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【日帰り温泉】念願の葭池温泉へ!大月名物「おつゆ」と富士山を愛でるレトロ鉄旅

今回は、以前からずーーっと気になっていた山梨県にある「葭池(よしいけ)温泉」へ、念願の日帰り旅に行ってきました。

東京からのアクセスも良く、思い立ったらすぐに行ける極上のレトロ温泉。道中に出会った大月の絶品ご当地グルメや、車窓から拝む大迫力の富士山など、見どころ満載だった半日弾丸旅の様子を時系列でじっくりレポートします!

特急「かいじ」で一気に山梨へ!車窓に広がる開放的な景色

旅の始まりは中央線の立川駅から。 今回は12時53分発の特急「かいじ23号」に乗車して、まずは大月駅を目指します。

ホームに滑り込んできたのは、メタリックな紫のラインがスタイリッシュなE353系。

車内に乗り込むと、座席はゆったりとしていて実に快適です。平日ということもあって落ち着いた雰囲気が漂っていました。

列車が走り出すと、都会のビル群から徐々に緑豊かな景色へと移り変わっていきます。東京を流れる多摩川を渡る瞬間は、青空がどこまでも広がっていて最高に爽快な気分に!

小仏トンネルを抜けて神奈川県に入り、山間部へと差し掛かります。その後は山梨県に入りのどかな田園風景や遠くの山並みを眺めていると、有名な新桂川橋梁を渡ります。

大月駅に到着!

あっという間に最初の目的地である大月駅に到着しました。普通電車でも何度も来ていますが、やはり特急で来ると近く感じます。

大月駅の駅舎は、いつ見てもこのログハウス風の佇まいが素敵ですよね。駅前にはタクシーが並び、富士山観光の玄関口らしい雰囲気を感じます。

ほうとうじゃない!?古民家麺処で大月名物「おつゆだんご」に舌鼓

お腹もペコペコということで、温泉の前に遅めのランチへ向かいます。 駅から歩いてすぐの場所にある、味わい深い店構えの「古民家麺処 かつら」さんへ。

山梨といえば「ほうとう」が有名ですが、ここ大月には「おつゆだんご」という、小麦粉を練ったお団子を季節の野菜と味噌仕立ての汁で煮込んだ郷土料理があります。今回はそちらの「おつゆだんご」と、お店おすすめの「大月ギョーザ」を注文しました。店内には、ずらりと一升瓶やワンカップが並ぶレトロな棚があり、古き良き居酒屋のような落ち着く空間が広がっています。

運ばれてきた「おつゆだんご」は、具だくさんでボリューム満点! カイワレやネギ、人参、ゴボウ、しめじなどがたっぷり入った味噌味のスープは、どこか懐かしくて優しいお味。モチモチのお団子に旨味が染み込んでいて、体の芯からぽかぽかに温まります。

そして、一緒に頼んだ「大月ギョーザ」はもちが入っているのが特徴的。そして店員さんが一緒に持って来てくれた、ゆずのタレをつけていただくスタイルのようです。さっぱりとした爽やかな風味がギョーザのジューシーな旨味を引き立ててくれて、こちらも箸が止まらない美味しさでした!

富士急行線に揺られて、いざ「葭池温泉前駅」へ!

大満足のランチの後は、いよいよ今回のメイン目的地へ。 JR大月駅のすぐ隣にある、鳥居風のゲートが目を引く富士急行線のりばへと向かいます。

大月駅を出発します。この路線は比較的駅間が短く、途中駅での地元民の乗り降りが意外と多くあります。ガタゴトと電車に揺られながら車窓を眺めていると、大月市から都留市に入ります。

都留市に入って暫くすると左右の窓から遠くにうっすらと雪をかぶった富士山の姿が見えました!この辺りは右に左にと曲がりながら進んでいるのか、最初は進行方向右側に見えていたのですが、途中からは左側に富士山が見えるようになりました。景色の合間から顔を出す富士山を探しながらの道中は、富士急行線ならではです。

目的地の「葭池温泉前(よしいけおんせんまえ)駅」は、どこか哀愁漂う無人のとても静かな駅でした。場所的には富士吉田市になります。ここから駅名にもなっている温泉までは歩いてわずか数分ほどのようです。

案内看板に従って、のどかな踏切を渡り、住宅街の細い坂道をトコトコと歩いて進みます。「本当にこの先に温泉があるのかな?」とちょっとドキドキしてしまうような、静かで秘境感漂う一本道をのんびり歩いていきます。

ついに到着!昭和で時間が止まったかのような「葭池温泉」

道はほぼ一本道で突き当たりまで歩くと、大正風・昭和レトロな趣をそのまま残した、歴史を感じる素晴らしい佇まいの「葭池温泉」に到着です。一見すると、大きくて立派な古民家のようでここが、本当に日帰り温泉施設なのかという感じです。とてもヒッソリとしているので個人の家に来てしまったのではと思ってしまったくらいです。

勇気を出してガラガラと玄関の引き戸を開けると、中にはこれまた雰囲気抜群の受付がありました。大きな柱時計や招き猫が温かく迎えてくれます。扉を開けると大きめのドアが開く音がするので、受付の人が直ぐに出てくるのかと思いきや、中々出て来ません。数分待っても人の気配がしなかったので、テーブルにあるベルを鳴らすと少し立って年配のおばあちゃんが受付してくれました。入浴料は2時間で700円でした。

館内は驚くほど静かで、人の気配がほとんどありません。まるで昭和の時代からそのまま時間が止まってしまったかのような、不思議な空間が広がっています。

男湯の暖簾をくぐり脱衣所へ進むと、案の定、先客はゼロ!完全な貸切状態です。 脱衣所と浴室は繋がっていて、仕切りも何もありません。黒っぽい石壁とタイルで囲まれたシックで広々とした内湯。湯気の手前にはお馴染みのケロリン桶……ではなく、淡いグリーンの洗面器が並んでいて、これがまた良い味を出しています。シャワーがある洗い場は一つなので、他のお客さんと一緒なら互いに協力して使わないといけません。

湯船に浸かると、お湯はちょっぴり熱めでピリッと体が引き締まる心地よさ。じんわりと温泉の成分が染み渡り、日頃の疲れが一気に吹き飛んでいくようです。 窓の外の景色をぼーっと眺めながら、静寂のなかで至福の湯浴みを堪能しました。静かに浸かれるのは嬉しいのですが、静か過ぎるのでちょっと居心地が良いのか悪いのかよくわからない感じになります。とはいえ複数人だと湯船が広くはなく、窮屈になりそうなのもあるので、独占して使えたのはやはり良かったのかも知れません。

湯上がり後は、これまた誰もいない広大な畳敷きの休憩場所へ。 扇風機の風を浴びながら、電車の時間までゆったりとクールダウン。本当に贅沢で不思議な体験をさせて頂きました。施設から出る時も人がいないままだったので、そのまま誰にも声をかけられる事なく、静かに建物から出ました。

富士山に見送られながら、大満足の帰路へ

帰りも葭池温泉前駅から、再び富士急行線に乗車します。帰りの電車内からは、行きよりもさらに大きく、くっきりと美しい富士山の姿を拝むことができました。青色のシートに座りながら、額縁に入った絵画のような絶景を贅沢に独り占めです。

大月駅に戻ったあとは、17時45分発の特急「あずさ44号」に乗車。全車指定席の快適な車内で、旅の余韻に浸りながら東京への帰路につきました。

半日という短い時間でしたが、美味しいグルメに不思議なレトロ温泉、そして富士山の絶景と、お腹も心も満たされる最高の弾丸ドライブならぬ「弾丸鉄旅」となりました。気になった方は、ぜひふらりと足を運んでみてください!

まとめ&動画誘導

ブログでは紹介しきれなかった、特急あずさ・かいじのリアルな車窓の動きや、おつゆだんごの湯気、そして葭池温泉の静寂に包まれた現地の空気感は、ぜひこちらの動画でチェックしてください!

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