青森県の弘前駅から弘南鉄道・弘南線で黒石駅までやって来た続きです。
改札を出て駅前に出て見ました。もう既に夕方の時間帯でしたがこの日は弘前駅まで戻って駅近で宿泊する予定なので時間的に余裕はあります。加えてそう簡単に黒石まで来れないと言うのもあるので折り返しの電車に乗車せず約1時間後の電車に乗車する事にしました。つまりその1時間が駅周辺での滞在時間となります。因みに黒石に来たのはかなり前に車で来て以来2回目となります。この日は早朝に浄土ヶ浜の観光をしてその後は宮古駅から普通電車を乗り継いでここまで来ていてそこそこ疲れてはいましたが体力的にもう一踏ん張り出来そうです。
夕方の時間帯と言うのと黒石の名物を食べたいと言う思いが重なりまずは食事しにお目当てのお店まで歩きます。予想はしてましたが車は走っていても歩いている人は居ませんでしたね。淡々とGoogle Mapを見ながら15分前後だったかと思いますが歩いていました。体力的な事より気になっていたのは地方あるあるでネット上の情報では営業していても閉まって無ければ良いなと思いながら歩き続けていました。地方で閉まっていたら直ぐ近くの別のお店で食事、、、とは簡単に行かないですからね。
そしてお目当ての「妙光食堂」さんに到着です。黒石の名物はつゆ焼きそばでしてそこの元祖と言われるお店です。かなり前に黒石に来た時には別のお店で食べた記憶があるのですが今回は調べてお邪魔する事にしました。ここまで歩いている人とすれ違う事がなく実際に営業していて欲しいなと願うような気持ちで来ましたが実際に営業していて本当に一安心です。
メニューを一通り見ましたがやはりここは「つゆやきそば」を注文しました。お値段は850円とリーズナブルな価格で有難いです。
注文した後は店内の様子を見ながら出て来るまで待ちます。サインが所狭しとあって人が来る所には来るんだなと感じます。お店の雰囲気がとても良かったです。
そして実際に出て来たのがこちらです。思ったよりボリュームがあったのと小鉢も複数付いて850円はお得過ぎます。実際に食べて見ると麺はしっかり焼かれていて焼きそばですがそれをつゆで食べるのが不思議な感じです。焼きそば自体もソース味が付いていて単に焼かれているだけではなくとても美味しいです。具材も非常にバラエティに富んでいてネギ、キャベツ、モヤシ、タマネギ、豚肉、揚げ玉等が入っていてボリューム感もあって良いですね。間に小鉢を食べつつ美味しく食事させて頂きました。ここまで歩いて来て食事する事が出来て良かったです。黒石へ観光する事があれば是非食べて見て下さい。
食事後は駅に行って弘前へ戻ろうと思いましたが時刻表をアプリで確認すると次の電車まで少し時間があるようです。駅で待っているのは勿体無いので観光スポットに寄り道して少し散策する事にしました。
ビンテージの消防車を見に行って見ましたが閉まっていて扉越しからの見学となってしまいました。ボンネット型が現役で黒石の町を守っているなんてレトロ感があって良いですね。動いている所を見たいですが消防車が動くと言う事は非常事態なのでそんな事を願ってはダメですね。
その後は中町こみせ通りを散策しました。夕方の時間帯で施設内には入れませんでしたが昔に来た際には入った記憶があるし時間もあるので散策するだけで充分雰囲気を堪能させて頂きました。以前に来た時にはこの辺りを観光したのを覚えてます。懐かしいなと言う気持ちも少し持ちつつ観光していました。
次の電車の時間が近くなって来たので黒石駅に戻ります。
黒石駅に戻って来た時には黄昏時と言った感じになってました。夕方の時間帯から弘前へ電車で行く人は余り居ないようで駅構内はひっそりとしていました。券売機で切符を購入してホームに入ります。
帰りの電車が既に入線していましたので車内に入ります。
切符購入して改札口で観光客と思ったらしく沿線の写真が入ったカードを頂きました。どうも有難う御座います。季節で色々な景色が見れるんだなとカードを見て思いました。冬はこの辺りだとやはり厳しそうですね。
黒石駅を出発です。短い滞在時間でしたがつゆやきそばを食べる事が出来て良かったです。直ぐの電車で折り返さなくて本当に良かったと感じていました。
帰りの車内は空いていたので左右の景色を好きなように見ながらの電車旅となりました。夕方の景色の中、電車の速度も早くは決して無いのでローカル線の雰囲気を堪能していました。全然普段の電車とは状況も異なり時間の進み方も違う感じで何も深く考えず旅を楽しんでいました。
そして弘前駅に到着して弘南鉄道・弘南線の電車旅を終えました。この区間は初乗車でしたが完乗となりました。良い経験になりましたね。地元密着な路線だと思うので末長く地元と共に発展していって欲しいなと感じました。
この日は弘前で宿泊なので駅を出ました。この駅で降りたのは既に何度かありますが駅や駅前の雰囲気は変わって無いなと思って様子を見ていました。
この日は駅から2、3分の場所にあるこちらの「HOSTEL HIROSAKI（ホステルヒロサキ）」さんにお世話になります。ドミトリータイプで値段が安かったのと駅から近い場所だったのでこちらに決めました。次の日もJRで移動しますからね。
コロナ禍以降では初めてのドミトリーです。どんな客層でどれくらいのお客さんが居るのかなと思ってましたが客層は老若男女様々な方がいました。お客さんも多くいて驚きました。若い男の人ばかりだと思ってましたが全然そんな事は無く意外な感じです。
中のベッドはとても広くてカプセルホテルのような秘密基地感のようなのはありません。勿論ドミトリーなので中で立つ事は出来ませんがそこそこ天井の高さもあるので狭さは思ったより感じなかったです。
シャワーや洗面台は共用でしたが人が多くて待っていると言う事がなく好きな時に使えて良かったです。ドミトリーなのでお風呂はありません。アメニティもタオルがあるくらいで歯ブラシやカミソリ等も無く持って来て無かったのですがフロントで購入する事が出来ました。この辺りはドミトリーと言う事で事前に準備するなりどうするかは考えておく必要がありますが手ぶらでも購入する事が出来るので心配は不要です。
気になるのはネット速度。チェックインするといつもパソコン広げる前にインターネット状況を確認しますが快適な速度が出ていて一安心です。実際に利用中の体感的にも全く問題無かったです。
ドミトリー内はベッドしか無いですがフロントの前に共有の机がありそこでパソコンを広げて翌日の行程を考えていました。近くにスーパーがあったのでお菓子やデザートを購入してそれを食べながら共有スペースで弘前の夜を過ごしました。と言う事で次の日の様子はまた次回で。
ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。