ行けるくらいだったので、Google Map見ながら歩いてリカバリーしました。もっと遠ければバスを使わないといけないと思っていたのですが、早めに間違いに気がついて良かったです。やはりバスに乗車したら、安心せずGoogle Map見て目的地方向へ進んでいるのか確認は必要だなと感じました。油断大敵ですね!

続いてやって来たのが、キングスパーク内にある州戦争記念碑です。キングスパーク内・エリザ山(Mount Eliza)の高台、パース市街とスワン川を一望できる場所にあります。この記念碑の目的は、オーストラリアが関与した戦争・紛争で命を落とした西オーストラリア出身の軍人・軍務従事者への敬意と感謝を表す為との事です。どこの国でも祖国の為に命を落とした方々がいます。今でも色々な場所で戦争が起きていますが、1秒でも早くこの世から戦争が無くなってほしいと思うばかりです。

記念碑のところからパースのダウンタウンの様子を見る事が出来ました。先程までいたエリザベス・キーの橋もしっかり見えました。バスで移動していたので気がつきませんでしたが、いつの間にかこのような高台に来ていました。

キングスパーク内にある次のスポットに移動しようと思ったら、突然のスコールとなり慌てて建物内に避難しました。ウォーターフロントにいた時迄は快晴だったので、突然の天候の変化にビックリという感じです。

雨が止むまで待ってから散策開始です。次にウォークウェイと言う景観スポットに行ってみます。

案内の通りに歩いてようやく見えて来ました。あの高い場所から景色を見るようです。

雨上がりで曇っていたのは残念でしたが、パノラマの景色を見ながら暫くは佇んでいました。このような川があって街並みがあるような場所は日本ではなかなか無いように感じます。自然や水が豊かで生活し易そうな街に感じます。日本人的には物価が高いけど、、。

キングスパーク内での見学を終えてバスで移動します。本当はこのバス停に到着するつもりだったのですが、兎にも角にも予定していた見学が出来て良かったです。このバスも無料で乗車する事が出来ました。

バスは高台から徐々に降りて行きます。途中から乗車する人が思ったよりいました。高低差がありしかも電車駅からは離れているので、無料のバスで移動出来るのは本当に助かりました。

そしてダウンタウンエリアに戻って来ました。ダウンタウンでも車で混雑と言う感じではなく、車は流れていました。東南アジアであればバイクをよく見ますが、バイクは殆ど見なかったです。

パース駅前でバスを降りて、パース駅近くの西オーストラリア州立美術館にやって来ました。こちらは1895年に設立され、州政府が運営する公立美術館で、主に西オーストラリア出身のアーティスト作品をはじめ、オーストラリア国内および国際的な美術作品を幅広く所蔵・展示しています。この辺りでは再び雨が降って来ていて、雨宿りを兼ねて観光出来る場所を探して来た次第です。こちらは無料で見学出来ると言うのも魅力的で、雨が止むまでの時間で見学するのに都合がよかったです。

最初は無料という事もあり、多くは期待していなかったのですが、絵画、彫刻、写真、工芸、現代アートなど多様なジャンルをカバーしていて、とても見応えがありました。パース駅から直ぐなので観光に来た際には是非立ち寄って欲しい施設です。

西オーストラリア州立美術館を見学して外に出ると、まだ雨が降っていました。美術館とは反対側のパース駅出口前は商業施設が多くあるので、雨宿り出来そうな喫茶店を探しました。駅前に商業施設の建物が多くあったのですが、まだ夕方5時過ぎというのにかなり多くのお店が閉まっていました。普通は仕事を終えた人々が店を利用すると思うので、夕方以降はお客さんが増えると思うのですが、営業時間の短さにビックリです。皆さん家庭やプライベートな時間が優先と言う文化が根付いていると言う事でしょうか。日本だと考えられないくらい駅前の商業施設はこの時間から閑散としていました。

そんな中で空いているお店を探して歩き回っていたらマクドナルドがあったので、ダブルチーズバーガーセットを注文して休憩しました。このセットでも日本円で軽く1000円を越えるので価格の高さに驚くばかりです。日本で食べるのと同じ味でしたが、いつもよりゆっくり味わって食べました(笑)。

マクドナルドで休憩していましたが、雨が止みそうもなく、雨が降っている中で最後の目的地である「ロンドン・コート」の入口にやって来ました。こちらは中世イギリス風(チューダー様式)の外観が特徴的なショッピング・アーケードです。サクッと見れそうだったので来た次第です。

ここも殆どのお店が閉まっていて残念な感じでしたが、小規模なショップやお土産屋さんが並んでいて、確かにイギリスの街角のような雰囲気を感じました。まさか夕方5時台で店が閉まるとは思っていなかったので、当初は入り易そうな店があれば見学してみようと思っていたのですが、通りを行って帰って来るだけになりましたが、それでも来れてよかったです。

一通りの観光を終えてホテルに戻って来ました。ドミトリーの部屋に行ってもパソコンは出来ないので、共有スペースにパソコンを持ってきて、翌日の旅程を考えていました。自販機でコーラを購入したのですが、4ドル程してとても高かったです。コーヒーの方が安かったのですが、寝る前に飲んで眠れなくなっても困るので、いつもよりゆっくり味わってコーラを飲みながらパソコンしていました。共有スペースでもインターネットスピードが速くて快適にネット出来たので、この点はとても有り難かったです。

パソコン終えた後は、ドミトリーに戻って直ぐに就寝しました。真っ暗なので部屋では何も出来ないので、本当にこのタイプのドミトリーには困りました。
今回の様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。