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(乗車記)特急草津・四万1号 / 上野駅 → 長野原草津口駅

今回のブログでは超久しぶりに上野駅から在来線特急に乗車した時の様子をブログして見ようと思います。

いつ以来か全く記憶にないくらい久しぶりにJR上野駅の特急ホームに来ました。地上ホームと言うのかな?!雰囲気は昔の記憶と変わらないですが在来線特急が少ないせいかお客さんが少なく閑散としていて時代は新幹線に移っている事を理解させられる光景です。

その中でも全くまだ特急が無い訳では無く数える程ではありますが上野駅発の特急はあります。その中の一つがこちらの特急草津・四万号です。今回はこちらの特急に乗車してこの特急列車の終点・長野原草津口駅まで行った際の様子を綴って行こうと思います。かなり昔の特急草津時代に渋川あたりまで乗車した記憶がある気がするのですがうる覚えなので実質的には初めての感覚です。

実際に電車が入線して来てどの程度お客さんが居るのかなと思って見てましたが思ったよりいました。スーツケースを転がしている人が多かったので明らかに終点の長野原草津口駅まで行って草津温泉へ行くのかなと言う雰囲気です。渋川駅で降りて伊香保温泉、或いは中之条駅で降りてこの特急電車の名前にもある四万温泉に行く事も出来るのでそれも踏まえるとこの特急で色々な温泉地へ行けるんだなと言う事が分かります。新幹線で行こうとなると上毛高原駅辺りで降りて行けるのでしょうか?高崎まで行って在来線に乗り換えるくらいならこの特急を利用して直接と言うのは十分選択肢になります。勿論実際には自家用車で行く人が多いのかなと思いますが、行き帰りの渋滞が懸念されますし何よりドライバーは集中し続けて運転する必要があります。最終的には人数と目的次第での選択になるとは思いますがこの電車があると選択肢が増えるので貴重な存在かなと思います。

上野駅を定刻で出発です。どんな旅行でもこれから出発と言う時には気分が高揚するものです。今回はどんな旅になるのかなと思いながら景色を見てました。

とは言えこの日は雨予報。少しでも雨が止んで欲しいなと思いながら外の景色を見てました。車内は思ったよりお客さんがいまして雰囲気はやはり観光客の方が圧倒的に多い印象でした。ビジネスならやはり新幹線の方が本数が多いですし早いですからね。

最初の停車駅・赤羽駅を過ぎて荒川を渡り埼玉県に入ります。雨が止む様子が無く覚悟して観光するしか無いかなと思いながら景色を見てました。

赤羽駅を過ぎて高い建物は少なくなりますが家が密集する地域を進み複数の線路が大宮に向けて並走する区間になります。そして大宮駅に近くなると新幹線と合流し間も無く大宮と言う感じになります。

大宮駅に到着です。大宮駅からどの程度のお客さんが乗車するのかなと思って見てましたが少なくても私が乗車した車両には少し増えた程度でした。大宮からなら首都高の渋滞を考慮しなくて良いので距離的な面も踏まえると自家用車が有利でしょうね。

大宮駅を出発して暫くすると鉄道博物館を見る事が出来ます。以前に行って動画を上げてから結構経過しているのでまた行って見学して見たいなと思ってます。このような雨の日の方がお客さんが少なそうで狙い目なのでしょうかね?或いは天候に関係ないのか気になります。

大宮を過ぎると住宅街の中に田畑が少しずつ増えて来て大宮までの景色とは雰囲気が変わって来ます。この辺りになると雨が止んだ感じになっていてこのまま現地まで進んで欲しいなと思いながらこの時は思ってました。

大宮駅の次の停車駅・熊谷駅を過ぎて暫くすると貨物ターミナル駅がありました。今はどの程度貨物駅が利用されているのか分かりませんがトラックドライバーの問題もありますしエコな点からも拠点間は極力大量に輸送する事が出来る貨物列車を活用するべきなのかなと思います。最後の区間は配達ドライバーの方々の力が必要だと思いますがいずれにしてもネットで完結する反面、実際の物は運ばれる訳であり効率化が必要です。

籠原駅を過ぎると車両基地がありました。東京で籠原行きの電車を見た記憶がありますがこの車両基地がある為なんですね。「籠原ってどこ?!」と言う感じでしたが熊谷駅の先にあり雰囲気がわかりました。

高崎駅に近くなると再び雨が降って来ました。もうなるようになれと思いながら天気を気にしないでこの日は旅行するしか無いなと覚悟を決めましたw。

そして雨が降っている中で高崎駅に到着です。上信電鉄がありましたがJRだけでもこの駅から色々な路線が分岐していて交通の要衝となる駅です。今まで青春18きっぷで高崎駅まで何度も来てますが特急電車だとやはり楽ですねw。こんなに近かったっけ?!と極端に言うとそんな感じです。特急料金が必要なだけはありますw。

高崎駅を過ぎると家はまだ多くありますが緑が更に増えて来ます。既に群馬県ですが高崎駅を過ぎると更に一段階景色がローカルになって行くような雰囲気です。

新前橋駅に到着です。温泉へ行く観光列車と言うような位置付けであればこの辺りの主要な駅である事は間違いないですが乗り降りは予想通り殆どありませんでした。

新前橋駅を過ぎると雨天ですが遠くに山々が見えるようになって来ます。徐々に温泉地に近くなって来ている事が容易に伺えます。

渋川駅に到着です。この駅からバスを利用して伊香保温泉へ行く事が出来て私自身も何度か青春18きっぷを利用して行ってました。そしてこの渋川駅からいよいよ吾妻線内に入ります。

吾妻線内に入ると単線になり景色が一変しました。吾妻線には何度も青春18きっぷで来ているので雰囲気は知ってますが特急電車で通るとなぜか雰囲気が違って見えるのが不思議です。気分的なものでしょうかw?!

吾妻線内で停車する駅は中之条駅のみなのでそれ以外の駅では次々通過します。ポイントの為だと思いますが駅を通過する際にはスピードを落として通過していく事が多かったので通過する駅の様子も見る事が出来ました。

すっかり山と川の景色になり途中からは吾妻川を見ながらの電車旅となります。山も近くに見えるようになりローカルな景色となりますが雨が強くて景色が見通せないのが残念でした。

途中からはトンネル区間も増えて来ます。かなり川と山に挟まれたギリギリの所を通っているんだなと言うのが容易に想像する事が出来ます。

そして吾妻線内で唯一の停車駅・中之条駅に到着です。この駅で降りている人がいましたね。ここからバスで四万温泉へ行けるようですがどの程度のお客さんがここから行くのでしょうかね。かなり昔に愛車で行きましたが結構遠くて辺鄙な場所だなと言うのが記憶に残ってます。その分非日常を味わえるので辺鄙で行きにくい場所は決してデメリットではありません。

引き続き吾妻川と並行するような感じで進んで行きます。春にこの路線を利用した際には途中で綺麗な桜並木を見た事もありましたのでこの路線を乗車するなら渋川駅から進むと向かって左側に座っておくのがオススメです。

途中駅を引き続きゆっくり通過して行きます。駅名がハッキリ見えるくらいスピードを落としていました。特急の本数も少なく高速で駅のポイントを通過出来るようになってないのでしょうね。その分をスピードで落として運用でカバーしているような印象です。

岩島駅を過ぎて川原湯温泉駅に行く際に八ッ場ダムの影響で新しく作られた線路を通るようになります。いよいよ終点に近くなって来ました。

長いトンネルと川原湯温泉駅を過ぎて地上に出るといよいよ終点の長野原草津口駅に近くなって来ます。すっかり山が近くなりました。

そして特急草津・四万号の終点・長野原草津口駅に到着です。特急電車で来たのは初めてですが青春18きっぷで来た時には「はるばる来たなぁ、、、」と言う印象でしたが特急だと楽に来れる印象です。

ホームには思ったより多くのお客さんが降りてました。結構多くのお客さんが乗車してたんだなと言う印象です。そしてお隣にはこの先の万座・鹿沢口駅まで行く普通電車が接続してました。大半の方がこの駅で降りるようでしたが乗り継ぎを準備しているのはとても親切ですよね。

と言う事で私もこの駅で降りました。この後はこの駅から行く所は決まってますがその様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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