特急しなので長野駅から松本駅まで移動して来た続きです。東北新幹線で盛岡まで行ってそこから釜石を起点に三陸鉄道、八戸線、東北新幹線、津軽線、奥羽本線、羽越本線、信越本線、北陸新幹線、篠ノ井線とずっと列車での旅をして来ましたがいよいよその度も今回で最後です。この後は松本駅から特急あずさで東京へ戻りますが、今回はその時の様子をブログしようと思います。
と言う事で特急しなので松本駅まで来るとお隣に乗車する特急あずさが既にホームに入線してました。こうして特急電車を見比べると後から出来たあずさの方がやはり現代的な感じがします。勿論それが好みかどうかは人それぞれだと思います。
今回乗車するのは特急あずさ42号です。まだ午後の3時過ぎですが「42号」と言う事で本数の多さが容易に分かります。この区間は電車だけではなく高速バスも多く走行しているので競争が激しい区間です。バスも利用した事が有りますが時間は掛かるものの苦痛になるような時間でもなく、何より価格が安いので多くのお客さんがいたのを覚えてます。
車内に入りました。この車両は全車指定席なので席の心配はありません。そして長野駅で食事を済ませたので松本駅で食事する必要もなく乗り換えるだけでしたので、特急しなのからの乗り換え時間は多くは無かったのですがこの電車にしました。
そして松本駅を出発しました。ずっと東日本エリアを列車で旅して来ましたがいよいよそれも今回が最後か、、、と少し感慨深く思いながら景色を見てました。
松本駅から塩尻駅までの区間は家がずっとあり人口が多いエリアです。以前に何度かこの区間を普通電車で来た事が有りますがお客さんが多かったのを良く覚えてます。首都圏近郊のように家が途切れる事なく続いてました。
車内はこんな感じで車両自体は空いてたのですが、横の列の直ぐ後ろに座っていた中国人がずっと電話を大きな声でしているのには本当に嫌になりました。全員が全員マナーの悪い人とは思わないですがマナーの悪い中国人を多く見るのも事実です。マナーを考えた事が有るのかなとか、どんな感覚をしているのかなと思う事が特に年配の人に感じます。この時も年配のおばさんでしたが最初の停車駅である塩尻駅を過ぎてもまだ喋っていて本当に嫌な気分になりました。指定席とはいえ上のランプが赤印だとお客さんは暫くは来ないのでずれようかなと思いましたが、こちらがずれるのは違うなと思い我慢しましたが今でもそれが正解だったのかは分かりません。
嫌な気分になったまま塩尻駅に到着です。中央西線との分岐駅ですがこの駅から乗車するお客さんは余りいなさそうでした。
塩尻駅を出発して直ぐに中央西線とお別れです。塩尻から先の中津川までの間は電車で行った事が無いのでいつか利用して見たいところです。
そのまま走行して暫くすると辰野駅へ行く中央線と一旦お別れです。昔は辰野経由で中央線が通ってましたが今はそちらが旧線になりこれから特急あずさが通るこちらの岡谷駅までショートカットした線が本線となってます。
こちらの本線は山をトンネルで抜ける感じで以前はそれを迂回して辰野駅を経由してましたが岡谷駅まで直線的に進んでいる感じです。
岡谷駅に近くなると辰野駅方面からの中央線と再度合流します。
そして岡谷駅に到着です。以前に普通電車ですが辰野経由で岡谷と塩尻間を経験した事が有りますが特急と言う事を差し引いても新しい線は速いなと感じます。
岡谷駅を過ぎると茅野駅までは人口が多いエリアになります。建物が多くて土地が無い為なのか茅野駅までは単線の区間となります。最初は少し高い所を走行するので上から見る街の景色が良かったですし、暫くすると諏訪湖をチラ見しながらの車窓となります。
そしてそのまま上諏訪駅に到着です。諏訪湖にはこの駅から歩いて行く事が出来ます。以前に諏訪湖を見学したり温泉に入ったりした事もありますがとても良い所です。
上諏訪駅を過ぎると続いて茅野駅です。更に家が増えて来た感じがします。
そして茅野駅に到着です。この駅は全ての電車が止まる大きな駅です。特急に乗車するお客さんは多くは無かったですが普通電車を待っていると思われるお客さんが多くいました。茅野駅は多くの会社があり観光と言うよりはビジネス需要が多い駅なのかなと思ってますが正しいでしょうか?!
茅野駅を出発しても家がまだあって街の景色が続いてますが山が近くなって来ました。
そして徐々に山深い景色になって来ました。次の停車駅である小淵沢駅に向けて快調に走行しながら次々と駅を通過して進みます。
山を抜けているのかトンネルもありました。
そして小淵沢駅に到着です。小海線の分岐駅で以前に野辺山駅まで行った事がありますが、かなり前なのでいつか機会を作ってまた利用して見たいなと思いながら駅を見てました。この駅でも殆ど乗車した車両にはお客さんが来ませんでした。
小淵沢駅を通過すると引き続きローカルな山間の景色が続きます。この辺りから少しずつ日が落ちて来ました。学校帰りと思われる学生さんが普通電車に乗車する様子も車内から見ました。
そして暫くすると左側に韮崎の景色が広がって来ます。韮崎駅の前後は高い所を走行するのでとても良い景色を見る事が出来ます。
韮崎駅を過ぎると甲府駅に向けて街の景色になります。そしてふと気が付くと遠くに富士山を見る事が出来ました。富士山の景色を見ると山梨県の景色だなと思うのと同時に東京に徐々に近くなって来たなぁとも思いました。やはり富士山が見えると「オッ」と言う気になります。
竜王駅を過ぎていよいよ甲府駅に近くなります。この辺りになると周りが山に囲まれて盆地なんだなと改めて思いながら景色を見てました。
そして主要駅の甲府駅に到着です。流石にこの駅からは乗車した車両にも多くのお客さんが入って来ました。甲府駅からも中央道を通って新宿駅まで行くバスが出ていてこの区間もバスと電車の競合区間です。甲府からも以前にバスで乗車した事が有りますが、注意点は渋滞しているか否かになります。夕方に東京へ向かう時間帯はやはり小仏トンネルを中心に渋滞が発生するのでバスは疲れると思います。逆に言えば渋滞する時間を外せばバス乗車も楽だと思います。この辺りは利用する時間と費用と相談だと思います。渋滞と言う意味では電車は無いのでその点では気楽ですね。
甲府駅を出発すると身延線の車両を見る事が出来ました。以前に普通電車で走破した事が有りますがかなり前の話なのでまた身延線も利用して見たいと思ってます。
暫くはJR身延線の線路と並行して走りますが途中で身延線が右に折れて分岐して行きます。
そして甲府盆地を快調に走行します。
勝沼ぶどう郷駅を通過します。この駅を通過すると甲府盆地から離れて山を越えるような形になります。
この辺りは常に100キロ以上の速度で快調に走行してました。揺れも大きくは感じず速度が出ていても快適な電車旅です。
甲府盆地から別れを告げるとトンネルを多く通過するようになりました。
トンネルを抜けると完全に山間の区間に入って来ました。家が少なく山が近くにあって景色が全然変わって来ました。
そして富士急行の線路と合流すると大月駅が近くなります。
富士急行の線路と合流して暫くすると大月駅を通過します。普段見慣れているJR中央線の通勤電車が停車していていよいよ旅の終わりが近くなって来たなと言うのを実感します。
大月駅を過ぎると更に山深い景色になります。日が落ちて来てクッキリとした景色では無かったのですが昼間の晴れている時はとても良い景色を見る事が出来るので都内からだと進行方向左側の景色をチェックして見て欲しいですね。
そのまま順調に進みいよいよ高尾駅を通過して東京都に入って来ました。東京に戻ってくると旅が終わるので名残惜しい気がこの辺りではしました。
そして八王子駅に到着です。この駅では多くのお客さんが降りて行きました。
八王子駅を過ぎると通勤電車も走る区間なので速度は控えめに次の停車駅である立川駅を目指します。私は次の立川駅で下車するのでこの辺りで降りる準備をしましたが他のお客さんも結構降りるようでした。
そして立川駅に到着して降りて今回の長い旅を無事に終えました。特急あずさの乗車は久しぶりでしたがやはり快適ですねw。同区間を青春18きっぷ利用して普通電車で行った事が有りますがその時には何度も特急あずさの通過待ちの洗練を受けました。それに比べると快適性はやはり比較にならないなと感じました。松本駅からの乗車で疲れる事なく立川駅に到着です。
今回東北新幹線で旅が始まり東日本を太平洋側から日本海側に周遊するような形で列車を乗り継いで旅して来ましたが列車旅も良いなと改めて思いました。また機会を作って色々と列車を利用して旅をして見たいと思います。
今回の松本から立川までの特急あずさの電車旅の様子は動画にもしてますので合わせてご覧下さい。