カタール・ドーハでの観光を終えて、ハマド国際空港に戻って来た続きです。この後は経由便で日本へ帰国となりますが、その様子をブログして行きたいと思います。
メトロでハマド国際空港にやって来ました。メトロの駅から直結で空港に行けるので迷いようがありません。時間帯なのか通常通りなのかは分かりませんが、思ったよりメトロ駅も空港までの連絡通路も人が居ませんでした。
空港に入る際には、セキュリティの人がいて予約した航空券情報の提示が必要です。パスポート持っているだけだったり、外国人だからと言う事で空港には入れてくれないようなので、注意が必要です。私はスマホ内にファイルでダウンロードしておいたので、それを見せて空港に入る事が出来ました。
余談ですが、入国して日本円で3000円程度現金を両替して持っていたのですが、旅行期間中は結局現金は手付かずとなりました。どこでもキャッシュレスが当たり前と言う感じです。
空港内は予想以上に空いていました。もっと混雑しているかとばかり思っていたので、少し早めにやって来たのですが、拍子抜けするくらいです。前述のように空港内へは誰でも入れる訳では無いので、その恩恵もあるのかもしれないなと感じました。
帰りはスターアライアンスメンバーの深圳航空を利用します。この航空会社を利用するのは初めてです。
エコノミーのカウンターは結構並んでいましたが、私はANAのSFCを持っているので、ビジネスカウンターに並んで余り待たずにチェックインして、日本までのチケットを入手しました。こう言う時にステータスがあると便利だなと感じます。
出国もサクッと出来ました。予想以上に時間が掛からず出国出来ました。そして制限エリア内の方がお客さんが多くいました。ハブ空港として利用する人が多いと言う事なのかもしれません。
時間にかなり余裕があったので、空港内の見学兼ねてチケットに記載の搭乗口まで一旦歩いて場所を確認しました。どうやらバスで飛行機前に行くようでして、少し早めに来ようかなと言うのを確認出来たので良かったです。
搭乗口を確認した後は、指定されたラウンジに行って食事しながらゆっくり時間を過ごしました。機内に充電設備があるとは思ったのですが、このタイミングで半日観光して減っていたスマホやカメラのバッテリーをチャージして、機内で充電出来なくても備えるようにしました。海外だと充電可能なタイミングでしておかないと、いつ何があるか分からないですからね。
搭乗時間近くになり、ラウンジを出て搭乗口に向かいます。食事もして体を休めて、スマホも充電出来て準備万端という感じです。
まず最初に深圳航空 ZH808便で深圳航空の本拠地である、深圳宝安国際空港に向かいます。
搭乗口からバスで飛行機の前まで来て、タラップで機内に入ります。この方法は臨場感を感じて好きなのですが、そんな事を思っているのは私だけでしょうか?多数派はバス移動してタラップは面倒と思っている人が多いかもしれませんね。
機内に入りました。使用機材はA330-300となっていました。深圳航空はLCCではなく、スターアライアンスメンバーのFSCなので、足元もキツキツな感じはしなくて良かったです。そして正直期待は余りして無かったのですが、枕やブランケットも用意されていました。深夜便なのでこれは嬉しい誤算です。
座席が事前に指定した場所よりもなぜか前方の席になっていました。そしてステータスを持っているからだと思うのですが、CAさんから挨拶をして頂き、ペットボトルの水を頂きました。
更に嬉しい誤算と言えば、ディスプレイが日本語対応していた事です。CAさんが挨拶に来てくれた時に、恐らく私を日本人と事前に認識していたのかと思うのですが、こちらが何か質問をした訳でも無いのに、ディスプレイの言語を変えてくれて、日本語対応している事を認識しました。今まで他の何社かの中国の航空会社を利用した際には、中国語と英語が大半だった印象しかないのですが、これは嬉しいですね。
そして足元にコンセントがあり、ディスプレイの下にもUSBの口があり充電出来る環境は充分整っていました。フライト時間が長いので、バッテリーの心配をする事なく、スマホやカメラを使えるのは嬉しい限りです。
スターアライアンスメンバーとはいえ、中国の航空会社なので、正直最初は深圳航空ってどんな感じなのかなと思っていたのですが、非常に良い印象を持ちました。
今回のルートです。深圳まで6255キロとなっていました。エコノミー席が悪い感じの印象は無いので、長距離のフライトですが安心して過ごせそうな気がしました。
深圳に向けて飛行機が動き出しました。これから長い帰国旅の始まりです。料金を節約してカタール航空の直行便を今回利用しませんでしたが、いつか利用して見たいなと思いながら機体を見ていました。
安全に関するビデオは凄くアットホームな感じで印象が良かったです。もっと中国感満載の音楽や映像が来るのかなと思っていたので、ここでも良い意味で想像と違っていました。
そしてハマド国際空港を離陸しました。機内からこの日の午後に観光した高層ビル群が、ライトアップされている様子や、期間中に観光したドーハ湾の様子をバッチリ見る角度となっていました。暑かったけど、初めての中東観光は良い感じで終わる事が出来たし、印象が良かったのでまたドーハに限らず中東には来て見たいなと思いましたね。
座席は見える範囲では8割から9割くらいで、ポツポツと空いている所があるという感じでした。
安定飛行に入り、約1時間半後に機内食が配られました。中国の航空会社がカタールで手配をしていると思うので、どんなのが出てくるのかと思っていたのですが、日本人的にも普通に美味しく頂ける内容のものが出て来ました。全然クセがなく食べ易いと思いました。ネットでたまに中国系の航空会社の機内食で酷評するブログや記事を見た事があるのですが、今まで色々な中国系の航空会社を利用しましたが、酷評するような機内食に出会った事がありません。長時間のフライトなので慌てずゆっくりマイペースで食事していました。
食事が終わって片付けが終了して暫くすると機内が暗くなりましたので、アイマスクをして借用された枕とブランケットを利用して窓側に持たれるような格好で仮眠をするようにしました。
少しは寝れていたようでして、機内放送で目が覚めました。アイマスクを外すと既に機内は明るくなっていました。周りの様子を見ると到着前の軽食が出ていたような雰囲気はありましたが、食事は機内でしなくても、深圳で待ち時間があるのでその時にゆっくり食事すれば大丈夫なので、少しでも寝て体力を維持出来る事の方が重要です。その意味では軽食提供時に気が付かずに寝れていたのは良かったのかもしれません。
そして間も無く深圳宝安国際空港に到着と言う段階になると、陸地が見えて来ました。あいにくの天気でスッキリ景色が見えないのは残念ですが、こればかりは運ですね。
空港着陸直前には海の上を走る自動車専用道路のようなのを見ました。運転したら楽しそうな道だろうなと思いながら景色を見ていました。
そして深圳宝安国際空港に着陸しました。現地は雨が強く降っていました。そしてこの空港には初めて来たので、規模感とかが全く想像出来てなかったのですが、予想以上に大きい空港でした。少し調べて見た限り、中国国内で4番目の旅客数を誇る空港のようです。
そして機内から出ました。こちらの空港は深圳航空の本拠地という事もあり数多くの飛行機を見ました。私は見るのも利用するのもこの時が初めてでしたが、振り返るととても良い航空会社だったと思いました。全く不満を感じるような部分は無かったですね。
約7時間強の深夜便でしたが、多少は寝れていたようで、機内から出る時も体調に大きな変化なくここまで来れました。
最終目的地は当然日本なので、ここでは入国せずトランスファーを探してやって来ました。圧倒的に入国する人が多く、トランスファーは非常に空いていました。元々次のフライトまで時間にかなり余裕があるので、多少混雑していても全く問題ないくらいでしたが、サクッと進んで次の便の出発制限エリア内に行く事が出来ました。
この後は最終の行程となりますが、その様子は次回で。ここまでの様子を動画に纏めていますので、合わせてご覧下さい。