沖縄県・竹富島に到着した続きです。
お昼前に竹富島に到着してこの日は竹富島を観光して離島ターミナルに戻る工程だけですので時間に余裕ある事もあり、ゆっくり歩いて見学して見ようかなと言う事で全て歩いて行って見ました。
結論を先に言うと日を遮るものが無いので素直に自転車をレンタルして竹富島を観光される事をお勧めしたいと思いますw。10月とはいえそこは沖縄、非常に暑かったです。それに思ったより見所を回る際に距離があるなと思いましたが、それは単に自分の体力的な事かもです。
大半の人が集落まで300円支払ってバスで行ってそこから自転車をレンタルして観光するか、牛車を利用してのんびり観光するかが王道です。集落まで歩いても10分強なのでそこまでは良いのですがその後が大変ですね。それも分かった上で歩いて行きます。
最初は直ぐの所にある竹富島ゆがふ館を見学します。無料で見学する事が出来ます。
竹富島の伝統文化や歴史等を見る事が出来てこれから島内を散策する前に見ていて良かったと思いました。バスで集落まで行った人は恐らく見れないと思うのですが、勿体ないと思いましたね。是非行って見て見学して頂きたい場所です。
集落まで道は一本道です。10分前後で集落が見えて来ました。途中は牛もいてそれを見ながらの歩きです。歩いている人は少ないのでひっそりとした道を自分のペースで熱中症にならないよう歩きます。
集落に入ってくるとこのような道となり歩き進めると意外と方向音痴になりそうです。時間の進みが違うような気がするのんびりとした場所です。
こちらは竹富郵便局です。ここで働く人は石垣島からフェリーで来ているのか島内にいるのか気になりました。ATMもあったので現金が無くても引き落としは出来そうですね。この日はウィークエンドで閉まってました。
歩き進めると牛車観光を見る事が出来ます。非常にゆっくりとしたペースで進むのでせっかちな人は合わないかもしれませんね。メリットは観光案内を聞きながら名所を回って見れる点だと思います。
最初に来て見たのが「なごみの塔」です。ここは少し高台になっていて全体の景色を見る事が出来ます。但しこの塔のてっぺんまでは今は行けません。
塔の高さまで登って行ってからの景色はこんな感じです。この横にお店があって100円だったと思いますが建物の上に行っても景色を見る事が出来ます。ここからでも充分な景色を見れたので自分的には良かったです。それにしてもこのような雰囲気の場所は日本にはなかなか無いですね。
続けて来たのが「西桟橋」です。こちらも竹富島では有名な観光スポットです。
桟橋からの景色はこんな感じでして、非常に開放的でかつ綺麗な海は癒されますね。歩いて来た体をここで少し休めつつぼんやりと海を見てしばし休憩です。ここで生活する人は時間の進み方が違うでしょうね。自分がここに住んだとしたら性格も変わるのかなw。人生の終わり頃にはこのような場所に住んで見たいと思う反面、観光客には分からないような苦労もあるかも知れませんね。
そして次の観光スポットに歩いて行きます。道自体はこんな感じですので事前にペットボトルは持っておく必要はありますし、無ければ集落に自販機も有りましたのでそこで購入して事前に確保して置いた方が良いです。集落から外れると買えません。
と言う事で続けて来たのが「コンドイ浜」です。
「コンドイ浜」はご覧の通り、綺麗な砂浜と青い空、透き通る海がセットで見れるこちらも素晴らしい場所です。日本にもこんな場所があるんだなと思いました。これは癒される事間違い無しでこの近くに住んで居れば毎朝必ず散歩に来るでしょうね。
続けて次のスポットを目指します。道はこんな感じで本当に何も無いです。本当に暑くて歩いている時には熱中症には気を付けるようにしましたが、海に出ると心地良い風が来るのでそこで体を休めてリセットして次に向けて歩くと言う感じです。
そして到着したのが「カイジ浜」です。こちらも竹富島に来たからには見ておきたい場所です。
「カイジ浜」からの景色です。いつまでもこの景観を維持して頂きたいと思いましたね。勿論その為には観光客として一人一人がマナーを守って観光する事を意識するほかないと感じます。
島内を歩いて行くと何気ない風景が撮影スポットに見えます。歩いて散策するのは正直疲れますしお勧めは自転車かなとは思いますが、自転車だと気が付かないような見所も結構あって歩きなら歩きでメリットは有るのかなと強がりではなく思います。
こちらは竹富島にある診療所です。離島は医療が脆弱ですので今の時期体調が悪い時には来るのを本当に回避するべきだと思いましたね。
こちらは竹富小中学校です。何人くらいの子供が島内にいて通っているのか気になりましたし、先生も島内にいるんでしょうかね?!石垣島から通っているのかな?このような場所で育つ子供はさぞかしスクスクと良い子に育つようなイメージを勝手にしますw。
集落に戻って来てからは最後の観光スポット・「アイヤル浜」に続けて向かいます。ここが少し距離が有るのですが、折角ここまで来て時間にも余裕があるのでマイペースで歩きます。
誰もいない舗装の良くない道を歩いているとなんと遠くから車が来て、どんな車なのかと思ったら「星のや」の車でした。竹富島に施設があるのは知ってましたがこの先だとは気が付かなかったです。走行後の埃を意識していたのか、わざわざ端の方をゆっくり走行して下さっていてスタッフさんの心遣いが出来ているなと思いました。次に思ったのは下水道等もずっと通しているのでしょうか?!基本的にそうだろうなとは思いつつ、集落から外れると本当に何もない道でしたので「星のや」の為だけにインフラを繋げているのならお金がかかっているなと思います。色々な意味で流石「星のや」です。
更に歩き進めると右側に道が折れてこの先が「星のや」の施設内です。HP見ると竹富島の地元民のように過ごせる施設のようでして流石に凄い演出ですね。ここのスタッフも島に住んでいる人でしょうかね。
私は更に真っ直ぐ進んで「アイヤル浜」を目指しますが道が細くなって来ました。ここまで全く人とすれ違う事はなく意外でしたね。人数は少なくても多少は自転車に乗った観光客とすれ違うのかと予想してましたが、他の道も無さそうなので大半の観光客は来ないようです。
通り過ぎてしまいそうな看板を見つけましていよいよ到着です。流石に結構歩いて来たので疲れましたがもう一息です。
更に歩き進めると海が見えて来ました!
と言う事でこちらが「アイヤル浜」の景色です。人が一人もいないのは予想外でして、自分のプライベートビーチのような感じでしたねw。ここが一番「手付かず」感をやはり感じましたね。しばし休憩兼ねてこちらでのんびりしてましたが人は来ませんでしたので完全にプライベートビーチ状態でしたね。ある意味贅沢な休憩時間でした。
一通りの考えていたポイントでの見学を終えたので港に戻ります。「アイヤル浜」から道的には一本道で郵便局の所で曲がればまたそこから港まで一本道なので最後は分かりやすかったです。
牛もなんだかのんびりしているように見えましたね。
次のフェリーの時間まで少しあるので港の先まで行って見ました。やはり改めてここから見ると石垣島は近いですね。
そしてフェリーの時間になりました。帰りも競合している2社が同じ時間での出発なのでもう少し何とかならないのかとやはり思います。
フェリーは人を運ぶだけではなく、物資も運びます。やはり離島にとってフェリーは重要なインフラです。この様子見て思ったのは島内の住民は買い物をどうしているのかも気になりました。石垣島まで買い出しに出ているのでしょうかね。島内にスーパーは無いと思うのですが、そうかと言って買い出しに石垣島に行っても車では行けないと思うし、離島ターミナルに近い場所にスーパーは有ったかなとか考えると回答が自分には出ませんでした。
非常に歩き回った竹富島散策も終わり竹富島からお別れです。ずっとゆっくり自分のペースで体調に気を付けながら歩いていたのでこの時には夕方になってました。
竹富島ですが控えめに言っても癒される場所ばかりで今更私が言うまでも無いですが本当に良い所ですね。またいつか来る事が出来ればなと思いながらお別れしました。
観光に来られる際には自転車での観光が一番無難かなと思うのでそれをお勧めしておきます。歩いての観光を考えている方は飲料水を必ず持って移動して頂きたいと思います。
一連の様子は映像に纏めてますので宜しければ合わせてご覧下さい。