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(旅行記)東北新幹線はやぶさ号を利用して日帰りで酸ヶ湯温泉に行って圧倒的な異空間を体験して来た!

今回は日帰りで東京から青森県の酸ヶ湯温泉に行って来た時の様子をブログしたいと思います。

早起きして東京の自宅から在来線を乗り継いで早朝に大宮駅までやって来ました。東京駅から乗車するより大宮駅からの方が少し遅く出ても同じ新幹線に乗車出来そうでしたので大宮駅となりました。この後乗車する新幹線は全車指定席なので座席の心配も必要無いですしね。

寝坊する事なく予定通りに少し早めに大宮駅まで来れたので駅ナカで朝食とします。色々なお店があってどこに入ろうか迷いましたが「玄米食堂 あえん」さんで「あえんの玄米朝定食」を注文して美味しく頂きました。色々な料理を小鉢で少しずつ提供してくれてしかも朝に食べ易いものばかりでとても良かったです。大宮駅で朝食を食べる場合に是非こちらのお店に入って見て下さい。

食事後は事前に手配していた東北新幹線に乗車します。大宮駅から多くのお客さんが乗車しました。

数日前に思い立って今回の日帰り旅行をする事にしたので窓側席を確保する事が出来ませんでしたが朝早く起きてここまで来たので食事後と言う事もあり寝て過ごしていました。車内は混雑してましたが大宮駅の次は仙台駅でして予想通り多くのお客さんが降りて行き仙台駅から先は混雑が緩和されました。

盛岡駅で秋田へ行くこまち号と切り離され新青森駅へ向けて出発となります。

盛岡駅を過ぎてからは雪が舞う天気になりこの先山の中にある酸ヶ湯温泉まで行くとどうなるのかと思いながら景色を見てました。

そして新青森駅に到着です。途中で寝ていた事もあり思ったより短く感じました。仙台で多くのお客さんが降りましたがそれでもこの駅まで乗車していたお客さんもかなりいました。大宮駅から楽にここまで来れましたがやはり寒さはかなり違うなとホームに降り立って感じます。

新青森駅からバスで酸ヶ湯温泉に行きます。どの程度お客さんがいるのかなと思ってましたが予想より多くのお客さんがいました。勿論途中で八甲田ロープウェイや他の温泉地に立ち寄って行くのでここから乗車するお客さんの全てが酸ヶ湯温泉へ行くと言う訳ではありません。とは言え午後のバスなら到着してそれぞれの温泉地で直ぐにチェックイン出来そうですが午前中のバスだとここから1時間以上乗車するとは言えまだチェックイン時間には早そうです。私のように日帰りなのかロープウェイ駅で降りてレジャーなのか皆さんどんな目的でバスに乗車するのかなと思って見てました。

新青森駅を出発です。タイヤにはチェーンが巻かれていてこの先相当雪深い場所を通るんだろうなと言うのが容易に予想出来ます。チェーンで町中だとゴツゴツして乗り心地はそれ程良くは無いですがこれから山の中へ行くので町中は仕方ないですね。

思ったよりお客さんはいましたが大型バスだったので横に人が来るまでの混雑さでは全然無かったので1時間以上のバス旅はゆったり過ごせそうです。

町中でこれだけ雪があると酸ヶ湯温泉まで行くとかなり雪深いんだろうなと容易に予想がつきます。

少しずつ坂を登って進んで行くと徐々に家が少なくなり山道に入って行くようになります。

国道とは言え山道に入って行くと予想通り雪深い景色となりました。色々とバス車内で観光案内をしていたのですが残念ながら景色がよく見えなくて厳しい冬らしい雪景色がずっと続いていました。

そして八甲田ロープウェイ駅前のバス停に到着です。駐車場にはこのような気候でも多くの車が止まっていましたし、ここで降りるお客さんも思ったよりいました。

このバス停で少し休憩の為の停車をするのでバスから出て八甲田ロープウェイ山麓駅を見学しました。車は多く駐車されてましたが人は少なかったので頂上へ行っていたのでしょうか。スキーを楽しむ人にはとても良い場所なのでしょうね。

暫く山麓駅前の様子を見ていたら音もなくロープウェイが降りて来ました。人が乗車していたので景色を見に行って帰って来たと言う事でしょうか?!暖かい時期に再度ここまで来てロープウェイに乗車して見たいなと景色見ながら思ってましたがこの日のような気候でも上に行けば違うのでしょうかね?!

先々の為に山麓駅の中に入ると山頂の状況が表示されてました。やはり霧の為に見晴らしは良くないと説明されてましたが逆に言うと冬でも晴れていればロープウェイで上に行ってスキーをしなくても観光するのがアリと言う事なのでしょうね。いつか再びこの場に来てロープウェイで上まで行って見たいなと思いましたね。この日は酸ヶ湯温泉に日帰りで行くと決めてたので予定変更せず今回はここまでとしました。

バスの出発時間になりましたのでバス車内に戻ります。凍っている道を見て普段雪道を運転しない私には100%の自信は無く運転するのは出来ないだろうなと思いました。運転もそうですが運転中に先々で起こるであろう色々な予測も自信が無ければ運転するべきでは無いと思うのでレンタカーを借りるなんて事をせずバス利用で良かったと感じます。

ロープウェイのバス停で少しお客さんが降りて行き車内は更に空いた状態で酸ヶ湯温泉に向けて出発です。

酸ヶ湯温泉に向けて山を登って行くと雪深い景色が続くようになりました。慣れているであろうバスの運転手さんもスピードを落として慎重に進むようになりました。そしてこの辺りまで来るとチェーンを巻いているタイヤの本領発揮と言う感じになります。道も所々では狭い所が多くそして対向車も意外とあったので色々な所に注意を払ってバスの運転手さんは進んでます。

そして周りが山に囲まれている酸ヶ湯温泉に到着です。冬季は一般の自家用車でもここから先へは進む事が出来ないようでした。それだけ雪深い場所と言う事なのだと思いますし実際にそうでした。私のような雪道運転初心者が事故や転落をしたとかで助けて貰うにも直ぐには来れないだろうと思うので自家用車でここまで冬に来る場合には相当の慣れが無いと危険だと思います。バスの運転手さんは当たり前かも知れませんが集中力を切らさず安全運転でここまで私を運んでくれました。

こちらが酸ヶ湯温泉の建物です。宿泊も勿論可能です。かなり前ですが車でこの前を通った事がありその時は観光シーズンで多くの車がありとてもゆっくり入れるような状況では無かったので諦めて通過していました。その時からいつかはここに来て温泉に入って見たいなと思ってたのですが漸く実現する事となりました。冬の時期だと大混雑とは流石にならないだろうと思って来たのですが予想通りの状況でゆっくりヒバ千人風呂を体験出来そうです。

入って直ぐの場所に券売機がありました。ここでチケットを購入してフロントの方へ渡します。入浴料は1000円ちょうどでした。安くは無いと最初は思いましたがこれだけの施設を維持管理するのにお金も必要だと思いますし異空間を体感させてくれるので酸ヶ湯温泉を出た後は高いとは思わなくなりました。いつまでもこの雰囲気を維持して温泉に入れると良いなと思いましたしね。

事前にHP見ると千人風呂は体を洗う所が無いようなので先に玉の湯に入って体を洗うようにしました。ここで温泉に長く浸かると千人風呂に長く入れなくなると思ったので冷えた体を少し温める程度にしてそそくさと体を洗って玉の湯を出ました。千人風呂とは源泉が異なるようですがこちらはこちらで白濁した硫黄泉でして中々の温泉でした。

そしてお目当てのヒバ千人風呂に入りました。入る前に説明を見て大まかにイメージして入りました。実際に入った感想ですが中々このような雰囲気は他では味わえる所がなく独特な異空間での温泉を体験出来ます。4つの異なる源泉の温泉があって柱が全くないヒバ作りの大きな独特の空間の静かな中で心地良く温泉に入る事が出来ます。大きな声で喋っていたり騒いでいるような人もいないのも良いですね。皆さんマナーを守って入ってくれているので温泉に浸かっては少し休んで別の温泉に入るというような感じで時間が許す限りゆっくり寛いでいました。この空間はここでしか体感する事が出来ないだろうなと思いましたし貴重な経験をさせて貰ったなと感じました。

温泉から出た後は最初に入った玉の湯の横にある食事処で帆立カレーを注文しました。山の中で帆立?!となりますが青森県として考えると帆立は名物です。値段は900円でしたがここまで材料を運ぶ手間賃を考えるとリーズナブルに提供してくれて感謝して美味しく食べました。

食事後に休憩していると生姜味噌おでんを食べている人がいて美味しそうだなと思い売り場を確認するとお土産売り場のスペースで提供してたので購入して美味しく頂きました。

お腹いっぱいになったので帰りのバスの時間まで少し休憩をしました。広いスペースには人が少なくゆったり休憩する事が出来ました。

バスの時間が近くなり建物から出ようとすると団体観光客がチェックインで並んでました。年配の方々の団体さんでしたが皆さん何泊するのでしょうかね?!私もいつか仕事からリタイヤして湯治目的で来て見たいなとも思いました。

建物から出るとバスが待っていました。乗車すると既にお客さんが乗車していてそのうちの数人は行きのバス車内で見た顔もありました。私と同様に日帰り温泉で来たようで冬の雪深い時期にでも同じ事を考えている人がいるんだなと思いました。

帰りもゆっくり進みながら下って行きます。山の見える位置が徐々に変わり少しずつ家が見えて来て新青森駅に近くなる頃にはすっかり町中の景色になります。1時間以上バスに揺られ続けてますが新青森駅も山の中にある酸ヶ湯温泉も青森市で景色は全く違いますが市内でのバス移動となります。

そして新青森駅に到着です。バス自体は青森駅まで行くので乗車し続けるお客さんも勿論多くいました。

新青森駅に到着した時にはすっかり夕方です。それでも東北新幹線なら余裕で東京へ戻る事が出来てしまいます。

駅弁を購入してホームへ行って予約した新幹線に乗車してこの後は東京へ戻り日帰りでの酸ヶ湯温泉体験を終えました。

思い立って今回酸ヶ湯温泉に日帰りで行きました。早起きはしましたがそこさえちゃんと起きる事が出来て出発してしまえば意外とその後はキツキツな感じはなく酸ヶ湯温泉でもそれなりの滞在時間を設けて日帰りで行けました。正に新幹線様々でしてサクッと行けて気分転換出来るので慌ただしさは人によって感じるかも知れませんが私的にはアリだなと思いました。

皆さんも日帰りか宿泊かは置いておいて一度酸ヶ湯温泉へ行って非日常を感じて頂きたいですね。今回の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。

 

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