ブログ 旅行

(乗車記)留萌本線 普通列車 深川駅 ↔️ 石狩沼田駅 / 2026年春に廃止予定の路線を今のうちに乗車して見た!

特急カムイ12号で旭川駅から深川駅までやって来た続きです。

一旦改札を出て駅舎と駅前の様子を見て見ました。朝の9時前でお客さんが行き来しているのかなと思ってましたがぽつりぽつりと歩いている人がいるだけでヒッソリとしてました。予想してましたが駅から少し歩いた先にローソンは有りましたが喫茶店等のモーニングを駅近で気軽に出来るような雰囲気のお店は無さそうな感じでしたので旭川駅前でモーニングをして結果的には良かったのかもと言う感じです。

深川駅で降りたのは留萌本線に乗車する為です。以前留萌まで留萌本線が走っていた時に乗車しようと計画をしていたのですが大雪の為に終日運行してしまい乗車する事が出来ずに石狩沼田駅から留萌駅までの区間が廃止となってしまいました。現在は深川駅と石狩沼田駅までと短い留萌本線になってしまってますがこの部分も2026年3月に廃止になる予定です。廃止になる前にこの近くに立ち寄るような事があれば経験して見たいと思っていて漸く実現したと言う感じです。

ホームに行くと既に車両が止まってました。キハ40系なのかなと思ってましたがキハ150系車両でした。廃止になる路線、つまりお客さんが少ない路線なので当然のように1両での運行となってます。

定刻で深川駅を出発です。1両の車両には地元客と思われる方もいましたが大半は私と同じ目的と思われる観光目的の人でした。9時過ぎに深川駅から石狩沼田駅まで行く人を乗せるというよりは石狩沼田駅からのお客さんを乗せる為に運行していると言う感じなのでしょうね。

暫くは函館本線と並行していましたが右に進み函館本線とお別れです。この区間の函館本線は電化されてますが留萌本線は当然非電化です。

函館本線と別れると線路上に雪が残っているのか、線路脇に雪が残っているのかは不明ですが走行中に雪が舞って景色が見にくい感じになっていました。深川駅からそれ程この時点では離れてないので気のせいかも知れませんが深川駅周辺より雪が積もっているように見えましたが、それは田畑では雪かきされず手付かずだからでしょうか?

以前にレンタカーで旧留萌駅から廃止になった留萌本線の駅を辿っていたのでこの辺りの雰囲気は何となくですが分かりますがその時は雪の時期では無かったので改めて雪景色を見ると人口が少ないエリアだなと感じます。

最初の停車駅は北一已駅です。以前にレンタカーで駅舎に行って中を見学してましたが当たり前ですがその時のままです。この駅の周りは田畑になっていて家が殆ど無くお客さんは本当に乗車しに来るのかなと思ったりしていました。今となっては2026年春に廃駅になるのが分かっているので必要最低限の維持管理をしていて静かに営業終了日を待つようなステータスなのでしょうね。

北一已駅を出発すると雪原が広がる景色に戻ります。以前にレンタカーで各駅を辿った時にはそれ程遠いような印象は無かったので実際に乗車すると感じ方が違うんだなと思いながら景色を見ていました。次の秩父別駅に近くなると家が増えて来ました。

秩父別駅に到着です。季節は違いますが以前に見た時と全く同じでした。この駅周辺は家が多いので戻る時にはもしかしてお客さんが現れるかなと思いながら駅の様子を見ていました。先程の北一已駅もそうですがこの駅も歴史を感じて雰囲気ありますね。廃駅になったらこの駅はそのまま放置されてしまうのでしょうか。昔のドラマに出て来そうな感じに見えました。雪景色だったのもそう思わせる要因だったのかも知れません。

秩父別駅の次は終点の石狩沼田駅です。その間に北秩父別駅がありますが通過しました。以前にレンタカーで来た時には勘違いしてこの駅には来る事は出来ませんでしたので心残りではありましたが通過する際に様子を見れたのと帰りは停車するのでその時も見れればと思ってました。この駅周辺は家が余り無いですしこの後が終点の石狩沼田駅なのでその区間を乗車する人は考えにくいので通過は現実的な判断なのかなと思いました。

その後は雨竜川を渡ります。大半が凍っているように見えました。流石に沿線で人が歩いているのを見る事はありませんでした。人口が少ないですし雪なので無用な外出はしないと思うので仕方ないですね。

石狩沼田駅に近くなると秩父別駅周辺より大きめの町の雰囲気になります。

「留萌本線」ではありますが「本線」と言うには寂し過ぎる短い乗車時間でした。結局深川駅から乗車した乗客は全員この駅まで乗車していました。

旧留萌駅方面を見た一枚です。この先の踏切後で線路が切れているのを以前レンタカーで来た時に見ました。

折り返し乗車するお客さんに加えて地元客数人が駅舎内で待っていました。この駅から乗車するお客さんを見れて嬉しい反面、この駅に帰る列車はいつなのかなと考えてしまいました。1日の走行する本数が少ないですからね、、。駅舎内は以前見た時とそのままで時間が止まっているようでした。このまま静かに役目を終えて廃駅になるのを待つような形になるのかなと思いますが何となく駅にいて哀愁を感じました。

石狩沼田駅の駅舎をロータリーに出て見て見ました。廃駅になるとこの建物はどうなるのでしょうかね。駅前はロータリーになっていて中央部には雪かきされた雪が高く積もっていました。この駅周辺は家々が多いのですがそれでも住民の多くが乗車しないと言う事は留萌本線が廃線になるのも仕方ない気がします。それがこの辺りの方々の回答なのだと思います。

石狩沼田駅の様子を自分の目に焼き付けて折り返しの列車に乗車します。折り返しは旭川行きと言う事でした。

石狩沼田駅を出発して行きに通過した北秩父別駅に停車です。簡易なホームに簡易な待合室がある駅でした。駅の周りは何も無さそうなのでお客さんは居ないだろうなと思ってましたが予想通りでした、、。吹雪いていてピントがずれてしまったのは残念でしたが自分の目では駅をしっかり見る事が出来ました。

戻る際には雪が更に舞っていて景色が見えないような状態が続く事がありました。

観光客と地元客を乗せながら淡々と留萌本線を進みます。このような光景も残り僅かだと分かっているだけに地元では無いですが寂しさを感じます。

秩父別駅に到着です。この駅でお客さんが居るかなと思って注視してましたが残念ながらお客さんは居ませんでした。寂しいですね、、。

秩父別駅を出発して相変わらず寒そうな雪原の景色を見ながらの列車旅です。特に今回の区間では景色の見所は無く雪原が広がるエリアをずっと進んでいました。

北一已駅に到着です。この駅の周りは田畑が広がるのでお客さんが居ないと思いきや実際は居ました。この駅まで歩いて来たとは考えにくいので車で送って貰ってこの駅まで来たのかなと思うのですが実際はどうなのかな、、。

函館本線と合流すると留萌本線の終点・深川駅はもう直ぐです。

深川駅に戻ってアッと言う間に留萌本線の列車旅が終わりました。昔は留萌駅やその先の増毛駅まであった留萌本線ですが留萌駅から増毛駅までが廃止になり、石狩沼田駅から留萌駅間が廃止になりと徐々に削られてこの区間も2026年春に終了で完全に留萌本線が終わります。実際に乗車していても廃止になるのは仕方ないのかなと言う感じがしました。

と言う事で廃止になるに従って混雑すると思うので空いている今のうちに気になった方は留萌本線を乗車して見て下さい。今回の様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。記録要素も踏まえて極力撮影した全部の様子を入れています。

 

-ブログ, 旅行

© 2024 695TFのブログ Powered by AFFINGER5