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(乗車記&旅行記)真岡鐵道 下館駅 〜 真岡駅 〜 益子駅 / SLキューロク館、城内坂を見学!

関東鉄道常総線で茨城県の取手駅から下館駅までやって来た続きです。

関東鉄道で下館駅まで来たのは良いのですが次の列車まで少し時間があります。この日はとても暑い日でして食欲と言うより何か冷たいものをと言う感じで検索して探していました。

駅から10分も掛からなかった所に「古橋氷店」さんを見つけてやって来ました。こちらに来るまでに歩いている人は殆ど見なかったのですがこちらに来ると人が集まってましたねw。駐車場が近くに無さそうだしどこから来たのかなと言う感じです。味は正直何でも美味しそうなので良かったのですがイチゴをこの時には美味しく食べて涼んでいました。

下館駅に戻ると今回利用した「ときわ路パス」の案内が有りました。こちらは茨城県内のJRや私鉄が1日自由に乗り放題の切符です。有名な青春18きっぷだとJR線内は勿論利用する事が出来ますのでこの「ときわ路パス」を利用するのであればJRを利用しない方がコスパ良く使えるのかなと思っています。

と言う事で関東鉄道で利用した後は下館駅からこちらの真岡鐵道に乗車する事にしました。以前にSL乗車した以来でしてその時の様子はブログのトップページから検索して宜しければご覧下さい。今回はSLではなく普通列車で沿線を観光して見ようと思います。

下館駅を出発です。一両編成の車両は結構混んでいましてワンマン運転と言う事もあり後方の景色を見る事にしました。

今まで利用した関東鉄道やJR水戸線と分岐して北へ向かいます。下館駅は3つの路線が交わる交通の要衝と言う感じです。

最初の停車駅は下館二高前駅です。「前」とはなってますが直ぐ近くに高校がある訳では無さそうです。休日なので高校生の乗り降りがなく直ぐに出発です。

車内はロングシートになっていて詰めて貰えれば座れない事は無いような感じの混み具合でした。正直思ったよりお客さんがいるんだなと言う印象で地元客も多そうな事もあり喜ばしい事です。末長く活躍して欲しいですよね。

続いて折本駅です。駅舎は歴史を感じさせる一軒家のような感じでしてどんな感じなのか見て見たくなるような駅舎です。

続いてひぐち駅、久下田駅と続きます。久下田駅は地元の多目的施設と一体化されているようで大きな建物でした。久下田駅には地元の方と思われる方もいらっしゃいました。

以前にSL乗車した時も感じましたが正直沿線の景色は良くは無いです。両側でこのような形で草木に覆われて景色が見えなかったりする場面が前半は多く進むにつれて開けて田園風景が見える箇所も出て来ますが特段なの特徴があるような景色と言う感じでもありません。

寺内駅でもギャラリーがいました。地元の方に愛されているのでしょうか。駅舎も昔のままのようでこちらも歴史ありそうです。関東でもこのようなローカルな雰囲気のホームを見る事が出来るのが真岡鐵道です。

そして主要駅である真岡駅に到着です。

以前にSL乗車した際には終点まで行ってた為に途中駅には立ち寄らないで真岡鐵道を行って帰ってと言う感じでしたので今回は逆に終点まで行かずに途中駅で降りて見ようと思ってましてまずこちらの真岡駅で降りて見る事にしました。フリー切符を持っている特典ですね。

真岡駅にもアニメのキャラクターがいました。地方に行くと至る所で見ますが観光促進に効果があるのでしょうかね?!次の出発時刻をチェックして改札の様子を見た後に駅から出て見ました。

真岡駅はSLをモチーフにした外観をしていてとてもユニークです。結構建築するのが大変なのではと思うのですがどうでしょう?子供が見ても分かりそうな駅舎で喜びそうですよね。

真岡駅を出て右手にSLキューロク館があります。館内にはSLをはじめとして様々な車両を見学する事が出来ます。しかも嬉しいことに無料です!真岡駅で下車したら必ずチェックしておきたい施設です。

こちらは北海道で活躍していた客車との事です。車内は映画のワンシーンのような雰囲気です。

SLも勿論展示してあります。いつも運転台を見るとこれを操作するのは職人芸だなと思います。機関係のスイッチやレバーが至る所にあり更に石炭も補充してと想像するだけで大変そうです。しかも運転中は煙も凄いでしょうし、夏場とかは暑さもあろうかと思います。

その他にも客車、貨車、機関車、ディーゼル車等が様々展示してあって無料とは思えない見所一杯の施設です。

入口にはお土産売り場も有りました。是非一度見学して見て欲しいですね。

SLキューロク館を見学した後は真岡駅に戻って次の下り列車に乗車します。ここで下館駅に戻るにはまだ時間的に早いのでもう少し先へ行って見る事にしました。

下館駅へ行く上り列車と行き違いをしてから真岡駅を出発です。

外から見た車両の見た目は下館駅から真岡駅まで来た列車と同じでしたが今回はボックス席となってました。そして真岡駅で多くのお客さんが降りて空いていました。座れるのならボックス席の方が景色が見易く嬉しいですね。

真岡駅の次は北真岡駅です。この辺りまでは住宅街が続いていました。

真岡駅までの景色とは異なり田畑が広がる景色になって来ました。先程までより開けた感じになって来ています。

西田井駅、北山駅と続けて進みます。流石にこの辺りから下列車に乗車する人は居なかったです。駅前も明らかに家が少なくなって来ました。

景色はずっと開けた感じになってこの辺りが一番景色の良い所なのかなと言う感じです。撮り鉄では無いですがこの辺りからのSLの走行シーンなんかは良い感じで撮れるのでしょうね。

今度は益子駅で降りて見ました。真岡駅に続く真岡鐵道の主要駅と言える駅です。

益子と言えば益子焼ですよね。名前は勿論知っていて具体的に益子ってどの辺なのかも真岡鐵道に乗車する事で分かるようになりました。

駅舎はこんな感じでこちらも洒落ている駅舎です。陶芸の窯の雰囲気すら感じました。関東の駅100選にも選ばれているようですがこの雰囲気はなかなか無いので納得です。

益子駅から益子焼のショップが並んである城内坂までは結構歩きます。とてもこの日は暑い日でして飲み物補給しながら体調管理に気をつけて歩いていました。駅から本数は少ないですが路線バスで行くか自転車を駅でレンタルして行く方が良さそうなぐらい距離があります。歩いている人は少なかったですが駅方面へ行くと思われる観光客とすれ違う事が有りました。

途中では益子 鹿島神社がありました。境内は狭いですがとても綺麗な神社&境内でした。

更にそこから歩き続けて漸く城内坂に到着です。どんな感じの街並みなのか想像が付かなかったのですが今までとは異なり建物が多いのでこれらが益子焼関連とすると確かに集まってそうな通りです。

特に何かお目当てがある訳では無いので左から行ってどこかで折り返して右側の道で戻ろうかなと言うざっくりな方針で歩いて見る事にしました。

個人的には予想以上にお店が並んでいました。今回の私のように何か購入するような明確な目的がある訳では無い人からすると入り易いようなお店があったり少し敷居が高そうなお店だったりと色々な雰囲気の店が並んでいます。そして思ったより人がいまして予想はしてましたが皆さん車で来る方が主流派のようです。

ある程度進んだ所で広いお店があり多くの人が入ってたのでそこに紛れて私も見学して見ました。この手の陶器は全然分からず相場等もイメージが付かなかったのですが何を見ても予想以上に高くて苦笑いです。高い値段を出して購入する価値をどの辺りに見出せるのか真剣に少し見て見たのですが正直分かりませんでしたw、、。私には高過ぎると言うようなものを普通に購入する人がいて凄いなと率直に思います。購入する様子を見て思うのは確かに車で来ないと持ち帰るのが大変だと思うので列車等の公共交通機関で来ないのも納得です。駅から近くても陶器を持ち帰って公共交通機関で帰りたく無いですしね。

一通りの雰囲気が分かったのでこの辺りで折り返して反対側のお店を見ながら駅まで戻る事にしました。

帰りは当たり前ですが行きに来た道を戻るのでマイペースで歩きつづ帰りの列車時刻を見ながら少し早歩きもして駅まで戻って来ました。

駅の向こう側に行く歩道橋があったのでそこから駅全体を見て見ました。無駄に線路の横にスペースがあったので以前は行き違い出来るよう線路やホームが別にあったのでしょうね。景色を見渡して見ましたが高い建物が無く長閑な雰囲気でしてとても良い所でした。何だか時間がゆっくり流れているような雰囲気すらします。

時間帯的にこの先に行っても遅くなるので益子駅で観光は終了して下館駅に戻る事にしました。列車時刻をチェックして帰りに少し早歩きして駅まで戻って来たのですが実際に列車が来たのは10分弱遅れでして世の中そんなもんかなと苦笑いです。

益子駅を出発です。短い時間で益子焼を見るだけでしたが名前は知っていても見る事はここまで来ないとなかなか見れないと思うのでそう言う意味では良い経験が出来たのかなと思います。高くて私にはなかなか購入出来ないですけどねw。

帰りの途中ではSLとすれ違いました。入れ替える場所が無い為なのかSLが最後尾にあって客車が先頭と言う感じで進んでいました。終点の茂木駅では転車台があってSLを先頭になるように入れ替える事が出来ますが下館駅ではそのような施設が無いのでそのまま戻って運行していると言う事なのかと思います。夕方の時間帯でしたが思ったよりお客さんがいらっしゃいました。

そして下館駅に到着です。夏の時期で明るいように見えますが夕方近くの時間帯になっていてここから東京へ戻るとなると結構遅くなりそうな時間になっていました。

しかしながらこの日は朝に我孫子駅で唐揚そばを食べただけでお腹ペコペコに空いてました。下館駅で検索して「中山屋」と言う焼きそば屋さんに歩いて来て見ました。駅から10分前後だったと思いますがここまで住宅街を歩いていて本当にお店があるのかなとGoogle Map見ながら思ってましたが無事に到着してお店が開いていて一安心です。歩いて来て営業してなかったらショックですよね。

お店は焼きそばだけでして焼きそばの量で細かく値段が分かれています。焼きそばの値段だけ記載がしてありますが量が全く想像出来なかったので聞いてみると500円のが一人前と言う事でしたのでそれを注文しました。

実際に食べて見ると具材はキャベツのみのシンプルな素の焼きそばでして昔食べた懐かしい感じの味でした。シンプルなのはとても食べ易いですね。モチモチした麺で美味しく食事してお腹を満たす事が出来ました。

食事後に下館駅に戻って来た時には夕方の5時過ぎです。まだ夕方と思ってもここから東京へ戻るとなると夜の結構良い時間帯になります。ここから東京へ戻るにはJR水戸線を利用して友部駅経由の常磐線か逆に小山駅経由での東北線、そして行きで利用した関東電鉄で取手まで戻る、若しくは守谷駅でつくばエクスプレスでと色々選択肢があります。

今回はときわ路パスを利用して来ているのと快速列車が近い時間で出発する事もあり帰りは関東鉄道の快速で取手駅経由で帰る事にしました。

下館駅からの乗車は少なくワンマン運転で快速列車が出発し今回のときわ路パスによる茨城県内の小旅行を終えました。

今回は初の関東鉄道乗車がメインで行程を組んで見ましたが東京に住んでいる身としては取手駅を起点に茨城県内のローカル私鉄をお得に経験する事が出来て良い1日でした。他にもときわ路パスの有効な使い方があるかと思いますので是非色々と茨城県内の旅行を楽しんで下さい。

今回の真岡鐵道乗車と沿線の観光した様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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