前泊の盛岡からスタート!新幹線と快速しもきたで下北半島を目指す
前泊していた盛岡のホテルを朝チェックアウト。いよいよ旅の始まりです。この日はすっきりと澄み渡る青空が広がり、絶好の鉄道旅日和となりました。今回の目的地は、本州最北端の駅である下北駅です。

朝の盛岡駅前。快晴に恵まれ、気持ちのいい旅のスタートです
ホテルを出て盛岡駅へ移動し、まずは東北新幹線で乗り換え駅の八戸駅へと向かいます。天気が良くて本当に一安心でした。
盛岡駅から東北新幹線で八戸駅へ!特定特急券とソウルフード「福田パン」
盛岡駅の新幹線ホームに上がり暫くすると、緑色のボディが美しいE5系新幹線「はやぶさ」が入線してきました。

盛岡駅ホームに入線する東北新幹線E5系
はやぶさ号の盛岡〜八戸間などの全車指定席区間では、指定席券を持っていなくても「特定特急券(空席利用)」で乗車できます。今回は移動距離も短いため、この特定特急券を活用しました。
仙台発の列車だったため空いているかと思いきや、想像以上の乗車率に少し驚きましたが、端の号車に向かったところ運良く窓側の席を確保することができました。

盛岡駅ナカで購入した名物・福田パンの「あん・バター入りサンド」
落ち着いたところで、駅ナカのコンビニで購入しておいた地元・盛岡のソウルフード「福田パン(あん・バター入りサンド)」をいただきます。ふんわりとしたコッペパンにたっぷりのあんとバターの塩気が絶妙で、手軽な朝食にぴったりです。

新幹線の車窓から広がる青空と山並み

途中の停車駅である二戸駅の様子
流れる車窓の景色を眺めながらパンを頬張っていると、新幹線はあっという間にスピードを上げて北上。盛岡からわずか30分ほどで八戸駅に到着しました。

八戸駅に到着。ここから在来線乗り場へ移動します
八戸駅から「快速しもきた」に乗車!座席確保は早めのホーム待機が必須
八戸駅で新幹線改札を出て、青い森鉄道・JR線の在来線ホームへ向かいます。乗車するのは9時33分発の「快速しもきた」大湊行きです。

八戸駅の発車案内標。大湊線の終点・大湊行きワンマン列車です

八戸駅を出発
「それほど人は多くないだろう」と油断し、入線の少し前にホームへ向かったのですが、これが失敗でした。休日の「快速しもきた」は下北半島を目指す観光客で大混雑!2両編成の車内にはすでに立ち客が出るほどの盛況ぶりでした。
なんとか座ることはできたものの、座席はロングシート部分で、お目当ての海側(陸奥湾側)ボックス席を確保することはできませんでした。景色を楽しみたい方は、早めにホームへ並んでおくことをおすすめします!
青い森鉄道区間を駆け抜ける(下田・三沢・上北町・乙供)
八戸駅を出発した列車は、まずは第三セクターの「青い森鉄道線」を北上していきます。乗客の大半は下北方面へ向かうと思われる観光客で、途中で地元の方が乗り降りする様子はあまり見られませんでした。

青い森鉄道「下田駅」。青い三角屋根が印象的な可愛らしい駅舎です

基地の街としても知られる三沢駅に停車

小川原湖に近い上北町駅。保線車両の姿も見えました

車窓には緑鮮やかな水田と広大な北国の空が広がります

乙供(おっとも)駅。かつての特急街道を思わせる長いホームが残ります
駅から少し離れると緑豊かな大自然が広がり、のどかな車窓が続きます。旧東北本線区間だったこともあり、どの駅もホームが長大に造られています。かつて長編成の特急や寝台列車が駆け抜けていた栄光の歴史を感じさせると同時に、現在の2両編成の気動車がちょこんと停車する姿には、少しばかりの寂寥感も覚えました。
野辺地駅からJR大湊線へ!陸奥横浜駅でのすれ違いと車窓美
列車は青い森鉄道とJR大湊線の接続駅である野辺地(のへじ)駅へ滑り込みます。

野辺地駅。ここからJR大湊線へと入っていきます
野辺地駅を出ると、いよいよ下北半島を縦断するJR大湊線へ。単線非電化の線路をキハ100系が力強く進んでいきます。

陸奥横浜駅で対向列車とすれ違い。地元の方で混雑していました
菜の花で有名な陸奥横浜駅では列車の行き違い(すれ違い)停車がありました。対向の上り列車は八戸や青森方面へお出かけする地元のお客さんでかなり混み合っていました。意外にも、こちらの列車にもこの駅から下北方面へ乗車してくる方がいて、地域の大切な足として機能していることを実感します。

下北半島の広大な草原と山並み。遠くには風力発電の風車も望めます
本州最北端の駅「下北駅」に到着!
八戸駅から約1時間40分、列車は本州最北の鉄路の要衝「下北駅」に到着しました!

下北駅の駅名標。釜臥山と陸奥湾、市の花ハマナスが描かれています

下北駅に到着したキハ100系。乗客の多くがここで下車しました
車内にいた多くの観光客が一斉に下車していきました。駅前には霊場・恐山へ向かう下北交通の路線バスが待機しており、多くの方がそちらへ乗り継いでいくのが印象的でした。バスで恐山へアクセスするルートは今後の旅の参考になりそうです。

下北駅の駅舎。青空に映える三角屋根の美しい佇まいです
久しぶりに訪れた下北駅でしたが、ホームの雰囲気も駅前の穏やかな空気感も全然変わっておらず、懐かしい気持ちでいっぱいになりながらホームを歩きました。何より青空のもとで気持ちの良い鉄道旅ができて大満足の移動となりました。
【車窓・走行シーン】旅の様子を動画でお届け!
盛岡駅から八戸駅への新幹線移動、そして快速しもきたの走行シーンや車窓風景、各駅の様子をまとめた動画を公開しています。実際の車窓の広がりや旅の臨場感を、ぜひ映像でもお楽しみください!
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