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(旅行記)北海道の旭川から留萌へ大雨の中をドライブ!名物の「にしんそば」は身も心もホッとする絶品だった!(旧留萌駅・やぶ金)

旭川市内にある和風旅館 扇松園さんで宿泊した続きです。

早朝の旭川市内の様子です。この日は4月中旬でしたが最高気温が6℃の予想と言う事でした。雨が強く降ってましたが雪では無いので地元の方にして見れば暖かいのかも知れません。因みに翌日のニュースを見たら雪が降ったようです、、。

大浴場は朝8時まで利用可能で8時から9時までは清掃の時間との案内でした。日帰り温泉客も見込んでいるのでそうしているのかも知れませんが可能なら9時までだと嬉しかったですがわがままかも知れませんねw。早めに起床して体がポカポカになりました。雨が強かったのでこのまま部屋はチェックアウトして終日日帰り客として居ても良いかもとも思ったくらいですw。

旅館をチェックアウトして外に出たら本当に寒かったです。寒さについては多少気にして東京では暑いくらいの服装で来てましたがそれでも肌寒く感じるくらいでした。こちらの扇松園さんは本当に快適だったと思います。レンタカーの場合には必ずしも旭川駅近くである必要が無いので是非宿泊して見て欲しいですね。若しくは日帰り入浴での利用でも雰囲気を味わえるのではと思います。

ナビをセットして大雨の中出発です。この日は旭川から留萌まで行ってそこから旭川空港に戻りながら観光して東京へ帰ると言う大まかな行程で考えてました。やはり最初に一番遠い所から行かないと空港への到着時間が決まっているので安心です。

旭川から暫く運転していると山の中へ入って来ました。雨も強いので細心の注意をしながら慣れない道を慣れないレンタカーでドライブします。4月も半ばと言うのに所々では雪も見えてました。

勿論土地勘が無いのでどこをどう進んでいるのかも良く分からずナビの言う通りドライブします。道によるのかも知れませんが旅館を出て暫くしてから信号を殆ど見なくなり道沿いにコンビニ等がある訳では無いので前日に購入した飲料水を喉が渇いて飲みたくてもなかなかタイミングが有りません。しかも繰り返しですが大雨で見通しも良く無かったので尚更です。地元の人はそれでも運転中に飲料水飲むのでしょうか?毎日運転していると思うので気になりました。

そのうちに無料区間の自動車専用道路に入りました。

高速道路は殆ど片側1車線でした。前後に車がいなかったのでマイペースで視界を確認しながらのドライブです。ここだけの話では無いですが無料でこのような立派な道路が整備されればローカル線が廃れるのは当たり前だと思います。路線が廃止になると決まったように「生活に重要なインフラ」とか色々な言葉を並べる首長さんがいますが、JRは今や民間会社なので首長さんは市民に利用を促すか上下分割方式にするか廃止にするか等を積極的に考えて対応するべきだと感じます。コンビニやスーパーでも採算が取れなくなって撤退すれば抗議するつもりでしょうか?地方に来て実情を見ると色々と思うところが出て来ます。

高速道路が終わるとそのまま一般道になり留萌市内にやって来ました。高速道路運転中は反対側車線の留萌側から深川や旭川へ行く方向は車が結構走ってましたが留萌へ行くこちらの側は殆ど単独走行でした。

留萌市中心部に入って来ました。雨だった事もありますが殆ど歩いている人を見なかったです。

そして目的地である旧留萌駅に到着です。結局ここまで1時間強の運転で休む事なくドライブして来ました。元々今回来て見ようと思ったのはこの3ヶ月前に留萌線を乗車する計画でしたが大雪で断念したのがあります。その時の様子はこちらですので合わせてご覧下さい。残念ながらそれが叶わず留萌線はこの留萌駅から石狩沼田駅までが廃止になりました。この日は雨と言う予報でしたのでレンタカーから余り出る事なく観光するにはと前日考えて旧留萌駅まで見学しに来た次第です。駅名の看板だけではなく何もかも剥がされてました。この建物は今後どうするのでしょうかね?取り壊して何か再利用するのか或いはもうこのまま放置なのか、、。

車がない時代は駅や駅周辺も賑わっていたのではと容易に思いますが車社会に時代が移り変わり御役御免と言った感じです。先程まで利用した無料の高速道路があればマイカーは勿論、運転出来なくてもバスがあれば高速道路を通る事が出来ますしね。

旧駅前にはなぜか車が多く止まってました。駅は当然利用出来ないし駅の周りを見ても多くの車の人が行きそうな商業施設も無さそうで不思議でした。勿論私のように見学しに来ている人も当日は居ませんので尚更駐車している人の目的が分かりませんでした。

駅は立ち入り禁止なので見える範囲から見てみます。こちらは海方面を見た一枚です。大昔は留萌駅から増毛駅まで列車があったようでその名残なのか分かりませんが少し先まで線路が残ってました。

ホームを見ると駅名の標識も全て剥がされてました。ホームに扉の跡?!のようなものが見えますが海からの風除けとかでしょうか?!昔の名残なのかホームはとても広かったです。

そのまま旧駅舎の前を通って反対側に来て見ました。昔は奥のホームから増毛まで行く列車があったのでしょうか?ホームが複数あってその間に線路もあってと以前は相当賑わって居たのかなと容易に想像する事が出来ます。じっくり見ているとやっぱり乗車して見たかったなと思いましたね。自分なりに旧留萌駅の様子を目に焼き付けておきました。来て見て良かったです。

そう言えばこの日は選挙戦だったようで遠くで選挙カーから名前を連呼していると思われる声が聞こえてました。人も歩いて無いので意味があるのか不明でしたが選ばれた方は町を少しでも活性化するよう頑張って頂きたいです。

留萌と言えば「にしんそば」です。留萌駅時代に駅舎内でにしんそばが食べられたようですがこの時は移転するとはネットでの情報で知ってましたがまだオープン前でして食べる事が出来ません。前日にリサーチしてにしんそばが食べれるお店に旧留萌駅見学後は移動しました。地方だとネットで記載の営業時間や曜日が違っている事がありドライブ中は営業していて欲しいなと願いながらお店に向かってました。旧留萌駅からのドライブ中も余り店は無いのでやはり地方へ行った時には事前に調べないと食事処に辿り着けないと思いました。都会のように適当に進んで店が見える訳では決してありません。

そして事前にリサーチしていた「やぶ金」さんに到着すると営業していて一安心です。実際に営業しているところを見る前までは本当に心配でした。

ネットでの情報の通り「にしんそば」がメニューでありましたので迷わず注文しました。店内は多くのお客さんで賑わってました。今まで殆ど人を市内で見かけなかったのですが人がいるところにはいるんだなと感じます。更に驚いたのはひっきりなしに出前の電話がなっている事です。かなり出来るまで時間が掛かるとお断りをしているのを何度も聞きました。地方だと車で皆さん食べに来るものと思ってましたが出前は距離にするとどの辺りまで対応するのか気になりました。車社会だと思うので車では楽に来れる距離でもバイクだと違うでしょうし、そもそも食べ物を温かいうちにバイクで運ぶのは近場ならともかく距離があれば大変です。色々な事を待っている間に想像して考えてしまいましたが、お客さんや電話の多さを見るとこちらはとても人気があるようです。

そしてこちらが「にしんそば」です。見た目がまずは良いですね!にしんそばを食べたのはいつだったかなと考えてしまいましたが思い出せませんでした。それくらい久しぶりだったのでなんだか懐かしい感じがしましたね。実際に食べて見ると甘露煮されているにしんは骨が全く気にならず柔らかくて美味しいです。甘辛い味付けはそばと非常に相性良くスイスイと食べ進める事が出来ます。山菜やネギが他にも入っていておそばを美味しく食べる事が出来る脇役もバッチリです。体も温まって気持ちもホッコリするようなお蕎麦でした。非常に美味しかったので来て食べる事が出来て良かったです。

この後は旭川空港に向けて戻りながら観光を続けますがその様子は次回で。

ここまでの様子はドライブした様子を中心に動画に纏めてますので合わせてご覧下さい。

 

 

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