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(旅行記)近鉄線&吉野山ロープウェイに乗って奈良県の観光名所・吉野山を散策!(金峯山寺、吉水神社、吉野神宮)

近鉄線のフリー切符旅を続け、奈良駅の横にある新大宮駅で宿泊した続きです。

この日は宿泊した新大宮駅からスタートです。この日もフリー切符のメリットを最大限活かして普段簡単には行けないような所を観光します。

お隣の大和西大寺駅で最初の乗り換えです。

次の電車に乗り換える為にホームを移動していた時に外の景色を見て気が付きました。元総理大臣の痛ましい事件があった場所なのかなと、、。人それぞれで考え方の違いは勿論何に対してもあるとは思いますが暴力は理由問わずダメです。日本は安全な国だとこれからも思いたいですが平和ボケは残念ながらしては行けないと思います。色々と考えさせられる衝撃的な事件でしたしこれから先はあって欲しくは無いと強く思います。

大和西大寺駅ですがとても複雑な駅ですね。行き先が多くホーム先の線路を見ると複雑に入り組んでいて中々このような光景は見れないのかなと思います。どこかの路線が遅れるとポイントの切り替えで他にも影響を受けそうですが実際はどうなのでしょう?!

前日に行った橿原神宮前駅に移動して更に電車を乗り換えて吉野行きに乗車して終点の吉野駅に向かいました。フリー切符利用なので端の駅へ行って観光したいなと思いこの時は吉野駅を目指す事にしました。種別は「急行」ですが各駅に停車するのと単線区間にもなるので電車の入れ違いも途中駅であり結構な時間を掛けて進みました。

そして吉野駅に到着です。この駅から先はなく来れるところまで来ました。吉野山は観光地として有名ですがこの駅は予想外に無人駅となっていました。JRも私鉄も無人化が進んでいるんだなと地方へ行くと実感します。繁忙期も無人なのでしょうかね?!

吉野駅前の様子です。もっと多くの人がいるのかなと思ってましたがこの駅に来る電車内も空いていました。桜の時期ではないせいか想像より閑散としていました。観光地ってネットや雑誌等で情報を仕入れても実際に行って見ると結構違う事があったりします。

近鉄吉野駅から数分歩いて吉野山ロープウェイの千本口駅に来ました。ここでも予想外に非常にこじんまりしたと言うかレトロな駅で繁忙期に多くのお客さんを捌く事が出来るのかなと思ってしまいました。実際に来て見ると予想外の事が本当に多々あります。

ロープウェイは15分間隔であるので一安心です。帰りも時間を気にせず駅に到着しても15分以内には乗車出来るので普通に待てますね。

ロープウェイに乗車します。駅や時刻表もそうですが何から何までレトロ感が凄いあるなと思っていたのですが後で調べると日本で現存する最古のロープウェイとの事です。それなら納得ですしこれからも安全に留意してずっと維持運用して頂きたいですね。

ロープウェイが出発すると近鉄の吉野駅が山間にある事が分かりました。山と山の間に線路を通しているような感じなのでしょうね。

山上の吉野山駅に到着です。この駅もレトロ感満載で昔からの雰囲気が漂っています。繁忙期はこれで本当に捌けるのか気になってしまいました。

ロープウェイ駅の前に地図がありました。この日は東京へ戻るのでずっとこの場所にいる事は出来ません。今回は世界遺産の金峯山寺と吉水神社に行って戻るような形で観光します。

最初に金峯山寺を目指しますが道は一本道なのでアプリで地図を見ながら、、、と言うのは全く必要ありません。そして電車やロープウェイのお客さんは多くは無かったのですが吉野山にはそれ以上の観光客がいました。車で来ている観光客が多そうです。車でアクセスし易いのか全く想像出来ませんが、かなり山奥に入って来ているので電車で来た時と同様に時間が掛かりそうです。加えて道も決して幅広いと言う感じでも無さそうなので広い駐車場がどこにあるのか分かりませんでしたがそれなりに大変そうです。しかし大変な思いをしてまで来るべき場所が吉野山にあります。

そして金峯山寺に到着です。ここまではロープウェイ駅から緩やかな登り坂でしたがマイペースで歩けば息が上がると言うような事は無いと思います。世界遺産なだけあってとても重厚で風格もある立派なお寺です。厳かな気分になりましたね。

お参りをした後に運試しもして見ました。無難な結果で取り敢えずは良かったですw。

世界遺産・金峯山寺まで折角来ましたので拝観料を払ってお堂の中を見学させて頂きました。様々な仏像があって一つ一つ見ているとその迫力に圧倒され吸い込まれるような感じさえしました。正しく世界遺産だなと見学して実感しました。程々のお客さんだったのも良くてゆっくり見学する事が出来たのも好印象でした。

金峯山寺の見学後はもう少し先へ進み吉水神社に向かいます。金峯山寺からここまでは最後に坂がありましたがそれ以外は殆ど平坦な道でしたのでマイペースでどなたでも歩けると思います。

吉水神社に入って直ぐに一目千本のスポットがありました。桜の時期はここから見ると満開の桜が見れるそうですがこの時は新緑の時期でそれはそれで良い眺めを見る事が出来ました。桜のシーズンは人が多くてゆっくり見れ無さそうですがこの時は人も少なくゆっくり見る事が出来ました。ハイシーズンの時は勿論人が集まる理由が観光地毎に有るとは思うので多くの人が集まるのは仕方がないとは思いつつ、混雑が苦手な人には少し躊躇するので時期をずらして私は行く方が好きかもしれません。

吉水神社の前に来たのですが先客で参拝していた人々の様子を見ると通常とは違う方法で参拝していてなぜか分からなかったのですが横にある説明を見て気が付きました。

参拝方法が分かったのでお客さんが居なくなってから落ち着いて作法を守りながらきちんと参拝して来ました。

その直ぐ横には書院があって案内を見ると様々な展示がありそうでしたので、中々東京からここまで来ることも無いなと思って拝観料を支払いここでも見学させて頂きました。

中は撮影禁止なので映像は無いですがそれ程広くはない書院の中に所狭しと様々な寺宝が展示されていてそれぞれをゆっくり見学させて頂きました。ここでも程々の混雑具合でしたので良かったです。

吉水神社の見学後は来た道を戻りロープウェイ駅に到着です。緩やかな下り坂の道を景色や左右のお店を見ながらゆっくり歩いて戻って来ました。

そして帰りのロープウェイに吉野山駅から乗車して千本口駅まで戻って来ました。ロープウェイで降りて行く時に見えた景色も良かったです。こちらの日本最古のロープウェイですがいつまでも維持しながら安全運行で吉野山観光の足として活躍し続けて欲しいですね。

そして近鉄・吉野駅まで戻って来ました。この辺りの端っこの駅まで来ると本数が多いと言う訳では決して無いので乗車したい電車の時間から逆算しながら観光していました。因みにこちらの吉野駅ですが無人駅でした。観光地の駅とは言え僻地の駅なので今のご時世的には仕方ないのでしょうかね。春の観光シーズンでも無人なのかどうかは分かりませんが人不足が様々な業界にありますし収益の観点からも含めて無人駅が増えるのはこれから更に加速しそうです。

既に帰りの電車が入線していたので乗車します。反対のホームには観光列車・青の交響曲(シンフォニー)が停車していました。近鉄は特急の種類も多いですし観光列車も多いですね。沿線住民であればフリー切符を活用して様々な列車に乗車して見たい程です。

観光列車を見ながら吉野駅を出発です。短い時間でしたが吉野山の観光が出来て良かったです。ここまで中々簡単には東京から来れないですしね。

そのまま帰る前にお隣の吉野神宮駅で下車しました。駅名の通り吉野神宮を参拝して見ようと思い最寄駅のこちらで降りた次第です。駅を降りると観光客向けに様々なお店が有るのかなと勝手に想像していましたが全然違ってました、、。食事出来そうなお店やお土産屋さんも皆無でそのそも駅前にお店がありません。吉野神宮までここから歩いて観光する人は居ないのかなと思いましたが降りたからには予定通り吉野神宮目指して歩き始めます。それにしても現地に来て分かる事って結構ありますね。

そして吉野神宮までの道ですが全く歩いて行く事を想定してない道でした。事前の勝手な想像ではお店が左右に並んでゆっくり見ながら吉野神宮へいくような事を想定してましたが歩道もまともに無くて車が来る時は止まって端に寄って避けながら坂を登って行く感じで進む有様でしてまさかまさかの感じでした。他に行く道があるようには見受けられなかったのですが何か違っていたのかなと思いながら歩いてました。勿論他に歩いている人も居ませんし、すれ違うようなお客さんも居ませんでした。

予想外の事ばかりで疑問に思いながら歩き続けて漸く入口まで来ました。バス停はありましたが本数は一日数本と言う感じでしたし勿論この前は道路があるだけです。

そして何とか吉野神宮に到着です。当日は結婚式が行われていたようでその方々がいた以外の観光客は少なかったです。それでも参拝者はいたのでやはり車で来るのが基本線のようです。色々と予想外の事が起きて困惑はしたものの参拝して境内を一通り見て回ってそそくさと吉野神宮駅に戻りました。帰りは下りで楽でしたがやはりすれ違うお客さんは居なかったですw、、。

駅近くで紫陽花が咲いているエリアがあったので見ていると吉野駅へ向かう普通列車が走って行きました。帰りの電車はこれが折り返して来る形になります。この辺りまで来るととても長閑な感じです。

そして帰りの電車がやって来ました。これで一通りの吉野での観光を終える事が出来ましたのでこの後は名古屋を経て東京へここから戻りますがその様子は次回で。

ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。

 

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