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クアラルンプール観光:歴史と近代が交差する1日散策レポート!

マレーシア旅行の続きです。今回は世界遺産都市・マラッカへ日帰り観光した翌日の様子を記載したいと思います。

この日のクアラルンプールも天気が良かったです。天気が良いのは勿論嬉しいのですが暑過ぎるのも困りものですね。それは日本も同様ですがw、、。近くのコンビニでおにぎりやヨーグルトを購入して手短に食事を終えて身支度して出かける準備をします。

この日はクアラルンプールの中心部を観光します。最初の目的地へはバスで行くと効率良さそうでしたので、バス停までの時間含むバスの時間から逆算してホテルを出発して無事にバスに乗車する事が出来ました。モノレールや電車と同様にSuicaのような交通系カードをタッチするだけなので日本と変わりはありません。落ち着いていれば乗車自体は難しくないと思います。

バス乗車中に色々な街の景色を見るのはやはり新鮮ですね。日本では見れないような施設があったり逆に日本でお馴染みのお店があったり道路の混雑ぶりや、人が歩いている様子など、どのような事でも興味津々に見る事が出来るのは、海外へ来ていると言う頭があるからなのでしょうね。前日まで利用したモノレールや電車でも景色は見れますが景色が流れていくので、バスからの景色の方が街の雰囲気がより分かるのが良いところです。

最初にやって来たのは、ムルデカ広場です。「ムルデカ」とは現地の言葉で「独立」を意味していて1957年に独立を宣言した場所がここになります。東南アジアではこのような独立を記念した場所をよく見かけますが、やはり他国に支配されている状況からの独立はとても記念すべき事であるのは想像出来ます。日本では植民地化された事が無いのでこのような場所は無いですが、現地でこのような場所に来た時には、敬意を持って景色を見たいですね。広場の前には重厚な建物があり調べると最高裁判所との事でした。まさにマレーシアの中心部に来ています。

広場を見学後は付近を散策します。この辺りは新旧の建物が交わるのでどこを見ても景色は見応えがありました。

そのまま歩いて次にやって来たのが、マスジッド・ジャメです。クアラルンプール最古のモスクとの事で建物は1909年に建てられたそうです。とても荘厳な建物でこれが街の中心部にあるのは驚きです。施設内には入れましたが建物内はサンダルが置いてあったものの、観光客が入れるのか否かがよく分からず外観を見るだけに留めました。この辺りは明確に記載がどこかにあれば入って見学して見たかったですが、よく分からない場合には部外者は勝手に進むべきではないと思っています。

街を散策しながら次にやって来たのが近くにあるセントラルマーケットです。勝手な事前のイメージでは東南アジアでよくありそうな喧騒とした感じで歩けば声をかけられそうなマーケットなのかなと思ってましたが、イメージと全然違ってとても綺麗な場所でした。雑貨&服のお店から食品もありましたしフードコートもありましたが朝早かった為か閉まっていましたので、結局散策するだけになりました。ここで今お土産とかを購入するとずっとこれから先持ち歩かないと行けないのでそれも違うなと思いました。もう少しお昼に近い時間帯に来た方が色々なお店が開いて良かったのかもしれません。「マーケット」と言う言葉のイメージから、朝早くからのような想像を勝手にしてしまいますが少しそれとも違っていました。色々難しいですねw。

その後はバスで次の目的地まで移動しようと思ったのですが、バスの乗り場を探しているうちに行ってしまい乗り遅れてしまいました。Google Mapで改めて検索すると歩いても行けなくは無さそうでしたので次のバスが直ぐに来ない事もあり、ゆっくり歩いて行ってみる事にしました。この日はゆとりを持ったスケジュールでクアラルンプール中心部にずっといるのでなんとでもなるかなと言う思いもあります。

最初は商業ビルが立ち並ぶエリアを歩いていましたがそのうちに、車通り沿いを歩く事になり人が余り歩いて無さそうな感じになってしまいました。この日はとても暑くて飲料水を持参しておいて良かったです。車通り沿いに来た時にはお店もなくなり直ぐには飲み物を調達出来そうに無かったので、やはり中心部でも飲み物は常に持っておいた方が何かと安心ですし、何より心に余裕が出来るのが大きいのかなと思っています。

そのままかなりの距離を歩いてやって来たのが、マスジッド・ネガラと言う国立のモスクです。私は反対側から歩いて来たようでこちらの入口まで辿り着くのに結構苦労しました。最初は人がやけにいないなと思ってたのですが裏側から来たようでした。簡単な受付をして中へ入ります。勿論靴で入ってはダメなので素足で中へ入ります。

国立なだけあって建物はとても広くて結構敷地内も歩く事になりそうだなと場所の案内を見て思ったのですが、、、

観光客が見れるルートは決まっていました。この案内に沿って見学するようです。以前は案内人に沿って行っていたような感じのようですが、少なくても私が訪問した時はこのルートを自分のペースで自由に行く事が出来ました。この辺りの宗教上の施設は失礼にならないよう注意しながら見学するのがマナーだと思っています。撮影は問題無さそうでしたのでアイコンのあるスポットで少なくても撮影は出来そうです。

施設内はとても立派で厳かな感じでした。日本では見られないような光景です。ここに時期によってはギッチリと密集するくらい信者が集まり祈りを捧げているとの事です。インスタ映えなのか色々と写真を撮っている観光客がいました。彼らも中々このような場所に来ることはないでしょうね。

マスジッド・ネガラからの景色です。遠くには高層ビルも見えて新旧が混じって上手く融合しているのがクアラルンプールです。

マスジッド・ネガラを後にしてこちらの建物がクアラルンプール駅のようです。人が殆ど居なかったので駅の裏側なのかも知れませんが真相は如何に。建物に近づこうとしたのですが近くに信号がなく、車も数車線が相互に走っていてとても向こう側に行けるような感じではありませんでしたが、地元民は少しずつ車を避けながら進むので慣れなのでしょうかw?私は怖くて無理でした。

その向かいにあるこちらの重厚な建物が、マレーシア鉄道の本社のようです。ウィークエンドだったからなのか人の様子はなくひっそりとしていました。勝手に中へ入るのはダメだと普通に考えれば思うので、外から建物を見るだけに留めました。こんな重厚な建物で毎日働くとどんな気分なのでしょうかね。

マスジッド・ネガラとその周辺の散策を終えたので街中へ向かって戻るような感じで歩きます。喉も乾いてフレッシュな冷たい飲み物を飲みたくなったのでコンビニか喫茶店を探して歩きました。

そしてこちらの「Kafei Dian」と言う喫茶店に辿り着いて、アイスコーヒーとチーズクロワッサンを頂きながら、しばし体を休めていました。長い時間歩き続けたのと暑かったので熱中症になりそうな所までは行きませんでしたが、喉が渇いていて冷たい飲み物を何処かで飲まないとやばいなと自分自身で少し感じていたので、ほっと一息つけて良かったです。冷たい飲み物だけで良かったのですが、少し食べて体力もつけようかなと食べ易そうなクロワッサンを選んだのですが、自分的には大正解でした。イメージしていたのはふっくらとしたクロワッサンで見た目は違っていましたが、味はとても好みで良かったです。

その後はMRTの駅を探して涼しい電車で移動する事にしました。

目的地の最寄りのMRT駅で降りるとショッピング通りのような場所に出ました。人がとても多く、道路を隔てた建物には伊勢丹やドンキホーテのロゴがありました。

やって来たのは「パビリオン」と言う巨大なモールです。どんな所なのかと言うのと良さげなお土産があればと思って来たのですが高級店が並ぶモールで私には少々場違いな感じでした。それでも建物内を歩いて感じたのは、このような高級店が並ぶ場所でも購買意欲がある現地の方が多いという事です。日本のデパートだとインバウンドの外国人のイメージがありますが、こちらは違っているように見えたので、益々マレーシアが経済発展をしていくんだろうなと言うのが垣間見れます。

巨大モールを見学した後は、遠くに見えるタワーを目指して歩きました。Grabで行こうかなと一瞬考えたのですが、距離が短くGrabを待つ時間の方が長いくらいでしたので迷ってゆっくり歩いて行く事にしました。

とは言っても暑かったので途中のコンビニで早めにアイス&ジュース休憩です。次にいつコンビニの前を通るか分からないのでお店を見た時が休憩時と思うようにしました。少し休んで涼しんだ後は再び歩き始めます。

やって来たのはKLタワー(クアラルンプールタワー)です。歩き続けてタワーが大きくなって来て、随分と高いタワーだなと思いながら見ていたのですが、それもそのはずで東京タワーよりも高い421メートルのタワーでした。スカイツリーよりは低いですがそれでも目の前で見上げると首が痛くなってきますw。

チケットは事前に購入して無かったのでどれくらい並んでいるのかなと恐る恐るチケットカウンターへ行ってみると直ぐにチケットを購入する事が出来ました。これだったら事前に予約する必要は無いですね。数種類のチケットがありましたが、天候の為に展望台のチケットのみとなりましたが折角来たので上まで行く事にしました。ここに歩いて来るまでに確かにパラパラと雨は降ってたのですが、それでスカイデッキに行けなかったのは残念ですが運営側も安全を考慮してルール決めをしていると思うので仕方ないですね。

展望台からの景色です。最初に行ったムルデカ広場が見えたり、別角度では高層ビルの多さに驚いたりと、改めて新旧が融合するクアラルンプールの街並みを上から見ることが出来て良かったです。それにしてもクアラルンプールは高層ビルがこんなに多いとは予想外でした。東南アジア各国で経済が発展しているんだなと感じます。

最寄り駅から少し歩くのでアクセスは必ずしも良くはないですが、Grabでも行けると思うので是非KLタワーには足を運んでみて下さい。

その後は駅まで戻ってモノレールとMRTを乗り継いで最後の目的地に向かいました。公共交通機関での乗り降りや乗り換えもこの辺りでは余裕を持って対応出来るようになりました。

やって来たのはイオンです。MRTで移動中に路線図を見るとイオンマークがある駅があり、調べてみるとイオンモールがある事が分かりました。パビリオンでお土産を購入する事が出来なかったので、何か探してみようと思い来た次第です。それにしてもどこの国でもイオンは見ますが、駅直結のイオンは余り記憶にありません。

MRTから直接建物に入ったので外観は見てませんが、少なくても店内は日本のイオンモールそのものでした。スーパーなんかも同じで惣菜を売っているのも同じです。

ここでは取り敢えず色々な人に配れるようスティックタイプのコーヒーをお土産として購入しました。パッケージが同じで分かりにくいのですが、ミルクまで入っているのが3inでミルクなしが2inとの事です。説明をよく見て分かったのですが、せめてパッケージのデザインを変えてくれと思いましたが、そんな事は現地の方は思わないのかなw、、。

その後にモール内を少し散策するとフードコートがありましたので焼きそばをサクッと美味しく食べました。涼しいモール内を歩いていて食欲が回復してたのでこれだけの量でも食べきる事が出来ました。ソース系の味付けは日本人でも合う味でとても良かったと思いました。

その後はホテルに戻ってこの日の旅を終えました。明日が帰国で寝坊したら困るのでクアラルンプールの中心部を観光して早めにホテルに戻って早めに寝ようと思ってたので予定通りに進んで良かったです。

クアラルンプールは勿論マラッカとは全然異なる雰囲気で、都会的な建物ばかりではなく昔からの建物が残っていたり緑も多くあったりと色々な側面を見る事が出来る街でした。ぶらぶらと歩くだけでも良い気分転換になりとても良い1日を過ごしました。

翌日はいよいよ帰国となりますが、その様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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