早朝に東京を出発して福島県の会津若松駅までやって来た続きです。
会津若松駅ナカで食事した後は、この日メインのJR只見線に乗車して小出駅に行きます。2022年10月に全線で運転再開されてから、乗車してみたいなとずっと思っていました。しかし混雑しているニュースを見ていた事もあり、時期を伺っていたのですが、漸くJR只見線に乗車する事が出来ました。
このブログを執筆している2025年3月末時点では、JR只見線は一部の区間で大雪の影響で運転再開が未定の状態となっています。いつどうなるのか分からないので、乗車出来る時に乗車しておくのは重要だなとニュースを見て思う次第です。
実際に会津若松駅に早めに到着して食事してホームに早めに並んでいましたが、ツアー団体客と思われる人が並んでいましたが、それでも後ろの方と言う訳ではなかったので、列車がホームに入線して無事に座席を確保する事が出来ました。座席を確保出来た時には安心しましたが、この日はツアー団体客が居なければ余裕で座席を確保出来たかも知れないなと言う感じのお客さんの数でした。
会津若松駅から小出駅まで1日3本の運転でして、早朝と乗車した午後1時過ぎと夕方となっています。景色を見る為には夏だと早朝の時間帯でも良いのかも知れませんが、前泊が必要になるので、基本的には午後1時過ぎに発車するこの列車一択なのかなと思います。
会津若松駅を出発です。磐越西線とは逆の方向へ進行しました。これから4時間半を超える列車旅の始まりです。
最初の停車駅は七日町駅です。この辺りは会津若松市の中心地に近い所で周辺は街中の景色となっています。
次の停車駅は西若松駅です。会津鉄道はここまでJR只見線の線路を利用していて、この駅が起点となる駅になります。昔に鬼怒川方面から野岩鉄道から会津鉄道に乗り継いで会津若松駅まで行ったブログも以前にアップしているので、宜しければトップページから検索してご覧下さい。
暫くは会津鉄道の線路が並行していますが、途中から右に進み会津鉄道とお別れです。
暫くすると阿賀川を渡ります。西若松駅を過ぎてから一気に長閑な景色となりました。
会津本郷駅に到着です。ここからは駅が簡易的な感じになりましたが、比較的綺麗な建物で待合室もあり寒さを凌げるようになっています。
田畑が広がる景色になりました。遠くに山々が見えますが、その向こうは関東と言う感じなのでしょうか。非電化区間なので電柱がなく景色を見ると言う意味では遮るものがないので良い感じで見ることが出来ます。
会津高田駅に到着です。所々では地元の方が乗り降りしていました。
根岸駅、若宮駅と淡々と進んで行きます。運行本数が少ないので片側一つのホームとなっている駅が多くありました。どの程度の乗り降りがあるのかは分かりませんが、どの駅でも待合室があり、配慮されている事が分かります。
続いて会津坂下駅に到着です。この駅周辺は住宅街が広がっているように見えました。只見線内の途中駅では唯一のみどりの窓口設置駅であり、自動券売機も設置されているそうです。只見線の全区間を走行するのは、1日3本となっていますが、それ以外にも途中駅までの列車があったり、会津若松からこの駅止まりの列車もあるようです。
会津坂下駅を過ぎて、会津坂本駅、郷戸駅、滝谷駅と進んで行きます。待合室も貨物コンテナを代用した感じの駅もあり、雰囲気は北海道のローカル駅のようにも見えました。滝谷駅まで来るとかなり山間に来たなと言う感じになります。
滝谷駅を出発して、滝谷川橋梁を通ります。かなり山奥に入って来て段々と只見線らしい雰囲気の景色になって来ました。
続いて会津桧原駅に到着です。駅周辺は集落がある感じでヒッソリしていました。この先から只見川と沿うような感じになり川の景色が見えるようになって来ます。
第一只見川橋梁からの眺めです。運転手さんが放送で案内をしてくれて、速度も落としてゆっくり観光客用に景色を見せてくれました。とても景色が良いのは間違いないですが、かなり険しい区間に線路を通しているので、保線等の線路の維持が大変だろうなとも思ってしまいました。
会津西方駅を過ぎて次に第二只見川橋梁を通ります。人が住むようなエリアではなくなり手付かずの自然が広がっているエリアを走行するようになります。
そして会津宮下駅に到着です。2011年の新潟福島豪雨の影響により、小出方面の営業を休止して一時期は代行バスになったそうです。それだけ自然が厳しい区間に入って来たと言う事だと思います。
暫くすると第三只見川橋梁を通ります。遠くに洞門が見えましたが、どんな道路なのか気になります。いつか運転して見たい気がしますが、何も無さそうなので何かあっても良いようにちゃんと準備してドライブするべきでしょうね。
暫くすると霧幻峡の景色を見る事が出来ました。この辺りもとても雰囲気がありました。春から秋には渡し船で只見川を渡って向こう側に行く事が出来て人気スポットになっています。
会津水沼駅に到着です。駅舎はホームから離れた場所にありますが、2011年の水害で流されてしまい、今は同じ場所に新しく建てられているそうです。大自然の景色を見るのは幻想的で綺麗ではありますが、その一方で自然の怖さも感じます。
こちらが第四只見川橋梁からの眺めです。道路もありますがどうなっているのか走行して見たく感じます。今はおとなしい只見川の景色ではありますが、こちらも2011年7月の災害では流出こそ免れたそうですが、水位が同じ高さまで来て流木等の影響により線路が歪んでしまったそうで、復旧に時間を要したようです。乗車して観光出来るのを有り難く感じます。
そして会津中川駅を経て会津川口駅に到着です。この駅で30分程の停車があります。駅の右側には只見川が流れていました。まだ会津若松駅から60キロ程しか進んでおらず、半分も来ていません。
時間があるので駅の外に出て見ました。この駅も2011年7月の災害により営業休止に追い込まれたそうです。今は通常通りに見えますが、地元民の方の苦労は大変だったのでしょうね。この辺りの観光はした事が無いですが、列車だと難しそうなので愛車でこの沿線をいつかドライブして見たいなとも感じます。
駅は委託のようでしたが、惣菜が半額で売っていたので小腹が空いた事もありおにぎりを購入して美味しく腹ごしらえをしました。この先どこでどう食べられるかも分からないので、食べられる時に食べておきたいものです。
行き違いの会津若松行きの列車がやって来ました。この車両も多くのお客さんが乗車していました。そろそろ小出行きの列車が出発するので車内に戻りますが、逆にこの会津若松行きで戻る事も可能です。
会津川口駅を出発して暫くすると第五只見川橋梁を通過します。ここも2011年7月の災害で流出は免れたものの冠水したそうです。この辺りはいつどうなるのか本当に分からないのでしょうね。
「本名」と書いて「ほんな」駅に到着です。ホームは車両1両分の長さしかないため、2両以上の列車では、進行方向前側の車両から乗降する形となります。ここからそのような駅が幾つかありました。
第六只見川橋梁を通ります。この反対側は本名ダムになっていて、この時は放水していました。2011年7月の災害で一部が流出してしまったようです。過去の災害をあちこちの場所で聞くとよく全線開通に漕ぎ着けたなと感じます(執筆時点では大雪の影響で一部の区間が運休となっていますが、、)。
会津越川駅、会津横田駅を経て、第七只見川橋梁を通過です。ここも2011年7月の災害で一部が流出したようです。復旧させるのに色々な尽力が関係各所様であったかと思います。本当に乗車出来る事に感謝と言う気がします。
ポツリポツリと途中では民家も見えました。買い物や病院、その他日々の生活をどのようにされているのか気になります。
その後も只見川に沿って只見線は進んで行きます。沿線の景色はやはり素晴らしいですね。
会津塩沢駅に到着です。駅名に河井継之助の画像がありました。河井継之助は長岡藩家老で、この地で官軍との戦争のため没したことから記念館が近くにあるようです。
会津塩沢駅を出発して暫くすると、最後の第八只見川橋梁を通過します。運転手さんは全ての橋梁で案内していて速度を落としてくれていて、景色をゆっくり見れてとても良かったです。
会津蒲生駅に到着です。少し先に集落が見えて来ました。次が只見駅なので人口があるエリアに入って来たのでしょうね。
叶津川橋梁(かのうづがわきょうりょう)を渡ります。只見川ではなくその支流を渡るので「第九只見川橋梁」とはならないようです。
そして只見駅に到着です。この駅で10分程停車します。まだ福島県内ですがここから暫くして新潟県に入ります。この駅を境に新潟支社と東北本部とで管轄が分かれており運転手がここで交代になりました。
みどりの窓口や自動券売機は未設置でしたが、駅舎内部の待合所に出札窓口がありましたが、到着時は時間が遅い為なのか閉まっていました。そしてその横にはギャラリーがあり只見線の展示がされていたので、サクッと見学させて貰いました。
只見駅の駅舎です。背景に雪混じりの山があり雰囲気がありましたね。そして駅前にタクシー会社もあり、駅が町の中心近くにあるようです。
只見駅を過ぎると日が完全に落ちて真っ暗になり外の景色が見えなくなりましたので、この後はスマホ見ていたり少し目を瞑って休んでいました。
そのまま淡々と進んで終点の小出駅に到着し、只見線を完乗する事が出来ました。ツアー団体客はやはり最後まで乗車していました。逆にツアー客がもし居なければ乗車した日に限っては、そんなに混雑してなかった感じでした。
4時間半以上のロングランでしたが、景色が良かった事もありそれ程の時間を感じませんでした。やはり観光路線としてとても魅力的であるのは間違いなく、乗車して良かったと思いました。その一方で路線の維持は本当に大変だろうなと感じました。今も大雪の影響で一部が運休となっていますが、今後も自然災害に対してどう対処して行くのかと言うのも現実的にはあるのかなと思います。観光客としては利用出来る時に利用したいものです。
小出駅から先の乗り換えで時間があったので駅の外に出て見ましたが、駅前は何もなく何かコンビニとかあればと思いましたが、全くお店の気配がないくらいヒッソリとしていました。
小出駅から上越線に乗車します。乗り継ぎが悪く結構な時間を駅で待つ事になりました。
小出駅から二駅進んで浦佐駅で下車しました。この駅で下車して乗り換えるのは初めてです。ツアー客と思われる団体もこの駅で乗り換えていました。どんなツアーなのか気になりました。只見線に乗車するだけならツアーである必要は無いと思うので、乗車する前に何かあるのでしょうね。
浦佐駅で上越新幹線に乗り換えて東京に戻り、この日の日帰り旅を終えました。
只見線に乗車する為に、今回日帰り旅を計画して無事に進んで本当に良かったです。只見線は状況が読めないので座れなかったらどうしようとか、混雑していたらどうしようかと乗車前には思いましたが、運よく予定通りに済んだので帰りの新幹線車内では心地よい疲れとなりました。
ここまでの様子を動画にしてますので合わせてご覧下さい。