ホーチミン弾丸旅行を終えて、タンソンニャット国際空港に戻ってきた続きです。
午前中から何ヶ所か観光した上で、午後1時過ぎには空港に到着することが出来たので、事前の想定通り行動する事が出来ました。
帰りもベトジェットエアを利用して、16時30分発のVJ820便で羽田空港へ行きます。
予想は容易にしていましたが、チェックインカウンターは大行列です。前日にオンラインチェックインを試みたのですが、対応してないようです。日本ではオンラインチェックインは出来ましたが、チケット発券が必要だったので、結局カウンターに並ぶ必要はありましたが、それでもオンラインチェックイン済みの列が別にあり、そこは空いていたので余り待たずに搭乗券をゲットしていました。しかし、本拠地の空港だと思いますがオンラインチェックインすら出来ない状態にビックリという感じです。皆さん同じだと思うので混むのも当たり前です。
カウンターの前まで来た時には既に1時間以上経過していました。生産性の無い時間が続きますが、チケット代が安かったので仕方ないと割り切るべきなのか、、。カウンターでは直ぐにチケット発券して貰えました。まるで大病院に長時間待っていて先生に診てもらう時間がごく僅かな時間というのと同じような感じです。
搭乗券をようやく得た後は、出国の大行列がありました。ベトナムは本当に出入国に時間が掛かるので、早め早めに動かないと乗り遅れると思います。改善するつもりがあるのか否か分かりませんが、他の国では自動化が進んでいるのでベトナムもそれに倣って欲しいです。スマホに映画一本分をダウンロードしておいても、搭乗券の入手から出国まで余裕で見終えると思います。
出国後はラウンジへ。LCCなので機内では食事は出ませんし、夜の遅い時間帯に到着する感じなので、食事は済ませて機内では寝て過ごすつもりです。飛行機に乗る前に予めお腹いっぱいに食べておくようにしました。
ラウンジで休んでいると、今回チケットを購入したTrip.comのアプリから遅延の通知が来ました。価格を比べて他の所から購入する事もあるのですが、Trip.comのように素早くこのような情報をくれる所は余りありません。ラウンジのインフォメーションはまだ定時の16時30分のままで、Trip.comの通知された時間とは情報が違っていましたが、以前も同じような経験があった事もあり、Trip.comの情報を信じてそのままラウンジで休憩する事にしました。それにしてもいきなり1時間50分の遅れとは、、、LCCの洗礼を浴びる形となりましたが、ラウンジ出る前だったのが不幸中の幸いという感じです。
搭乗時間近くになりラウンジから搭乗口に移動しました。飛行機まではバス移動のようです。搭乗口周りにはぐったりとした旅行客が多くいましたが、私はラウンジで食事してた事もあり、体調は良かったです。行きで分かっていましたが、機内には充電出来る設備はないので、スマホやカメラも合わせてラウンジで充電出来たのも大きかったです。
改札後はバスで飛行機まで移動します。当然ですが、ベトナム航空やベトジェットエアの飛行機が多くありました。多くあるだけにオンラインチェックインは整えてくれないかなぁ、、、という感じです。
飛行機前に来た時にはすっかり夕方の時間となっていました。順番に機内に入ります。たまにタラップで機内に入る時に後ろ側からも入れるようにしてくれる事もありますが、この飛行機は前方一ヶ所です。
座席指定した席に到着です。帰りも眠りを少しでも妨げられないようにと窓側を指定しました。LCCの場合だと機内サービスも無いので私がトイレで出ない限り邪魔される事は無いはずです。
座席に座って暫くすると再びTrip.comから遅延のお知らせが来ました。更に20分遅れて18時43分頃の出発との事です。定刻の16時半から2時間以上の遅延となりました。まさかここでLCCの洗礼を浴びるとは思ってもみなかったですが、LCC利用する場合にはこのような事も普通にあるという事を理解した上で利用するしかありません。気持ち的にはしんどいですけどね。
予想外に私の列はお客さんが来ませんでしたので、少しでも窮屈にならないよう椅子に対して少し斜めに座り、足を中央席付近に伸ばすような感じで座りました。この飛行機は7割前後の搭乗率と言う感じで、空席が所々でありました。
飛行機が動き出した時にはすっかり夜になっていました。ようやくと言う感じです。
そして羽田空港に向けて離陸となりました。
タンソンニャット国際空港は街中にあるので、離陸して直ぐに住宅街の景色が広がりました。日本で言うと福岡空港みたいと言うか、それ以上の密集ぶりのように思いました。景色を見ながらまた来てみたいなと思いましたね。今回の旅で改めて分かったのは、ホーチミンはコンパクトに観光スポットが纏まっているので、弾丸でも比較的無理なく観光出来ると言う事ですし、実際にそれを実感した旅となりました。
景色を見た後は、アイマスクをして少しでも体力回復に努めるようにしました。LCCだと機内サービスが無いので食事を済ませた事もあり、後は休むだけと言う感じでした。
放送で目が覚めると機内が明るくなっていました。外の景色は真っ暗です。流石にぐっすりとまではいきませんが、少しは寝れていたようです。
暫くすると東京湾付近と思われる景色が見えてきました。なんだかんだで海外から帰国して日本列島が何らかの形で見えるとホッとするものです。
そして深夜の2時半過ぎに羽田空港に着陸となりました。真夜中に羽田空港到着したのはいつ以来か覚えてませんが、少なくてもコロナ禍以降は初めてかもしれません。駐機している日本の航空会社の飛行機が多くありました。
深夜という事もあり入国はスムーズに出来ました。3時前の入国となりました。折り返しでホーチミンに行く人はこれから出発なので大変だろうなと思いました。
今回2時間以上の遅延の影響は勿論私にもありますが、私はどのみち始発電車まで羽田空港で寝て過ごすだけだったので、LCCの遅延の洗礼を受けた事は事実ですが、影響という意味では余り無かった感じで、運が良かったかもしれません。逆にこの折り返しに私がもし搭乗する側だったら、ホーチミンの到着が遅れ、その後の観光の時間も削られるので、遅延は帰りで良かったというのが率直な感想です。
羽田空港到着後は仮眠出来るスペースを探して、最上階のデッキ入口付近のベンチシートが空いていたのでそこで始発電車まで寝る事にしました。寝過ごさないようスマホやスマートウォッチでアラームをセットしたのは言うまでもありません。
予定通りに目が覚めると空が明るくなっていました。仮眠していた人が周りにいたはずですが、すっかり人も少なくなりました。私も目が覚めて暫くぼーっとした後に動き出しました。
予定通り始発のモノレールでこの後は自宅に戻り、今回のホーチミン弾丸旅行を無事に終えました。同じ境遇の人と思われる人々が、羽田空港第3ターミナル駅のホームに多くいました。皆さん考える事は同じなのかもしれませんね。
今回のホーチミン観光ですが、2度目という事もあり、心に余裕を持って弾丸旅行することが出来ました。改めて思うのは短期間でも充分魅力を味わえる場所なので、勿論長期で旅行するのも良いですが、働いていると難しい部分もあると思います。是非ホーチミン観光して魅力を感じて頂ければなと思います。
今回の帰国の様子を動画にもしていますので、合わせてご覧下さい。