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(乗車記)JR五能線 五所川原駅 → 深浦駅・ゆっくり走行する普通列車で日本海の景色を堪能!

青森県五所川原市にある五所川原駅周辺を観光して駅まで戻って来た続きです。

JR五所川原駅です。次の列車の時刻に合わせて市内で食事して立佞武多を見て駅まで戻って来ました。地方なので列車本数がある訳では無いので時刻表のチェックはとても重要で大袈裟に言えばその後の予定も大幅に変わり死活問題になります。

次はこちらの普通・深浦行きに乗車して深浦駅まで移動します。五能線は何度か乗車した事がありますがいずれもリゾートしらかみ号での乗車で言わば快速列車での移動です。今回一部分の区間とは言え普通列車に乗車するので楽しみでもあります。

弘前からの列車が入線して来ました。五所川原駅が始発では無いので座れるかなと若干心配しましたが杞憂に終わって良かったです。結構空いていてしかも日本海側の景色が見れる側に座る事が出来ました。そして列車は電気式気動車でして男鹿線で乗車経験ありますがとても快適です。観光客視点で言えば風情があるのはこの区間で昔見たキハ40系とかですがいつまでもノスタルジーに浸る訳には行かないでしょうし、普段利用するような地元客目線では快適な車両の方が良いに決まってますよね。

JR五所川原駅を出発です。殆ど同時に先程まで乗車した津軽鉄道も津軽中里駅に向けてゆっくり動き出していました。途中まで並走してくれればと思いましたが津軽鉄道の出足がゆっくりで並走とはなりませんでしたw。

暫くして津軽鉄道と別れて日本海側に進みます。津軽鉄道にはまた乗車して見たいなと思いながら線路を見てました。

岩木川を渡りました。車両が新しいせいか快調なペースで進んでます。と言うか津軽鉄道がゆっくり進んでいたのでよりそのように感じていたのかも知れません。

木造駅に到着です。とても大きい駅舎で多くのお客さんが降りて行きました。五所川原駅と並んでこの辺りでは主要な駅です。乗車してくるお客さんも数名見えました。個人的な印象ではこの辺りは相撲力士の出身者が多いようなイメージがありますが今はどうなのかな、、。

車内はこんな感じで左側の一人席に座ると日本海の景色とは逆側なので乗車していたお客さんは殆ど日本海の景色が見える進行方向向かって右側に座ってました。

木造駅を過ぎて暫くすると津軽平野の景色となりました。津軽鉄道からの景色よりはまだ遠くに家が見えるなと感じました。津軽鉄道の時は遠くまで平野と言う印象でした。

次は中田駅です。この辺りからはリゾートしらかみは停車しない駅なので見ていて新鮮さが勝手に私の中で出て来ましたw。何もないローカル駅ですがちゃんと大きめの待合室があって冬でも寒さを凌ぐ事が出来てます。建物内に入るだけでもかなり体感温度は違って来ますが流石に冷暖房は無いのかなと思って見てましたが真相はいかに、、。

次は陸奥森田駅です。この辺りはホーム一面の駅が続いてましたがそれでもこの駅はリゾートしらかみの停車駅でもあるので人口が比較的多いエリアのようです。私は2両編成の2両目にいましたがワンマンの場合には1両目の運転手後ろのドアが開くので2両目のお客さんは1両目より少なかったですが基本的に終点の深浦まで行くのかなと思って見てました。

何となくですが津軽平野の先に海らしき姿が見えて来ました。少しずつ日本海に近くなって行っているのが分かります。しかしながらこの辺りでは雨が降って来てました。

続いて越水駅に到着です。無人駅で乗客が少なかろうと大抵の駅には待合室が広めにとってありました。

続いて鳴沢駅です。駅間は家が余りなく家が増えてきた(若しくは見えてきた)と思ったら駅があると言うような印象です。

次の鯵ヶ沢駅に近くなると日本海が近くに見えて来ました。鯵ヶ沢にはかなり昔に車で旅行しに来た事があり懐かしく沿線の景色を見ていました。ここまで来るのもかなり時間が掛かって苦労した先に日本海を見て感動した事を覚えてます。

そしてこの辺りの主要駅とも言える鯵ヶ沢駅に到着です。行き違いの弘前駅行きの列車が待っていました。この駅から団体客が乗車して来て折角の静寂性が失われてしまいました。車内では静かにマナーを守って欲しいのですが残念ですね。この手の観光路線で途中から乗車してと言うのは結構あって観光バスで乗車駅まで来て降車駅へバスが先回りして団体客に列車旅を楽しんで貰うと言うツアーがあります。リゾートしらかみも例えば秋田から弘前や青森まで通しで指定席を買おうとすると取れなくて途中までとか途中からとかなら取れる事が結構あります。恐らくそれも一部の区間で団体客が抑えてしまっているのかと思われます。

この先の区間が日本海の景色を見る事が出来る区間なので団体客のツアーもそのようにルートを組んでいるのでこのような事が起きます。

鯵ヶ沢駅を過ぎると更に日本海が近くなって来ます。天気が悪いのは残念ですがこればっかりは運もあるので仕方ないですね。

少し進んで陸奥柳田駅に到着です。日本海に近い駅でその間に道路もあって家もあると言うようなエリアです。駅名案内が厳しい環境のせいなのか、かなりやつれているように見えました。冬になると日本海からの風や雪が凄いのでしょうね。

そして次の北金ケ沢駅でリゾートしらかみと行き違いがありました。すれ違う列車の中を見てましたが多くのお客さんが乗車してました。相変わらずの人気の高さが伺えます。

行き違い後に北金ケ沢駅を出発です。行き違いがあっただけでこの駅にはリゾートしらかみは停車しません。

北金ケ沢駅を出発すると日本海の景色が更に良くなりました。車で通った事は無いですが愛車でドライブするとさぞかし気持ち良いドライブが出来そうですね。私にはかなりハードル高いですけど、、。

次の千畳敷駅に近くなると鯵ヶ沢駅から乗車して来た観光客が1両目に移動して行きました。次の駅で降りるようで元の静寂な空間が戻りました。

そして千畳敷駅に到着です。この辺りも一度降りて見たいとは思いつつ列車から景色が見れるしな、、、と軟弱な事を考えて未だに下車した事がありません。冬は風や雪で寒そうですね。

千畳敷駅を出発すると降りて行った団体客が見えました。鯵ヶ沢駅からここまで来てこの後はどこに行って宿泊するのかなと少し気になりました。人の好き好きなので否定も肯定もしませんが団体旅行って楽しいのでしょうかね?!

少し進むと千畳敷海岸が見えます。車窓から見える景色で充分かなといつも思うのはこの為でして結果的にこの駅で降りてみようとは未だになってません。加えて列車本数が少ないので長時間過ごすのも厳しいかなと思ってます。

続いて大戸瀬駅に到着です。少しこの辺りでは雨が止んで若干ですが空が明るくなって来たような印象でした。

そこから暫くはとても景観の良い景色が続きます。一度冬の雪景色を見て見たいなと思ってますが何度か乗車していていずれも冬には行けてません。何も考えずにぼんやりと日本海の景色を楽しんでいました。ボックスシートで日本海側の座席を確保出来て車内は空いていたのである意味リゾートしらかみと同じかそれ以上に快適に景色が見れたのかも知れません。

そして風合瀬駅に到着です。ふりがなが無ければ「かそせ」とは私には読めないですw。この駅の目の前が日本海なので待合室は重要です。他のローカル線でも感じてますが乗降客が少ないような駅でも綺麗に維持管理されているなと常々感じます。見えないところで仕事されている方がいるんだなと思います。気持ち良いし有難いですよね。きっと待合室も綺麗なんだろうなと思いながら見てました。

ワンマン運転なので後ろの景色も途中見てました。かなり手前で制限されるのでギリギリまで行けない事もありこのようなアングルでの映像となりました。これなら席に戻って日本海の景色を見た方が良さそうに感じました。

このような景色が見えるので席に座っていた方が良いと言うのが分かって貰えると思います。この日は穏やかな日本海でしたが波が高い時はどんな景色になるのでしょうかね。

次の停車駅は轟駅。この辺りは周りに家が見えなくて目の前が日本海なので駅が作られた当初は人が近くに住んでいたのでしょうか。凄く哀愁を漂わせているような駅に感じました。

引き続き日本海の海岸線ギリギリの箇所を走行します。

そして次の追良瀬駅に到着です。同じ青森県でも「奥入瀬」があって発音的には同じだけど漢字が違うので面白いですね。知名度は圧倒的に「奥入瀬」の方だと思いますが今回普通列車に乗車してこのような駅名がある事を知りました。

そしてこの列車の終点・深浦駅に近くなると町の様子になると思いきやギリギリまでかなりの景色を見せてくれます。少し高いところを走行していて見晴らしが良かったのでそのように感じ易かったのかなと思います。実際に見応えのある景色でしたね。

そして終点の深浦駅に到着です。この駅も乗車して通った事はありますが降りるのは初めてです。晴れていれば夕日になっていく景色が見れたのかも知れませんが雲が多い天気でしたのでその点は残念でした。

この列車は折り返し弘前行きになりますがまた団体客が乗車して来ました。弘前駅まで乗車するとは思えないのでバスが先回りして先程のように千畳敷駅で降りるのかなと思いましたが実際は、、。それにしても最初は貸切列車かと見間違うくらい団体客ばかり乗車してました。

改札口はこのような感じで流石にこの辺りの主要駅である深浦駅には駅員さんがいましたしみどりの窓口もありました。

深浦駅舎です。とても雰囲気があるなと思いましたがどうでしょう?!

駅の前は日本海が見えてました。冬は風がまともに駅に向かって来るのでしょうか。

次の列車まで少し時間があります。駅前には予想通り待っていられそうなお店やコンビニ等も無かったので少し先の施設まで歩いて行って見る事にしました。

途中では町役場がありました。日本海の海岸沿いに建物がありましたが冬は風が凄そうで海沿いに建てて大丈夫なのかなと思いながら先に進みます。職場の方は五能線で通勤しているのでしょうか。観光客に頼らず地元民も乗車して五能線を盛り立てて欲しいなと思います。

更に歩き進むと中には行けなさそうではありましたが洞門がありました。自然の神秘とでも言いましょうかどうすればこのような外観の岩が出来るのかとても自然の力は不思議なものです。

誰も歩いてない中を更に目的地まで歩き進みます。人がいるのかなと思うくらい歩いている人は居ませんでした。

そして目的地の「海の駅ふかうら」に到着です。ここでこの後の予定も見越して食事しようと思って歩いて来ました。15分以上は歩いたのかな。

事前に営業時間をチェックして深浦駅から歩いて来ましたがその営業時間は物産売り場の方でして食事処は既に終わってました。売り場の方にあった惣菜が半額になっていたのでそれを購入して道の駅で食事しました。結果的にとてもリーズナブルにかつボリューム満点で食事する事が出来ました。物産売り場の方ももう少しすると閉まるので半額になっていて運が良かったですw。

食事中は日本海と言うか漁港の景色を見ながら列車の時刻を気にしつつ食事して過ごしていました。

折角なのでもう少しお金を落とそうかなと言う気になりおつまみを購入しました。この後ではなくても次の日でも車内で食べられそうなこちらの珍味を購入させて頂きました。

深浦駅前から日本海に出た時の景色がこちらです。太陽が出ていればどんな景色なのかなと思いましたが仕方ありません。これはこれで良い思い出になりました。

そして深浦駅まで戻って来ました。この後は列車に乗り継ぎますがその様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので日本海の素晴らしい景色を見て頂き五能線を多少でも旅行した気分になって下さいw。

 

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