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(乗車記)てっぺんの終着駅へ!快速リゾートあすなろ下北1号 三沢駅 → 大湊駅

青森県の三沢駅まで三沢空港から移動して来た続きです。

三沢駅の改札の様子です。列車が出発する10分前から改札するようです。地方あるあるですね。

今回三沢駅から利用するのは「快速リゾートあすなろ下北1号」です!三沢駅は現在青い森鉄道なのでJRの切符を発券する事が出来ません。えきねっとで予約した切符を事前に東京都内で発券して備えておきました。万が一当日で発券となるとこの近くだと八戸駅まで行く必要がありますが直ぐに電車が来る訳では無いので地方は色々と気を付ける必要があります。

「快速リゾートあすなろ下北1号」は臨時列車ですが偶然三沢空港に来た日が運転日だったのでえきねっとで空席情報を見ると陸奥湾が見える側の席が2両編成で一つだけ空いていました。最後の一席で何かの運命なのかなと大袈裟に考えてw、直ぐにえきねっとで予約したと言う流れになりました。従ってこの後はこの列車で移動する前提で工程を組んでます。

そして三沢駅ホームで待っていると乗車する列車が来ました。青い森鉄道ですがJRの切符でホームに入ってJRの列車に乗車するのは少し不思議な感じもしました。改札近くにお客さんが数名いたので同じ列車に乗車する人かなと思ってたら、ホームに来て乗車したのは私だけでしたw、、。

事前にえきねっとで空席情報を見た上で切符を購入したので車内はイメージ通りでした。当たり前ですねw。この後に大湊線内に入ると進行方向左側が陸奥湾を見る事が出来るので左側を中心に座席が埋まってました。

私一名を乗せて直ぐに三沢駅を出発です。数人はこの駅から乗車する人がいるのかなと思ってたのですがやはり皆さん始発の八戸駅からの観光客のようです。この駅から乗車する人は恐らく地元の人でしょうから流石に地元の人はこの列車には乗車せず帰りを考えて車となるのかなと思われます。

2両編成の1号車になりましたので前方の景色も窓が大きい為に視界が広かったです。以前に五能線で「リゾートしらかみ」に乗車した事が有るので雰囲気は分かってました。五能線の時も同じように1号車で今回と同じように中央付近の左側で日本海の景色を見てました。

三沢駅を過ぎると直ぐに原野の風景になりました。人を寄せ付けないような景色が駅と駅の間には広がってました。

この列車は快速なので三沢駅の次は野辺地駅に停車します。その間の駅は全て通過です。原野が広がり少しずつ家が出て来たなと思うと駅があって暫くすると原野でまた家が出てきて駅が、、、と言う繰り返しでした。

フットレストは無いですが足元は広くて快適です。私の横は3人連れでした。

野辺地駅に近くなると青い森鉄道の線路からJR大湊線ホームに入る為にポイントを切り替えて野辺地駅のホームに入ります。元々は上の写真で言うと一番奥の線路を走行してました。

と言う事で野辺地駅に到着です。見た限りではこの駅からも乗車するお客さんは居なさそうでした。と言う事は三沢駅で私が乗車した以外では全て八戸駅からのお客さんとなります。この駅は青森側から青い森鉄道で野辺地駅まで来て乗車する人がもしかしているのかなとも思ってましたが予想はハズレでした。そもそも会社が今となっては違うのでこの臨時列車に合わせて青い森鉄道も青森駅から列車を出している訳ではありません。

数分停車時間が野辺地駅でありましたのでホームに出て写真を撮って見ました。五能線では途中の能代駅とか深浦駅だったと記憶してますが駅や車内での販売が有りましたが五能線は時間が長いので購入するお客さんはいるのかも知れませんが、こちらは三沢駅からでも1時間30分程でこの野辺地駅でも何か駅弁を販売するような事はしてませんでした。野辺地まで来ると終点の大湊駅までそんなに時間が掛からないので五能線とは少し事情が異なるのかも知れません。

そして野辺地駅を出発しいよいよ大湊線に入ります。

野辺地駅を出発して暫くすると右に折れて青い森鉄道とお別れです。

最初は野辺地の町中を通ります。駅を過ぎたら直ぐに家が無くなると思ってたのですが大変失礼ながら暫くは思ったより家がありました。

そのうちに家が無くなって来て陸奥湾がチラ見する感じの景色になります。三沢市内では晴れていたのですがこの辺りから曇って来て雨が落ちるようになって来ました。青森県は広くて山も有るので場所によって天候が全然違ったりします。どうやら悪い方に天気がなりそうでこの辺りでは嫌な予感がしてました。

運転席の様子が見えるのも良かったです。北海道程では無いですが真っ直ぐの線路を走行する所も多かったです。

陸奥湾が見えなくなって内陸側を走行していると国道279号と並走する箇所もありました。自動車はこの列車と同じような速度で走っていてかなり良いペースでした。この防風林の向こう側が陸奥湾と言う位置関係です。

そして陸奥湾に近い所を走行する区間に来ました。陸奥湾と言う事で内海ですが波が思ったよりあって日本海のような荒々しさを感じました。当然と言えばそれまでですが海を歩いている人は皆無です。このような海岸を走行するシーンはどの位この後に有るのかなと思ってたのですが、結局はこの区間のみでした。五能線を乗車した時には海岸線を走行する時間がかなり長かったのですが、それをイメージすると少々肩透かしを感じるかも知れません。

途中駅の大半は片面のホームのように見えました。野辺地駅を出た後の次の停車駅は陸奥横浜駅です。

久しぶりに家が多く見えて来て町中と言う感じの景色になって来ると間も無く陸奥横浜駅です。

大湊線の主要駅の一つ・陸奥横浜駅に到着です。大湊線の中間地点と言っても良い位置にある駅です。この駅から乗車する人は居ないとは思ってましたが降車する人も見える範囲では居ませんでした。流石にこの辺りで観光を考える人は居ないようです。時期が違えば菜の花畑が有名なので人の流れも変わるかも知れません。大湊線の主要駅の一つですがこの駅も無人駅のようです。

暫くすると反対側から普通列車が来ました。普通列車も2両編成でしたが失礼ながら思ったより多くのお客さんが乗車されてました。ローカル列車で多いお客さんを見ると最近は何だか安心しますが道路も整備されて来ると状況も変わる可能性が有るので何とか地元の人が乗車して欲しいと思います。このような観光列車はあくまで補足するような感じだと私は思います。

そして陸奥横浜駅を出発です。この次は下北駅に停車します。

陸奥横浜駅を出ると家が無くなって陸奥湾が少し見えると言う感じの景色になります。車の方が海側を走行する感じになります。

途中駅を過ぎても余り景色が変わる事は無かったです。前方のモニターを見ても反対側も同じような景色のようです。

座席からの景色も同じような感じで続いてたので前方に移動して暫く景色を見て見ました。海沿いの所を走行する以外は左右に木で囲まれているような線路を走行します。

運転席の直ぐ後ろはこのようにサロンのようなシートが有りまして前方を見れるようなシートと、左右で座れるシートが有ります。海側の座席を確保出来なければこのような場所で見る事が出来ますが共用スペースなのでずっと占有するのはマナー的に宜しく無い気がしますので程々の利用が良いのかと思います。

陸奥横浜駅と同じように家が久しぶりに見えて来たなと思ったら間も無く下北駅です。

そして下北駅に到着です。この駅も片面のホームでした。結局列車の行き違いが出来そうなのは途中の陸奥横浜駅のみのようです。この駅では感覚的には半分以上のお客さんが降車して行きました。皆さんこの後はどこへ行くのかなと言うのが気になりました。

そして下北駅を出発します。次はお隣の駅で終点の大湊駅です。

下北駅に到着する前からかなり強く雨が降ってまして大湊駅に向かう時も雨が一番強い状態になってました。三沢駅の時には晴れていたので同じ県内でも凄い天気の変わりようです。折り畳み傘を普段から持ち歩いてますが持ってなければ終わっていたかも知れません。都内とは異なり駅前にコンビニが有るとは思えないですからね。

大湊駅に到着した時には感覚的に更に雨が強くなっていたような気がしました。窓からの景色が滲んでます、、。

と言う事で大湊線の終点・大湊駅に到着です。この駅が終点と言う事で本州最北端と思ってしまいそうですが、実際には一つ手前の下北駅が本州最北端の駅となります。とは言え列車で行ける所まで来ると「はるばる来たな」と言うのを実感します。12時40分に到着しましたが折り返しは16時なのでそれまでこの駅でお休みとなります。運転手さんや車掌も駅でお休みと思われます。

次の列車は普通列車ですが直ぐに来る訳では有りません。

雨が強く降っていた事もあり大半のお客さんは待合室で待ってました。この後は折り返しの16時まで何もしないで待っているのか次の普通列車で戻るのか或いはここからどこかへ行くのか気になります。駅員さんはいました。無人駅では無いようですが時間帯は列車が発着する間の営業と言う感じになってました。

強い雨が降っていて正直ガッカリな感じですがこの後に私はどうしたのかは次回で。

今回の「快速リゾートあすなろ下北1号」ですが五能線を利用した有無で評価が変わると思います。比較するとやはり五能線の方が車窓からの魅力は数段上です。但し時間が長いので人によってはこちらの方が丁度良い乗車時間と言えそうですが、この辺りは好みでしょう。この後二次交通でレンタカーを借りて下北半島を観光する足掛かりとして利用するのはアリだと思うのですが折り返し乗車するような乗り鉄の方にはやはりお勧めは五能線と言えそうです。

一連の乗車した様子は動画にもしてますので合わせてご覧頂き車窓からの景色をお楽しみ下さい。

 

 

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