ここから何度かに分けて台湾旅行した時の様子をブログしたいと思います。
この日は成田空港第二ターミナルから出発します。海外旅行へ行く際に羽田空港から出発したほうが近くて便利なのは、私にとって間違いないのですが、成田空港からのほうが何故か「海外旅行前」と言う気分がします。昔からのイメージが残っているのでしょうかね。或いは保安検査前のこの案内版の色々な行き先を見て、そのような旅情を感じているのかもしれません。上手く言えないのですが、遠いけど好きなんですよね。
今回はエアーアジアを利用します。カウンターを探したら少し分かりにくい場所にありましたが、それを見越してか、スタッフさんがカウンターの場所をボードを持って案内してました。カウンターへ行って物理的なチケットが必要と言う事で、どの程度並ぶのかなと戦々恐々してましたが、思ったより並んでいる人が少なく安堵しました。そして皆さん慣れているのか、一人一人の対応に時間が掛からず、回転も早かったので結果的にそれ程待つような事はなくて良かったです。
今回はタイ・エアーアジアのバンコク(ドンムアン)行きを利用します。この飛行機はバンコクへ直接行くのではなく、以遠権を使って成田と台湾の高雄間を運行しています。つまり高雄経由のバンコク(ドンムアン)行きです。バンコクまで行く事も出来ますし、今回の私のように高雄まで利用する事も出来ます。
ドンムアンへはコロナ禍前に何度か利用した事がありまして、行き先表示を見て懐かしく思いました。昔は空港からバスでバンコク市内に移動してましたが、今はその当時建設中だった鉄道も出来ていると、何かのニュースで見たのでバンコク中心部へのアクセスもかなり違っていると思います。
成田空港では国内線のLCCで第三ターミナルからバス移動して飛行機を利用した事がありますが、第二ターミナルからバス利用してタラップから機内に入るのは、恐らく初めての経験です。飛行機が間近で見れて良いなと思っていて、毎回こうでも良いくらいです(笑)。
機内に入りました。使用機材はLCCではお馴染みのA320-200でした。LCCは座席指定が有料なので指定しなかったのですが、窓側が割り当てられました。
足元はご覧の通りで、ある意味LCCらしい狭さです。この搭乗前に日本のZipairやAirJapan等を利用しましたが、あちらは足元が広くて新世代のLCCと言う感じです。AirAsiaは今後どうなるのかなとは思います。高雄は台湾の台北より時間は少しかかりますが、それでも成田からの国際線では短い方の路線です。狭いのは事実ですが、機内にいる時間の長さを考えると、今までもっと長距離をLCCで利用した事もあるので、余裕で過ごせます。
個人用は勿論、機内にディスプレイはないので安全の説明をCAさんがデモしてました。海外の航空会社を利用すると当たり前のように男性CAさんがいます。日本の会社だと見る事は余り無いのですが、色々な客がいるとは思うので男性のCAさんは一人以上いた方が良いのかなという気はいつもしてます。
日本人のCAさんは居なかったですが、男性のCAさんがカタコトの日本語で案内をされていました。
そして成田空港から離陸です。いよいよこれから旅が始まると思うと、行き先がどこであろうと気分が高揚するものです。当日の成田空港は雨で、離陸して直ぐに地上の景色が見えなくなってしまったのは残念でした。
見える範囲では満席だったと思います。見た目からの判断でしかないですが、タイ人は殆ど居ない印象でした。台湾人が圧倒的に多く日本人も台湾人程ではないですが居たと言う感じです。たまたま私の横は日本人女性でした。
成田空港の天気は雨で、日本各地で天気が余り良くなかった日でしたが、雲の上に出てからは揺れも少なく安定して台湾・高雄へ向かっていました。最初は熱い雲に覆われていて、景色が全く見えずの状況でしたが、西へ進んでいくとたまに地上の景色が見えるという感じでした。特徴的な場所が見えなかったので、日本のどの辺りなのかは分かりませんでしたけどね。
LCCなので機内サービスはありません。事前に食事等の予約をしていれば受け取って食事は出来ますが、国際線にとっては近い路線の為か、機内で食事している人は見受けられませんでした。そして機内販売も同様に購入する人は居なさそうでした。CAさんも当然ある程度はそれを予想していると思います。
高雄は台湾南部の先端に位置します。フィリピン海の東側から入って陸地を見て高雄に行くのかなと予想してましたが、台湾上空を北部から南部へ進んでいました。この辺りまで来ると「いよいよ台湾に来たか」と思いました。
そのまま空港に着陸するかと思ったら、一旦台湾上空を通り過ぎて海に出ました。飛行機は向かい風の状況で離発着するので、風向きが違っていたのでしょうね。
暫く海上を飛行してから旋回して、逆光だったのが順光になり景色が綺麗に見える状態になりました。夕方に差し掛かる高雄の街並みを見ながら高度を落として空港を目指します。
そして高雄国際空港に到着です。出発の成田空港では雨でしたが、高雄では天気が良くて一安心です。この空港の周りには家々があり、街中にある空港です。日本では福岡空港を少しイメージしてしまいますが、そんな風に思うのは私だけかな(笑)。
飛行機を出ました。LCCなので高雄でも端に駐機しましたが、高雄国際空港はとてもコンパクトなので場所がどこでも長距離歩くと言う事はありません。こじんまりしていて、忙しなく歩くような人もいない印象です。ゆっくり空港内を歩いても直ぐにイミグレーションに到着し、入国カードも事前にオンラインで登録していたので、サクッと台湾に入国する事が出来ました。
入国したら、南国特有の蒸し暑さを感じました。コンパクトな空港の到着ロビーには多くの人が居ました。皆さんお迎えでしょうかね?!
台湾の入国は約1年ぶりでして、前回残った現金を持っていたのと、事前にesimも設定していたので、空港内ではどこも立ち寄らず、直ぐに空港から中心部へ移動して観光開始となりましたが、この後の様子は次回で。
ここまでの様子を動画にしてますので合わせてご覧下さい。