JR氷見線を完乗して氷見駅までやって来た続きです。
JR氷見駅です。雪が強く降っていてどうしようと言う感じでした。元々はリサーチしていたお店に食事して駅に戻って来て氷見を後にするつもりでしたが、この雪の中を歩いて食事処を目指すべきか、次の列車で高岡へ戻る方が良いのかどうか、少し駅の待合室で考えてしまいました。
折り畳み傘を持っていた事もあり、当初の予定通り事前にリサーチしていたお店まで目指す事にしました。雪が残っているのは勿論ですが、水たまりになっているような場所が多くあり、暫く歩いているだけで、靴の中が濡れて来てしまいました。
一度決めた事なので、靴の中が濡れても目的地を目指して、Google Mapを見ながら歩き続けます。当然のように歩いている人は皆無とまでは無かったですが、少ないので営業しているのかという不安も当然あります。
リサーチしていたお店に到着したのですが、整理券の配布が終了していて食事する事が出来ませんでした。雪が降っている時でもお客さんが多く来ていたという事ですね。考えが甘かったです。
仕方がないので、リサーチしていた別のお店まで歩きます。靴が濡れていた事もあり、特に足元から寒さが伝わって来るような状況でした。
次のお店がある建物までやって来ました。「営業中」と言う旗もあり駐車場には車も多く停車しているので、今度は大丈夫そうに見えて安心してお店前に向かったのですが、、、
あえなく売り切れとなっていてお店は閉まっていました。折角意を決して氷見駅から雪の中を歩いて来たのですが、報われる事がありませんでした。
事前リサーチしていたお店でどちらも食事する事が出来ませんでしたので、ここでも駅に戻るか他を新たに探すか少し考える事になりました。
この辺りはコロナ前ですが、レンタカーで来ていた事があり、もう少し先まで歩くと道の駅がある事を知っていました。そこへ行けば食事は出来るだろうと思い、更に駅から離れる形で歩きます。
道の駅に到着したのですが、ここでも期待していたお店は閉店となっていて惨敗となりました。道の駅なのでここ以外でも食べれる定食とか喫茶系のお店では食事する事が可能でしたが、ここでトンカツとかの定食を食べたり、喫茶店に入ってもなぁ、、、と言うのが率直な感想です。またまた今度は道の駅でどうするのかをネット検索しながら考える事になりました。
駅方面へ少し遠回りになる感じになりますが、お寿司屋さんがネット上での情報では営業していましたので、最後の望みをかけて歩きます。裏道のような場所になると車の跡を歩いて少しでも雪が靴の中に入らないよう、進む場所を選びながら歩きます。この時点では完全に靴の中はびしょびしょでしたけどね。
ネット上での営業情報も虚しく、実際は営業してませんでした。どっと疲れが出ましたが仕方ありません。
結局雪の中を無駄に歩き回っただけで、氷見駅に戻ってくる形になりました。結果論だけで言えば、氷見駅から歩かず次の列車に乗車すれば良かった事にはなるのですが、こればっかりは仕方ありません。今回氷見駅では縁が無かったようです。
折り返しの列車が来ましたので乗車します。夕方に差し掛かろうかと言う時間帯だったせいか、来た列車から降りてくる観光客は少なかったです。
無念さを感じながら氷見駅を後にしました。足元が特に寒く感じたり、歩き回って疲れたり、お腹がぺこぺこになったりと、三重苦のような感じでしたね。
帰りの氷見線の車中で、高岡市内での食事処を検索して探したところ、ネット上では営業していて評価の高いお店があったので、そのお店へ行くべく、高岡駅の手前の越中中川駅で下車しました。自分でも懲りずによく行くなと思いましたが、この後はホテルへ行くだけなので、時間に余裕があったのもあります。
越中中川駅は可愛らしい絵が描かれている駅舎となっていました。高岡駅のお隣という事で、駅周辺は住宅街となっていました。
Google Map見ながら目的のお店まで歩きます。今度はネットの情報通り営業して欲しいと願いながら淡々と歩きます。天気が天気なので歩いている人は本当に少なかったです。
そしてお目当てのお店である「吉宗」さんに到着です。営業していて本当に良かったですし、とてもホッとした気持ちになりました。こちらの吉宗さんは高岡市内で有名なカレーうどん屋さんと言う事で、海鮮とかでは無いですが、お店の口コミを見て食べに来ました。
店内のお客さんの多くが、カレーうどんを食べていて、私も迷わず注文しました。お値段は1050円でした。
実際に出てきたカレーうどんは、とても濃厚で美味しかったです。うどんが太いのでカレーを絡めて相性よく食べる事が出来ます。美味しかったのは勿論ですが、体も温まってとても良い食事をする事が出来ました。一か八かで途中下車してやって来ましたが、本当に来て良かったと思いましたね。
食事後は越中中川駅に戻り高岡駅に向かいます。列車の時刻をアプリでチェックして、お店から少し早歩きで駅まで来たのですが、定刻より17分程遅れての到着となりました。カレーうどんを食べれたのは嬉しいのですが、全体的にツキがない感じに思いました。
無人駅なので放送もなく理由が分からないので、ホームであてもなく列車がただ来るまで待つ事しか出来ないと言うのが少々辛いですね。アプリやネットでも遅れの情報を検索出来ずでして、ローカル線で17分程度の遅れなら、ネットで見つからないのも仕方ないのかもしれません。
お隣の高岡駅に到着です。ここから在来線で移動しようかと思ったのですが、寒さからくる疲れもありワープする事にしました。
と言う事で高岡駅から再び城端線に乗車して、お隣の新高岡駅まで戻って来ました。
新高岡駅からは新幹線に乗車します。短期間なので自由席に乗車する為に、12両編成の端の1号車、2号車付近まで歩きます。
約15分程で金沢駅に到着なので、やはり早いですね。金沢駅の新幹線ホームに降りたのはこの時が初めてとなりました。
金沢駅では氷見駅の時と同様に雪が降っていました。冬の北陸だとこの天気が標準と思うしかないです。予約しているホテルを目指します。
雪の天気というのもありますが、元々駅から離れているのでバスを使ってホテルの近くまで行き、最寄りのバス停からは少しホテルまで歩きます。
そして予約していたアパホテル金沢中央に到着です。駅から遠いのは分かっていましたが、天然温泉の施設があるのでこちらでお世話になる事にしました。歳のせいでしょうか、天然温泉や大浴場があるホテルを選びがちです。そして翌朝の出発が早朝からではないという事もあり、バスで金沢駅まで行くのでも問題ないと判断したのも理由としてあります。
全国どこでも同じレイアウトのアパホテルなので特筆する事は今更ないですが、狭い部屋には幾つかの特徴があります。まず椅子に座るとベットの端に当たるようなレイアウトはどこのアパホテルでも同じですね(笑)。無料の水があるのは嬉しいポイントです。普段テレビを全く見ない私にとっては、どこのアパホテルでもインターネット速度が早くて安定していると言うのが、とても嬉しいポイントです。更に有線接続も出来るので万が一、無線が調子悪くても安定したネットワークが期待出来ると言うのも助かります。電源コンセントも使いやすいレイアウトで、アダプターがぶつかって一つしか使えないと言うような事も無いのも細かいですが良い点です。
トイレ、洗面、風呂はこんな感じです。温泉があるので部屋の風呂は使いませんでした。アメニティも当然のように揃っているので、何不自由する事なく利用出来ると思います。
この時のインターネット速度はこんな感じです。スピードもですが安定してネット接続が出来ました。
この後は温泉に入って体を温めながらゆっくり寛いで金沢での夜を過ごしました。寒い日でしたので温泉付きのホテルを選んで本当に良かったと思いました。翌日は金沢から旅のスタートですが、その様子は次回で。ここまでの様子を動画にしているので合わせてご覧下さい。