先日ですが特定の銀行間で無料送金出来る「ことら送金」と言うのをテストして見ましたのでその備忘録。
ネット銀行を当たり前のように使うようになり正直振り込みに関してはネット銀行の無料振り込み枠の中で間に合っているので必要が有るのかと言えば正直微妙なのですがメリットとして思ったのは敢えて言うと以下の点です。
- 無料なので登録をしていて損はない
- 出来るようになる手段が増えると何らかの障害が発生してもバックアップ手段として使える可能性
- バーコード決済アプリでもお金を送金する事が出来るけどその事業者に利用が限られるが、こちらは現金を送金出来る
- これから更に利用する事が出来る銀行が増えるとネット銀行の無料枠を全く気にする必要がない
- 自分の口座で手軽にお金を移動する事が出来る
と言うような所でしょうか。色々と理由を考えても必須と言う感じには正直思わなかったのですがやはり複数手段を持つのはマイナスにはなる事はないので忘れる前に設定をして一度テストでお金を動かして見ました。
こちらのページを見ると使えるアプリがあってこの中で私は既にJ-Coin Payを登録して利用してたのでそのアプリで確認兼ねて送金して見ました。
J-Coin Payのアプリを起動するとトップページの中程の左側に「ことら送金」と言う項目があるのでこれをタップします。正直かなり前からこのアプリをセットアップしてますがバーコード決済の中で頻繁に使うアプリと言う訳では無かったのでHPの対応アプリを調べるまで全く気が付きませんでした。色々と知らない所で便利になっているんだなと。
続いての画面で「ユーザーをさがす」をタップします。
送金相手が既にメールアドレスと登録銀行の紐付けを設定していればメールアドレスで行けるようですが、今回私はテスト送金なので「金融機関口座」をタップして送金先を入力して「ユーザーをさがす」をタップします。送信先の金融機関はこの「ことら送金」に対応している金融機関となります。私は今回みずほ銀行から三菱UFJ銀行にある自分の口座への移動をテスト兼ねて行います。
対応時間が分からないのですが最初に夜な夜な遅い時間に試したら対応時間外のようでしたので出直します。
改めて翌朝に出直すと問題なく画面下部に三菱UFJ銀行の私の口座が表示されましたのでタップします。
取り敢えずのテストなので100円を送金して見ます。何度送金しても無料なので気にせず送金する事が出来るのが嬉しいですね。J-Coin Payアプリを使う場合にはJ-Coin Pay内にある金額の範囲で送金する事が出来るようです。関連付けているみずほ銀行の口座内の金額では無いのですが、みずほ銀行とJ-Coin Pay間は無料でチャージ出来るので一手間掛かりますが特段それで問題ないかなと思います。送金金額を確認して「この金額をおくる」をタップして完了です。
ウィークエンドにこれをテストしてますがタップ後は一瞬で送金が終了しました。
三菱UFJ銀行のインターネットバンクをその後にログインして見ると直ぐに送金した金額が反映されてました。
実際に試して見ると非常に簡単に出来るので新たな送金手段を覚える事が出来たのは良かったなと思います。ネットバンクを利用し始めてすっかりATMにて振り込みする事が無くなりましたがもう完全に振り込み用途としては必要ないですね。現金も地方に旅行した時や普段でも現金のみのお店を利用する時には仕方なく利用しますが毎月の現金利用も殆ど無くなりました。ATMは各銀行もお金が掛かって足枷になっており手数料も大幅に上がって来ていてその流れはますます色々な銀行で広がって行くと思います。そのような対応策の一つになる事は間違い無しです。並ぶ必要もないですしいつでも出来るのが良いですね。
感覚が掴めて来たのでこの際に三菱UFJ銀行側から送金を設定して見ました。対応している銀行の中で私が口座を持っているのは三菱UFJ銀行とみずほ銀行ですがどちらも今となってはメインではないものの、その二つでは三菱UFJ銀行の方が勤め先の関係で使う頻度が高いので練習兼ねて三菱UFJ銀行からJ-Coin Pay側に戻す形で試して見ました。
三菱UFJ銀行でことら送金する場合にはBank Payアプリを利用します。使った事が無かったのでアプリをインストールして銀行口座を登録する前に本人確認をしないと口座登録する事が出来ないのでマイナンバーや運転免許証等を利用してスマホで行います。本人確認の登録を行なってどの程度結果が来るまで時間が掛かるかなと思ってたら比較的直ぐにメールが来てOKと言う結果でしたので、送金したい三菱UFJ銀行の口座を登録します。三菱UFJ銀行側で必須事項であるインターネットバンクの設定は済ませているので口座登録も比較的スムーズに進みました。Bank Payで口座登録を済ませると上記のような画面になるので、中央にある「ことら送金」をタップします。
次画面で三菱UFJ銀行の残高が表示されるので「送金する」をタップします。残高が表示されなければ更新で表示されます。
続いて送金先を設定します。口座番号を直接入力するか、送信先が口座と携帯番号若しくはメールアドレスと関連付けていれば選択可能ですが、今回はJ-Coin Payに戻すのでそれを選択します。
Bank PayからJ-Coin Payに送金する場合にはJ-Coin PayのIDを入力します。IDの確認はJ-Coin Payアプリを立ち上げてメニューをタップするとIDが表示されるのでそれを事前にメモしておきます。
J-Coin PayのIDを入力して検索すると金額入力画面が表示されます。当然ですが入力先が正しく表示されるかは確認します。
J-Coin Payから送金した100円を戻すので100円で確認をタップします。
一瞬で入金が完了して送金が完了です。
J-Coin Payアプリで見ると即時に反映されてました。
Bank Payアプリでも送金した履歴を確認する事が出来ますしメールでも送金完了した連絡が来て一連の流れが終了です。
ことら送金の感覚が掴めて来たのでバーコード決済アプリでの送金、ネット銀行での送金に加えてこのことら送金も覚えておいて、世の中の流れに追随して便利かつお得に世の中を渡り歩いて生きて行きたいですね。