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(乗車記)津軽鉄道 津軽中里駅 → 津軽五所川原駅 昔見たローカル線の風景がそこにあった! 乗車後は立佞武多を見学しその迫力に感動!

津軽鉄道で津軽五所川原駅から津軽中里駅まで来た続きです。今回は帰りの様子をブログしようと思います。

津軽中里駅で帰りの時間まで見学していよいよ出発の時間に近くなって来ました。もう少し長く居たいのは山々ですが次の列車まで時間がかなりあるのでやむを得ない感じです。

もう切符を購入するのは地方へ行った時でしか無くなりました。駅員さんに行き先を伝えて現金で購入したら硬券でした。いつ以来かなぁ、、、と切符見て思いましたね。

津軽中里駅を出発です。折り返しの列車なのでとても短い時間の滞在で残念でした。次回来る事があればもう少し滞在出来るよう考えたいところですが宿題と言ったところです。

帰りは行きと違う景色を見ようと思いまして向かって左側の席にしました。帰りも同じ観光アテンダントさんによるガイド付きでした。

戻りの列車は行きに比べると空いていました。加えて私と同じように折り返しで乗車している人もいましたので観光客が多いようですが地元客と思われる方もいらっしゃいました。

最初の停車駅は大沢内駅です。「10分程度歩くと湖があって、、、」とアテンダントさんに紹介されると行って見たくなりますね。各駅で降りてしまうと本数的に無理なのでそうなるとレンタカーの方が効率良く沿線の観光地を見て回れそうですがそうなると津軽鉄道に乗車出来ない訳であり難しいですねw、、。

反対側の景色も津軽平野の景色でした。行きに見て分かってましたけどねw。

途中の川倉駅を通過です。本数が少ないのに行きもそうですがなぜ通過するのかと思ってましたがどうやらストーブ列車と関係があるようです。私が乗車した行き帰りの往復の列車ダイヤは冬になるとストーブ列車で運行となるようですが、その際に列車がとても重いので駅の場所によっては止まってから出発してと言うのが難しいそうでその為に通過しているようですがそれを通年で行っているようです。

帰りもずっと津軽平野の中を進みますが行きと同様に観光アテンダントさんがずっと観光案内を散りばめて沿線の事を説明したり途中では青森に関連した本の朗読もしてくれて飽きさせないように面白い話をし続けてくれます。素朴な語り口がとても良くて津軽鉄道の性格的にもあっていて行きも思いましたがとても良いアテンダントさんだったと思いました。

芦野公園駅に到着する前は桜並木の中を通ります。時期的には桜はとっくに終わってますが緑の中を通るのもそれは中々綺麗でした。

そして芦野公園駅に到着です。乗車して来るお客さんは居るかなと思ってましたが降りるお客さんもいました。観光客のようでしたのでゆっくり沿線を観光するのでしょうね。羨ましいです。

乗車してくるお客さんと入れ替わるような感じで同じような客数で芦野公園駅を出発しました。桜の時期はどんな感じの景色が見れるのか気になりましたね。

そして主要駅でありおおよその中間地点でもある金木駅に到着です。いつの時代からこの案内表示なのでしょうかね?ローカル線っぽいしレトロ感が逆に良いなと思いながら見てました。この駅から多くのお客さんが乗車して来ました。それでも全員座れる程度ではありますが。

その次は嘉瀬駅に停車です。この駅も趣がありましたね。建て替えて駅舎を作るお金を捻出するのも難しいと思うのでいつまでもレトロ感満載な駅舎を維持して欲しいです。

金木駅周辺は家がありましたがそれも直ぐに無くなり津軽平野の景色に戻りました。ずっと観光アテンダントさんは色々な話をしてくれて感謝です。

次の津軽飯詰駅に到着です。この駅舎も凄く歴史がありそうな建物をしていました。行きの津軽中里駅へ行く際には途中から乗車するお客さんは余り見なかった印象ですが津軽五所川原駅へ行く需要はあるのかこの駅でもお客さんはいました。地元の人が乗車するのは良い事です。

日本の原風景って言う感じの津軽平野の景色が続きます。その景色に素朴な語り口調で案内をしてくれるアテンダントさんの話が癒されます。

五農校前駅に到着です。この駅も駅舎が色々と凄いですね。見て見たい駅舎ばかりでして津軽鉄道には申し訳ないですがレンタカーで各駅を見て見たくもなりましたね。ここから10分近く歩いた先に高校があるようでして駅名に「前」とはついてますが高校が見える訳ではありません。吹雪の時期は学生さんも大変だろうなと想像してしまいました。寡黙で粘り強いと東北の人は言われている気がしますが寒さに耐えて通っていたりするとそのような粘り強さが出るのでしょうか。

続いて十川駅に到着です。この駅からの乗車はいませんでした。この駅を出ると次は終点の津軽五所川原駅です。

五所川原市内の中心に近くなってくると少しずつ家が出て来ます。

終点に到着する間際には普通に住宅街になりました。右側では五能線の線路と合流していよいよ津軽鉄道の列車旅も終わりです。

そして終点の津軽五所川原駅に到着です。運転手さんは勿論ですが観光アテンダントさんにはお礼を言いたいですね。列車の性格と合わせて口調や話す内容等とても印象深く記憶に残りました。皆さんも津軽鉄道に乗車して見て欲しいですね。

改札口まではJRを通りますがこちらから出ます。ここではなく列車を降りて駅員さんが切符の回収、確認等を行ってました。

待合室の様子も見て見ましたが観光用のグッズを販売してました。その横ではストーブもあり冬でも暖かくして列車を待つ事が出来るようになってました。

津軽鉄道側の駅舎はこぢんまりとした可愛らしい感じになってました。

横に併設されているJR五所川原駅です。平屋で横に長い駅舎でした。駅前にはバスセンターがあってバスで青森駅や弘前駅にも行けるようです。観光アテンダントの話では料金も安かったのとJRで青森から来るとしても弘前まで一旦行ってと言う感じだとバスの方が早くて楽そうな感じもします。

次の列車まで時間があるので市内を少し歩く事にしました。歩く人は少なく予想はしてましたがシャッターが閉まっている建物が多かったですね。車社会なので幹線道路沿いに行くと違った景色になるのではと思います。走っている車は多かったですが歩いている人は少なかったです。

食事を最初にと思いまして事前にリサーチしていた「亀乃家」さんに来ました。この後に見学するスポットの近くで探してこちらを見つけました。

事前にチェックした限りではこちらの天中華そばについての情報が多かったので迷わずこちらを注文しました。こちらに来るまではすれ違う人は居なかったのですが車で来たと思われるお客さんが多くいました。待たずに座れましたが予想以上に店内にいるので分からないものです。

そして出て来たのがこちらです。「天中華そば」の「天」の部分ですがホタテの天ぷらが載ってまして見る限りホタテが多く入ってそうでニンマリです。

実際に食べてみた感想ですが見た目通りでホタテがとても多く入っていてこれが850円とは思えないようなクオリティです。これだけあると食べ応えも充分あります。醤油味のスープはスッキリとした後味なのでホタテの天ぷらととても合いますね。とても美味しかったです&ご馳走様でした!

食事後に来たのがこちらの立佞武多の館です。津軽鉄道の観光アテンダントさんも言ってましたが元々見る事を予定していました。ここに来たのは2度目です。やはり五所川原に来た時には外せない観光スポットです。

チケットを購入して中に入ります。観光アテンダントさんは3館共通の券も言ってましたが時間的に難しいのでこちらだけの見学としました。

こちらは約22メートルの立佞武多を見る事が出来ますがそれを見る為に最初はエレベーターで上まで上がって展示パネルや立佞武多を見ながら徐々に下に行くような見学スタイルとなってます。背の高い立佞武多を見せる為の施設であり保管も兼ねている施設と言えます。

見学通路では展示が色々あって勉強になる事も多いです。ねぶたは有名な所以外でも色々な地域にある事を知る事が出来ます。太平洋側の町にはねぶたは無いようですね。

その後も上から見るだけではなく中間の位置から見たり下から見上げる形で見たりと様々な角度で立佞武多を見る事が出来ました。これが町を練り歩くのでさぞかし迫力あるんでしょうね。五所川原に来た際には是非見学してみて下さい。

立佞武多の館の目の前の道路には電柱が無い事に気が付きました。中々現実的には難しいけどお祭りの時に見学して見たいなと思いました。

食事して観光して次の列車の時間に近くなりました。この後は五所川原まで戻って次の目的地に移動しますがその様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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