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(乗車記)JR山陰線 益田駅→東萩駅 キハ47系普通列車の旅

島根県のJR益田駅に戻って来た続きです。

この後はこの日の最終目的地に向けて最後の移動です。

この後は益田駅から山陰線で長門市行きに乗車します。この区間は非常に本数が少ない区間で待ち時間が結構発生した為に医光寺に見学しに行って時間調整した次第です。

益田駅は非常に広くて大きい駅でした。以前は長い編成の列車が来ていたのかなと思わされます。今は改札に近い部分のみ短い編成で利用している感じです。キャパ的には何両入るのか分かりませんがかなり長いホームでした。

こちらの2両編成のキハ47系で西へ向かいます。座れない事は十中八九無いだろうなと思いつつ、万が一座れないと長時間立つ事になるので一応早めに来ましたが、やはり余裕で席を確保する事が出来ました。この日はウィークエンドでしたが平日なら帰宅のお客さんが乗車するのでしょうか。

益田駅を発車しました。駅横には線路があって昔は発着する列車用で必要だったのかと思わされます。今は整備して再利用する目的が無いのでそのままにしている印象です。商業圏として見込まれればこの広いスペースを何かに作り替えるのでしょうけど、そのような事は見込めないと言う事なのかと思います。寂しいですが駅を起点に人の移動がある訳では無いので車社会だと駅前に何か作ってもニーズが無いのでしょうね。

途中駅での乗り降りは一両目で行われるので若干一両目には人が多くいましたが二両目はこんな感じで閑散としてましたが、観光客っぽい人は私以外にはいなくて恐らく地元の人のようでした。

益田駅を出発して高津川を超えて西へ向かいます。

最初は日本海側を走行します。風もこの日は有ったせいなのか波も結構有りまして3月後半の時期だとまだまだ荒々しさを感じました。雰囲気は東北のようでもあります。

日本海沿いにも駅は有りまして早速反対側の列車と行き違いもありました。

乗り降りする雰囲気が無いまま淡々と駅に停車しては進む感じが続き西へ向かいます。途中からは少し内陸部側を走行してましてずっと日本海沿いを走行と言う感じでは無さそうです。途中駅では駅の周りに家が結構ある所もあったのですが気が付く範囲では乗り降りは全く無かったです。

また日本海が見えました。景色見ているだけでとても寒そうで人を寄せ付けないような雰囲気すら感じます。列車からの車窓はとても見応えはありました。

海に近い所にも駅が有りまして逆に駅近くには家が見えなかったのでどんな人が利用する事を想定した駅なんだろうと思うような所もあります。この辺りは昔からの名残でそのまま残していると言うような駅もありそうです。

この手の路線では並行して道路もあると言う場所がありますがこの路線もそんな感じです。ドライブするとさぞかし良いドライブが楽しめそうですが風や雪等の天候には注意して運転したいものです。見た限りではトラックが運行していてお仕事ご苦労様と思いましたね。

目的地が近くなって来ると段々と陽が落ちて来て途中の駅で二度目の列車行き違いです。本数が少ないので二度も行き違いが発生するとは思いませんでした。

目的地に到着した時には陽が完全に落ちてました。数名のお客さんの乗り降りが有りました。

と言う事でこの日の最終目的地は東萩駅です。津和野駅からバスで直接東萩駅に来れるようですが、JRを利用して見たくてJR山口線の完乗目的兼ねて益田駅経由で来た次第です。

乗車した列車は終点の長門市駅まで直ぐの発車です。この駅には駅員さんがいるのかと思ったのですが予想が外れてました。地方はどんどんと削減していかないとただでさえ赤字なので仕方ない流れなのでしょうね。

時刻表はこんな感じでこの本数なら仕方ないですね。こうして見ると長門市方面の方が若干本数あるので、今乗車した区間が特に列車本数が少ないようです。

駅舎内はこんな感じです。当然のように駅舎内にお店も何も有りません。

駅前ロータリーはこんな感じです。私と同様に降りた別のお客さんはそそくさと足速に行ってしまってこの時点では自分がポツンと取り残されている感じです。車は結構いましたが歩いている人が本当に居なかったです。

この日予約した宿は駅から少し歩きます。風もあって肌寒い中、淡々とGoogle Map先生を頼りに歩き進めます。まだ夜の7時台ですが地方だと歩いている人がいないのはどこも似てます。これだけ歩いている人がいないと駅前に何か店を作っても採算合わないと言う事が容易に予想出来ます。

宿に行く途中にうどん屋さんに立ち寄って夕食です。こちらの「どんどん土原店」に来ました。歩いている人は皆無で殆どすれ違う事は無かったのですがこのお店には多くのお客さんがいました。地方は集まる所には集まりますしそう言う場所は大抵の場合に良いお店ばかりです。今回も多くのお客さんがいてこれは期待出来るなと直感的に思いましたね。

何にしようか迷ったのですがお店の人に聞いて良く出ると言う「たなかうどん(550円)」を注文して出て来たのがこちらです。たっぷりのワカメと甘い牛肉が入ったうどんでした。とてもコシがあるうどんでしてこれでこの価格ならコスパも良くて人が集まるのも分かる気がします。食べ終わった時には体も温まりまして美味しいうどんを食べれて良かったです。

うどんを食べた後は再び淡々と歩き続けてようやくこの日の予約したドミトリー(rucoさん)に到着です。東萩自体にホテルが少ない様子で一万円以上する温泉宿は空いていたのですが夜に到着だと勿体無い気がして、コロナ禍でドミトリーはどうかなと気になったのですが予約出来たのが他に無かったので決めました。

割り当てられたのは下段のベッドで、この日は殆ど満室のようでした。しかもドミトリーと言う性質からなのか若い人が多くいて若い人も東萩に観光に来るのかと少し意外な感じがしました。若い人がどこから来ているのか気になりますが、ご時世的な事もあり必要最低限の挨拶程度に留めるようにしました。どこでどうなるのか油断は禁物かなと思った次第です。

こちらは共有のスペースです。台所や冷蔵庫もありテーブルも写真手前側に結構有りました。

共有の洗面所・シャワー・トイレはとても綺麗で気になる点は無かったですが、お客さんが多かったので他のお客さんと時間をずらして利用するのでお互いの配慮も必要になります。この時は特に重なって待つと言う事も無かったのでその点でも問題無かったです。

自分のベッドではネットが遅過ぎて使えない状態でした。これは非常に厳しいなと思ってたのですが、、、

別フロアの共有スペースに行くと快適にネット利用が出来ましたので、コンビニで購入した夜食を摘みつつ翌日の東萩での行程を夜な夜な考えながら夜が過ぎて行きました。

早朝から津和野城跡に登ってから1日が始まりSLを見てから益田駅経由でここまで来まして結構疲れましたが充実した日でした。

と言う事で一連の様子は動画にもしましたのでご覧下さい。

 

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