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インド・デリー世界遺産めぐり|クトゥブ・ミナールとフマユーン廟で歴史を感じる一日

インド・デリー観光の続きです。今回は実質二日目の様子をブログしたいと思います。

この日はコンビニに行って朝食となるものを物色しましたが、おにぎりやパン等はなく取り敢えず目についたものを購入して食べて済ませました。インドのお店でおにぎりやパンはどんな感じで売っているのかなと思ってコンビニに行きましたが、失敗しました。何も買わないで他を探すのも面倒だったのもあります。

身支度をしてこの日も観光します。前日はどんな感じか全く分からないので、近い所を観光したのですが、この日は少し足を伸ばして観光する事にしました。

最寄駅の階段が見える所まで来ると、予想外に牛がいました。ここまで来るのに埃っぽいなとは思っていたのですが、それとは別に動物の匂いがしてきて、何の匂いなのかなと思っていたのですが、まさかまさかの展開です。これが郊外の田舎町なら分かるのですが、デリーの中心部になるので、私の常識が全く通じない感じです。この辺りは当然大自然が広がるような場所でもないので、牛にとっては余り良い環境とは言えないと思います。ずっとここにいるとは思えないのですが、夜はどうしているのか気になります。

前日利用したラーマクリシュナ・アーシュラム・マールグ駅からスタートです。目的地まで電車を乗り継いで向かいます。楽をすればホテル前からUberで行く事も出来るのですが、距離があるので、それなりに費用も掛かります。加えて長い時間オートリキシャに乗るのも疲れるかもしれません。一度電車に乗車すれば時間も読み易くなるので電車を利用しました。

この時は気が付かなかったのですが、チケットは目的地を伝えて現金で購入するのですが、毎回お釣りを正しく返してくれません。お釣りをくすねていて、この後も色々な駅で切符を購入したのですが、それが標準のようで少し腹が立ちました。お釣りを正しくくれない時にお釣りを渡すように伝えても、相手にしないのでどうしたものかと思います。正しくお釣りをくれたのは空港からデリー駅までの路線のみで、ここは外国人利用が多いからなのか、当たり前のようにお釣りを返してくれました。インドは悪い人は一部だと思いますが、その印象が強く感じるので、正直印象は良くないです。

電車を乗り継いで目的地のクトゥブ・ミナール駅にやって来ました。乗り換えは別として電車に乗車している時間だけでも30分以上は乗車していたと思います。その距離をやはり電車で済ませる事が出来ると、Uber利用よりかなり格安に移動出来ます。電車のチケット売り場の駅員には腹が立ちましたが、電車自体はGoogle Map見ながら予定通り来る事が出来ました。

クトゥブ・ミナール駅に出るとやはりここでも多くのインド人がよってたかってタクシー利用を進められます。無視したり断ったりしても暫くついてくるので、本当にしつこくてここでもインドの印象が悪くなりました。まともな人が大半だとは思うのですが、やはり嫌がらせを受けるとそこの印象が強く残るのも事実です。

駅から暫く歩いて、人の気配がなくなってからUberを呼んで、目的地まで無事に移動しました。駅から歩くと25分くらいと表示されていて道も一応あったので、Uberに乗車していて見学している限りでは、帰りは歩いて帰る選択肢もあるのかなという感じです。どうせ観光地にもしつこい人が多いと思いますしね。

やって来たのは世界遺産・クトゥブ・ミナールです。駅から歩いて行く人やUberを使って行く人は少数派のようで、ここまで来る時には人が少ないなと思ってたのですが、ここに来る途中から道路が混み始めて意外と時間が掛かりました。

まずは外国人価格のチケットを購入する必要があるのですが、チケット売り場の男性が非常に高飛車で現金で支払おうとすると、お釣りを出さないから丁度で用意しろと高圧的な態度で接してました。あれだけ私の目の前で現金で支払う人がいて、どう見てもお釣りはあるのですが、相手にしてくれません。クレジットカードも使えるようですが、セキュリティ的に使って大丈夫なのかなと言う不安もあり、そもそも高圧的な態度をとる人にこちらが妥協するのも、変なのでここでも結局ネットでチケットを購入して、なんとか入れるようになりました。本当に日本人の感覚からすると、駅員がお釣りをちゃんと渡さないとか、過剰にしつこい呼び込み、観光地でも傲慢な態度をしたりと、色々と苦痛に感じる事が滞在中は多々ありました。

スマホのQRコードで無事に敷地内に入ると、世界遺産となっている73メートルの塔を見る事が出来ました。「クトゥブ・ミナールとその建造物群」として1993年に世界遺産登録がされました。最終的に14世紀頃に完成されたとの事ですが、その当時でどうやってこれだけの塔を作ったのか気になります。近くで見ると想像以上で圧倒されます。チケット売り場の事も忘れるくらいです。補足するとこの塔は外から見るだけで、中の階段を登って上まで行けるという訳ではありません。

敷地内には色々な建物があります。日本では決して見ることが出来ないような歴史的な建物が所狭しとあるのですが、やはり理解を多少でも深めた上で見たいものです。ChatGPTで目の前の建築物の写真を送って説明して貰う事で、理解も深まり色々な想像をしながら見ることで、良い観光をする事が出来ました。つまらない人間と言われるかもしれませんが(笑)、個人的にはもうガイドさんは必要ないかなと言うくらいです。勿論ガイドさんの良さもあるとは思うのですが、言葉の問題もあるのでやはり理解度も変わります。加えて勿論有償ですし、ガイドさんのペースで観光する必要もあります。敷地内で写真を撮ってChatGPTに送っては説明して貰ってずっと見ていました。

ここはインド最古のモスクでして、中庭を見た一枚です。こう言うのもそのまま見るより、ChatGPTに説明を聞く事で味方も変わります。幾つかの団体さんがガイドの説明を聞いていましたが、私には自分のペースでChatGPT利用しながら観光した方が色々な意味で良かったと感じました。

こちらは4世紀頃と推測される鉄柱です。古代インドの冶金技術の高さを伺える重要な施設です。長い月日が経過してもこれだけ維持されているのが凄いです。

見学中は上空で飛行機が多く飛んでいました。ルート上になっているようでして、デリーの空港へ向かうようでした。

その後も敷地内を散策しながら色々な建物を見てまわりました。世界遺産なだけあって全体的に見る所が豊富で、とても歴史ロマンを感じます。デリー中心部からのアクセスはそこそこの距離があるので簡単ではないですが、是非デリーに行った時には観光地の候補にして頂きたいなと思います。

クトゥブ・ミナールの観光後にやはり出口付近は呼び込みが多いのと、渋滞で車が全く動いてないのもあり、帰りは駅まで歩いて行ってみる事にしました。オートリキシャで来た時には簡単に歩いて行けそうな気がしたのですが、実際に歩いてみると日差しを避けられる箇所がなく、車の排気ガスもあるので結構厳しかったですが、歩いて帰ると決めたので淡々と駅に向かいます。

そしてなんとか無事にクトゥブ・ミナールに戻る事が出来ました。駅に入ろうとする人には声掛けがないので安心です。

そして次の目的地まで戻りながら向かいます。最初と同じ理屈でUber利用を極力短い距離にします。

Google Map通りに移動して来たつもりですが、全然違う駅で降りてしまいました。なぜ間違った場所で降りて行く事になったのかよく分からずでして仕方ないので、ここから目的地までUber(オートリキシャ)で行く事にしました。

最初は快調に進んでいたのですが、途中から渋滞にハマり全く動かない状態が続いていました。Google Mapを見る限り、歩いていける範囲に既に来ていたので、Uberの運転手さんに降りる事を伝えて、目的地まで歩きます。全く車が動いてない状態で、信号も無いので全く交通整理が出来てない状態でした。これなら確かに進まないだろうなと言う印象です。

目的地であるフマユーン廟のチケット売り場にやって来ました。並んでいる人が大勢という訳でもなく、回転も良かったので無事に外国人価格のチケットを入手する事が出来ました。ここでは普通にお釣りを返してくれましたが、普通の事なのになんだか嬉しかったです。

フマユーン廟はムガル帝国第2代皇帝フマユーンの霊廟で、インドにおけるムガル建築の最初期の傑作として知られ、世界遺産の観光スポットとなっています。

購入するチケットは幾つか種類があり、私は次に来る事はない可能性があるので一番高い(なんでもOKな)チケットを購入しました。チケットの種別によって料金が変わるのは勿論、どこから敷地内に入るのかも異なるようなので注意が必要です。

言われた入口まで行ってそこから敷地内に入っていくと、大きな博物館がありました。博物館ではムガル帝国の歴史や展示を見ながらクールダウンしました。とても暑くて涼しめただけでも良かったくらいです。

博物館から出て、最初に見たのはこちらのドーム上の建物をした、イーサ・カーンという高官のお墓です。説明を見るまでまさかこれがお墓だとは夢にも思っていませんでした。こちらも世界遺産となっています。

その後は流れに沿って進んで、フマユーン廟を見に行きます。特に事前に調べてはないですが、人の流れについていけば自然と見られるだろうという感じで進みました。

こちらが世界遺産・フマユーン廟です。実際に見ると予想以上に大きくて迫力満点です。1573年に完成したようでして、日本だと江戸時代になる前と言う時期だと思いますが、その時期にこれだけの建築が出来た事にも驚きます。

上に行って目の前の広場を見た光景です。街中は汚い所が多いのですが、ここは世界遺産なだけあってとても綺麗に整備されています。

ここは中に入る事が出来るので行ってみると、中央付近に墓碑がありこの地下にフマユーンの遺体が安置されているそうです。建物の外も中も広さや豪華さに圧倒されます。

フマユーン廟を一通り見た後は来た道を戻ります。人がとても多かったですね。戻りながら最後の観光スポットに向かいます。

最後にやって来たのは「スンダル・ナーサリー」という、フマユーン廟の横にある公園です。2020年に「世界で最も美しい公園10選」に選ばれた公園です。博物館とフマユーン廟とこの公演の3点セットでチケットを購入したのですが、個別に行く人はそのチケット購入するようなことも出来るようです。

こちらは市民の憩いの場となっていて、広いはずですが人が多くいてとても狭く感じるほどでした。この公園内も綺麗に維持管理されていて、現地の人も綺麗に利用しているように感じました。これだけ綺麗に公園を使えるのなら、街中ももう少し綺麗に出来ないものかと思うのが正直な所です。それだけ清潔感のギャップを感じていました。

一通りの見学を終えて駅に向かいます。フマユーン廟を出た直後は大渋滞の車の合間を抜けるように歩いていましたが、駅に近くなるに従って普通の歩行者用道路となりました。行きに全く違う場所で降りてしまった為に、この時は入念に確認しながら歩いて駅を目指します。

そして無事に「JLN Stadium」駅に到着しました。行きはなぜここで降りれなかったのだろうと、この時も未だに引きずっていました。理由が分からないとこの先も同じような事が発生しうるからでして、この後も考えてましたがやはりどうしても理由が分かりませんでした。

朝出発したラーマクリシュナ・アーシュラム・マールグ駅に戻りました。この駅まで戻れるとホテルまで歩けるので一安心です。

駅を出て帰りも牛がいるかどうか見ていたのですが、しっかり居ました。まさかずっとここに居るとは思えないのですが、もし居るとしたら自然が何もないような場所なので、可哀想な気がします。それにここに居させるという事は牛に引っ張らせる何かがあるのでしょうか?周りを見た限りでは気がつきませんでしたが、色々と色々と初めて見る光景に不思議に感じることばかりでした。

昼間は暑くて食欲が全く無かったのですが、夕方になり若干過ごし易くなる事で食欲も出て来ました。ホテルに戻る前に2階にあるBISTRO 55と言うお店で食事する事にしました。上から景色を見てみようと思った為です。

上からの景色はこんな感じでして、ごちゃごちゃしたそして正直綺麗とは思えないような光景が広がります。景色見ながら感じたのは、埃っぽさや匂いはやはりオープンなレストランではそのまま感じるので、食べる前からやはり次はドアがあるお店の方が私にとっては良いのかなと、少し後悔してしまいました。

インドに来たからにはやはり本場のカレーをどこかのタイミングで食べようと思っていて、この時にそれを実現する事が出来ました。注文したのは「チキンカレー」です。万が一お腹が痛くなったとしてもホテルまで目と鼻の先なので、なんとかなると思い、このタイミングでカレーを注文した次第です。

実際に食べてみるともっと現地独特な味がするのかと思っていたのですが、拍子抜けするくらい普通に美味しく全く違和感もなく食べる事が出来ました。食事的には大正解でとても美味しく食べれて良かったと思いましたね。

まだ日が明るい時間帯ではありますが、翌日が早起きする必要があり、この後はホテルに戻ってゆっくりして、少し早めに就寝して翌日に備えるようにしました。この日も体調を崩す事なく、無事に予定通りの観光をすることが出来て良かったです。

ここまでの様子を動画にしていますので、合わせてご覧下さい。

 

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