新潟県十日町市にある日本三大渓谷の一つ清津峡の散策を終えた後の続きです。この後は遥々新潟県南部までドライブして来たのでこの辺りを引き続きドライブしながら観光する事にしました。
と言う事で清津峡の駐車場から出て次の目的地へと向かいます。この後暫くは来た道を戻りますがすれ違う車が多かったです。頭の中では混雑を見込んで実際に早めに来ていましたが週末と言う要素もあるかとは思いつつ実際ここまで来る人が多いとは思いませんでした。夏休みシーズンだともっと多いのかなと言う予感しか無いのでこちらへ来る際には行く時期を考えた方が良いと思いました。
清津峡から帰る車はまだ少なかった事もあり来た道を快調に戻ります。同じ道でも帰りは勿論景色の見え方が違うので飽きずに気持ちよくドライブする事が出来ます。このような道を走るアルファロメオ156GTAは本当に気持ち良いですねw。ついついギアを低めで回転数を上げたくなってしまいますw、、。
帰り道の途中で魚沼スカイラインの入口に来ましたのでこちらの十二峠側から入って魚沼スカイラインをドライブする事にしました。ここから八箇峠迄の約20キロに及ぶ眺望の良いドライブコースが魚沼スカイラインです。
実際に魚沼スカイラインをドライブし始めると予想外の道でした。「スカイライン」と言うと私の勝手なイメージでは二車線である程度綺麗に整備されている道路をイメージしてたのですが、実際はすれ違う時には譲り合ってすれ違う必要があるような細い道でして、感覚的には舗装されている林道の様な感じでした。現地に来てみてネットだけの情報以外にリアルな事が分かります。ネットに出る情報は良い所を切り取って魅力をアピールするので仕方ないと言えばそうかもしれませんがなんだかなぁ~と言う感じがしたのも事実です。最初は道を間違えたかと真剣に思ってしまいました。
細い道をドライブし続けて対向車が全然居なくてホッとした反面、こんな感じなのかなと思っていたら対向車とツーリングの自転車が同時に出て来ました。比較的幅の広い所で良かったです。
その後も道の雰囲気は変わりませんでしたが右側が少し開けて来ました。それでも景色が運転中に見れる訳では無く雑草や木々が見える感じです。
そして最初の展望台に到着しました。先客が一台居ましたが私と入れ違う形で出発して行きました。
最初の展望台は魚沼展望台です。気がつくと随分と上まで来たんだなと実際の数字を見ると感じます。普段中々こんな高い場所まで来ないですからね。
そこからの景色がこちらです。目の前に木々があって魚沼盆地を綺麗に見渡せる感じでは有りませんでしたが、ここに来る迄にずっとこんな感じなのかなと思っていた気持ちに変化が出て来ました。魚沼スカイラインはドライブ中の景色を楽しむのでは無くこの先も幾つかある展望台で景色を楽しめば良いんだなと。
魚沼展望台で景色を見たあとは引き続き北上しながら魚沼スカイラインをドライブします。この辺りでは少しずつ下って行く道になりました。下りなのでアクセルを踏む必要が無いので少しエンジン音は静か目でしたが愛車でストレスが全く無く運転していて楽しい時間でも有ります。しかも前後に全く車が無かったですからね。
次にやって来たのが十日町展望台です。魚沼スカイラインの丁度中間付近にある展望台です。ここには利用しませんでしたがお手洗いがありました。先客が居なかったので自分だけの景色を見る事が出来そうです。トイレ横の階段を登って展望台へと進みます。
そして見えたのがこちらです。最初の魚沼展望台より見晴良く魚沼盆地の様子を見る事が出来ました。目の前に遮るものが無いと印象が全然違いますね。中間地点と言う事もあり少しだけ景色見ながら休憩をしていました。自分だけ景色を独占して見れるのは何とも贅沢だなと休憩中は思った次第です。
長めに休憩していると別のお客さんがやって来たので入れ替わるような形で私も先へと出発するようにしました。この辺りまで来るともうこんな感じで最後まで行く事になるんだなとこの辺りでは思いましたね。
次の景観スポットは護国観音(展望台)です。護国観音の近くまで車で行けそうではありましたが行って良いかどうか迷った為に手前の駐車スペースに車を停めて少し歩く事にしました。大した距離では無いですしね。
実際に歩いて行くと観音様がありましてその裏手が展望台となっているようです。しっかり手を合わせてから展望台へと進みます。ここでも誰か居る訳ではなく私だけの空間となっていました。
そしてそこからの景色がこちらです。結論的に言うとここからの景色が一番広く見渡す事が出来て良かったです。曇ってしまってたのが残念ですが自然には勝てません。冬にここまで来る事が出来るのかどうかは分かりませんが雪の景色だと全然違った景色になるのでしょうね。でも来た道を思うと除雪車が入って綺麗に雪をかき分けるイメージが無いので雪深い時には来れないと考えるのが自然かも知れません。
護国観音での見学を終えて再び北上していると久しぶりに対向車とすれ違いました。道幅が広い箇所で運が良かったです。恐らく対向車も同じ事を思っているのかなと思いますがこの辺りはどこですれ違うかはもう運としか言えません。
途中では再び道が細くなる区間が続いて対向車が来ないようにと祈りながらのドライブが続きました。時期によっては多くの車が来る事があるのかどうかは定かではありませんが混雑が見込まれそうな時には通らない方が良いような気がしました。
途中では木々が無くなり景色をチラ見する事が出来るような箇所も少しだけありました。勿論いつどこから車が来るかは分かりませんので途中の細い箇所で停車して景色を見ようとするのは厳禁です。
そしてやって来たのが六日町展望台です。ここには先客がいらっしゃいました。
アルファ君も道は狭かったのですが信号が無く坂道ではもっとエンジン回転数を上げてと言っているかのように元気に走ってくれています。都内でのストップ&ゴーよりも明らかに私もアルファ君も楽しいドライブ時間です。
六日町展望台からの景色です。ここでも前が開けていて遠くを見通す事が出来る良い景色でした。とても静かで眺めの良い景色を見ていると一瞬嫌な事も忘れとても良い気分転換になります。
六日町展望台を出発するといよいよ最終盤です。最後まで同じような細い道が続いていましたが対向車が少なかったおかげで何とか魚沼スカイラインを走りきれそうです。
最後の景観スポットは急カーブの場所にありました。ここでも先客が居ました。
やって来たのが八箇峠見晴台です。ここが魚沼スカイラインの北側からの入口でして南側から来た私はこの先で魚沼スカイラインを出る形になります。
最後の景色は盆地とは逆の山側の景色を見る形になりましたが山々を晴れていたら遠くまで見通せる良いスポットのようですがこの日は残念ながら遠くまで見通す事が出来ませんでした。残念ですが自然が相手なので仕方ありません。
この後は魚沼スカイラインを出て引き続き新潟県南部のドライブ観光を続けますがその様子は次回で。
魚沼スカイラインをドライブした様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。ここをドライブされようと思う方に走行シーンを長めに入れていますので雰囲気を感じて頂ければと思います。