カンボジア・プノンペンを観光した翌日です。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。この日もプノンペン観光をしましたのでその様子をブログしたいと思います。
プノンペン最後の朝です。この日の夜中に出国しますがそれまで観光します。市内から空港まで遠くは無いので夜まで十分観光出来そうです。天気も朝から暑いくらいで雨の心配は全く無さそうです。食事しに一旦外に出ました。
宿泊したホテルの横に丸亀製麺がありましてその横にスターバックスがあり朝からやっている事を前日に確認してたのでプノンペンのスターバックスでこの日は朝食としました。日本と変わらないオシャレな雰囲気で早朝だったせいかお客さんは少なく快適に過ごしました。
部屋に戻って身支度して最後にベランダから景色を見ました。朝のトンレサップ川は船が少なく穏やかな感じでした。川沿いの人も少なくこの辺りに住めば毎日散歩したいなと言うくらい景色が良かったです。
ホテルをチェックアウトしてこの日もトゥクトゥクで移動します。市内と空港が近くても油断せず最初は遠い観光場所から行く事にしました。空港に行きたい時に何かアクシデントがあってその際に空港から少しでも近い場所にいる方が何かと安心です。
トゥクトゥクから市内の様子を見ていると高層ビルがあるような近代化している箇所があればローカルな市場や地区もあり色々な街の様子を見る事が出来ます。
中心部から外れると景色が一変しました。コンクリートのビル群は無くなって東南アジアらしい街の様子になりました。市の中心部と少し外れたエリアとではかなり様子が異なりますが決して嫌な感じや危険性等は無く何も考えず景色を見ていました。
最初にやって来たのがキリングフィールドです。中心部から40分はかからない程度だったかと思います。そこそこ長い時間トゥクトゥクに乗車してましたが景色を見ていると思ったより時間を感じませんでした。こちらのキリングフィールドですが、前日に見学したトゥールスレン大虐殺博物館で収容された方々は最終的にはこの場所で処刑されたそうです。「キリングフィールド」と呼ばれる場所はカンボジア国内で数百の数があるようです。
6USドルの料金を支払って中に入り全体像を確認します。どこから来たのか聞かれたので「Japan」と返答しましたがその理由はオーディオガイドでした。日本語対応のオーディオガイドがありそれを料金お支払いした際にお借りしました。各国のオーディオガイドを用意しているようでしてきちんとこの場所について理解して欲しいと言う思いが伝わって来ます。地図を見て大まかな全体像が分かったので何となく右回りで歩いて行こうかなと言う感じで中へ進みます。
まず最初に見えたのが慰霊塔です。カンボジア最大級との事でして慰霊塔内には約9千もの頭蓋骨があるようでして実際に見ると異様な感じがします。どんな思いで最後を迎えたのかなと考えただけで悲しくなります。
途中ではこのようなオーディオのマークがある説明があってここでオーディオガイドが役に立ちます。英語での説明はありましたがやはり日本語で聞けると理解力が深まります。
こちらには約450人もの囚人が埋葬されていた場所のようです。英語での説明に加えてオーディオガイドでも聞くと立ち止まって想像して見てしまい没頭してしまいます。
この辺りは中国人墓地だったようです。説明があると言う事は色々と当時の悲惨な事実が発掘されて判明したのでしょうね。このような箇所を見る度に思わず手を合わせてしまいました。
その後も当時の様子を想像しながら敷地内を散策していました。周辺はのんびりと平和な田園地帯が広がっていましたが、ここに収容されて間もなく最後を迎えようとした方々はどんな思いで外の景色を見ていたのかと色々想像してしまいました。
発掘された囚人の方々の服が纏めて保管されていました。発見されたのはごく一部だとは思いますがこの辺りに多くの人が埋葬されていた事が容易に分かります。
こちらはプノンペンの中心から15キロ近く離れていますがGrabでトゥクトゥクを利用すれば往復でも20ドルはしなかったと思います。是非プノンペン観光の際には立ち寄って欲しいと思います。
その後はプノンペンの中心地に戻ります。途中はローカルな家々が並んでいて明らかに中心部とは異なる住宅事情です。電気は十分来ているのかなとかクーラーはあるのかなとか子供達は学校に行けているのかなとか色々と様子を見ながら考えてしまいました。観光客が来るような所では無いのでお店のようなものがあっても英語表記はありません。
暫く進むと古い昔ながらの住宅街の遠くに高層マンションが見えました。凄いコントラストがあります。この辺りも徐々に近代化した家々に置き換わるのかそれともこのような対比的な環境が続くのか、本当の意味でプノンペン或いはカンボジア全体が発展するのか否かと言う所だと思います。
前日と同様にイオンモールにやって来ました。前日と同じように昼間は暑かったので涼を求めて来た感じです。道端に出ているお店で食事したかったのですが暑さで無理しないように前日と同じ行動をしました。
お腹が空いていたと言うより喉が渇いていたので食事は軽めに飲み物やこの後はアイス休憩してクールダウンに努めていました。
イオンモール内を歩いていると多くの日本のお店を見る事が出来ますがダイソーを覗いて見るとカンボジアでは「100円ショップ」ではなく「1.9ドルショップ」となってました。品揃えは日本と同じものもあり日本語表記もそのままありました。説明等は英語になっていたので説明と物を見て何に使うか判断して現地の方は購入する感じなのでしょうか。
イオンモールで充分にクールダウンした後は暑かったですが時間に余裕があるので少し歩いて見ました。やって来たのが独立記念碑です。1953年にフランスから独立した事を記念に作られたそうです。他国でも植民地支配化だった国でこのような記念碑は見た記憶があります。近くに行って見ようと思いましたが信号もなく車やバイクそしてトゥクトゥクの交通量が多くあったので無理せず遠くから見るだけに留めました。中に入れなさそうでしたしね。出来た当時はシンボル的な存在だったのかなと言う気がしますが独立国家として当たり前になった今は市民の方が見ているような光景はありませんでした。
その近くにはノロドム・シハヌーク国王の銅像がありました。独立運動の指導者で彼の功績を讃えて作られたようです。発展したプノンペンの街並みをどのように見ているのでしょうか。
この辺りは整備されていてゆっくり歩けるようになっています。昼間は日差しを遮る箇所が無いのでイオンで購入したペットボトル飲料で水分補給をしながら歩いていました。初日にこの辺りには来ましたがライトアップされて多くの人が歩いていましたが昼間だと暑くて人が少ないのは仕方ないですね。このまま真っ直ぐ進むとトンレサップ川まで出ます。
歩き続けてその後にやって来たのが王宮です。ここでは王室の式典が行われる場所のようです。日本で言えば皇室の式典が行われる場所に入れるようなものと考えて良いと思います。
広い敷地内には日本では見る事が無いような煌びやかな建築物が多くあり見て回るだけでもかなり体力を使います。その一部は中に入れて装飾物等を見る事も出来ます。多くの観光客がいましたが敷地が広いのでゆっくり見学する事が出来ました。入場するのに10ドルしますが建物維持にも費用が掛かると思いますしこれだけの厳かな建築物をずらっと一度で見れる場所もそうは無いと思います。中心部にあるので是非見学して王宮の厳かな雰囲気を体感して欲しいですね。
王宮を見学し終えた後は街中をぶらぶらしました。事前に考えていた予定が順調に消化して早く終わりました。深夜便で帰国するので今から空港に行っても時間を大幅に持て余すだけです。
ぶらぶらしている時にスターバックスを見つけたので休憩兼ねて入ってクールダウンしながらこの後のアクティビティをネット検索して考えてました。
最後のアクティビティが決まりトゥクトゥクでその場所まで移動します。気がつくと日が傾いていて少し過ごし易くなりいつの間にか広場には多くの人が集まっていました。現地の皆さんも暑さには辟易しているんですねw。
トゥクトゥクでやって来たのがマッサージです。引き続いて市内を歩き回って観光しようかなとも思ったのですが深夜便で帰国する事もあり体力を使わずむしろ回復出来ないかなと言う思いもあり来て見ました。このお店に入ったレビューがあったのでこちらに来た感じです。マッサージですと程良く時間を潰せそうでその意味でも丁度良い感じでもありました。
格安でマッサージをして貰い体が少し軽くなったような気がしました。体調的にも問題なく深夜便に挑めそうです。予定通り終わって店を出た時には夜になりそろそろ早めに空港に向かっても良い時間帯になっていましたのでGrabでトゥクトゥクを呼んで空港に移動します。
空港に問題なく到着して建物内に入ろうとすると何か芸能人が来るのかイベントがあるのかと言うような人だかりで驚きましたが迎えか何か待っている人のようで建物内に入るのに並んでいた訳ではなく普通に入る事が出来ました。
こうしてプノンペンの観光が終わりこの後は帰国するのみですがその様子は次回で。
ここまでの様子は動画にしていますので合わせてご覧下さい。