豊橋鉄道渥美線で新豊橋駅から三河田原駅までやって来た続きです。
渥美線の終着駅・三河田原駅は予想外の立派な駅舎で本当に驚きました。ここまで来る中でシンプルな無人駅ばかりでしたのでそのような駅を想像していましたが実際に来て見ると色々な発見があるものです。後で調べて見ると著名な建築家・安藤忠雄氏が設計したとの事でその事実にも驚きました。著名な建築家が設計したから言う訳では無いですが実際に見ても凄くクールでお洒落な駅舎です。この駅は無人駅ではなく駅員さんは普通にいました。
そして駅前のロータリーも綺麗に整備されていて駅の周りも綺麗な住宅街が広がっていて驚くばかりです。他に気が付いたのはなぜか若い人が多かったです。
駅舎内の綺麗な待合室で少し待ってバス停に行くとお目当てのバスが来ました。このバスで渥美半島の先端・伊良湖岬に行きます。フリー切符を購入したのでこのバスもその切符で追加費用なく往復乗車する事が出来ます。
バスは数人乗車してましたがなぜか若い人ばかりでした。観光風には見えず地元の人だと思います。
暫く進むと三河湾が右側に見えて来ました。この辺りからリゾート感満載って言う感じです。他のお客さんはスマホを見ていて景色見ているのは私だけでしたねw。
三河湾から少し離れた頃に気が付くと私だけの乗車となりました。予想通り他のお客さんは地元客でして途中で次々と降りて行ってしまいました。
最後尾に座ってましたが後ろを振り返ると随分とローカルな道を走っていて徐々に渥美半島の先端に近づいているんだなと言う雰囲気を醸し出していました。
そして終点の伊良湖岬の一つ手前の恋路ヶ浜バス停で降りました。地図アプリを見ると伊良湖岬灯台に行くにはこちらの方が都合良さそうに見えた為です。
降りたバス停近くの信号横に地図がありました。渥美半島先端にある灯台に行くには恋路ヶ浜側から歩いて灯台を見て伊良湖岬にその流れで歩いて行くような行程で進みます。
恋路ヶ浜近くになると観光のお店や駐車場があり急に人が多くなりました。皆さんやはり車で来るのが主流のようです。この辺りに来るまではバスもそうですがバス停からこの付近まで人が居なかったので灯台周辺は人が少なく閑散としているのかなと思ってましたが恋路ヶ浜でそれが違っていた事が分かりました。
目的地の伊良湖岬灯台まで400メートルと案内がありました。渥美半島の先端まであと僅かです。
灯台まで散策路を歩いて行きますが景色は勿論、海からの風や波の音がとても気持ち良く疲れを吹き飛ばすような感じになりました。
そしてこちらが伊良湖岬灯台です。中へは入れませんが灯台と海を見ると遂に渥美半島の最先端に来たんだなと言う達成感を感じました。暫くはここで景色見ながらぼんやりと海や灯台を眺めて休憩しました。
休憩後はそのままの流れで道の駅が併設されている伊良湖港に向けて歩きます。半島の先端を周遊するような感じで海を見ながら気持ち良く歩きました。
上を見ると灯台のような建物がありましたが調べると海上保安本部の建物で一般人は入れなさそうなので見るだけにしました。ネットで調べないで取り敢えず上まで行って入れないとなると疲れるだけなので事前にスマホで調べられて良かったです。無駄に体力使わずに済みましたw。
伊良湖港に来ると丁度フェリーが出航していく所でした。恐らく三重県鳥羽まで行っているフェリーだと思います。今回は乗船しませんでしたがいつか乗船して見たいなと思いましたね。
港に併設されている道の駅があるので向かいます。予想より立派で大きな建物でフェリーの待ち時間に利用も出来そうですね。
道の駅に入ると伊良湖港を見る事が出来ました。風光明媚な所なんだなと言う印象です。遠くに見えるホテルに宿泊すると目の前の三河湾の景色が素晴らしいんだろうなと思いながら見ていました。
食事処が生憎閉まっていたので自販機のソフトクリームを食べながら次のバスの出発まで道の駅の中で待ちます。この日はとても暑い日でしたので快適な道の駅の中で休めて良かったです。
バスの時刻になり道の駅の前にあるバス停に駐車していた折り返しのバスに乗車します。私が行きで来たバスです。帰りも貸切で出発となりました。道の駅に人は多くいましたが皆さん車のようです。私も今度は車で来てフェリーで渡るのもアリかなと色々と妄想してしまいましたねw。
そしてバスに揺られ続けて無事に三河田原駅に戻って来ました。伊良湖岬への旅はどんな感じなのかなと行く前は思ってましたが行ってとても良かったです。素晴らしい景観で半島の先端まで行くと気持ち的に達成感を得られるのが良いのかなと思います。是非交通手段は何でも良いので伊良湖岬へ行って見て下さい。
三河田原駅から豊橋鉄道で新豊橋駅に戻ります。フリー切符でここも賄う事が出来ます。お客さんがそこそこ居て驚くのは殆どが若い人ばかりだと言う事です。豊橋まで遊びに出て行くような雰囲気に見えました。
そして豊橋鉄道で新豊橋駅に戻って来ました。豊橋鉄道はこの日が初めてでしたが良い経験になりました。豊橋はJR東海の在来線と新幹線、豊橋鉄道、名鉄と色々と乗り入れていて交通の要衝って言う感じです。
豊橋駅前の夕方の景色です。大通りが遠くまで見通せて良い景色でした。路面電車に乗車しようと思ったのですが乗車してからどうすると考えて思い付かなかったので無理せずまたの機会に路面電車はすることにしました。
まだ明るいですが夏の時期だからでして既に夕方の6時は大幅に過ぎています。こちらの「玉川 豊橋広小路本店」にうどんを食べにやって来ました。駅から数分でとてもアクセスが良い所です。
お目当てはこちらの「豊橋カレーうどん」です。豊橋の名物と言う事前リサーチをして食べて見ようとなりこちらにやって来ました。
待っている間に食べ方を予習しておきます。特徴は器の底にとろろご飯がありカレーうどんを食べ終えた後に残ったカレーと一緒にとろろご飯を食べて美味しく〆る事が出来る地元グルメです。今回豊橋に来るまでこのような名物がある事を全く知りませんでしたが、店内は多くのお客さんでとても賑わっていました。
そして出て来たのがこちらです。見た目は普通のカレーうどんのように見えますがこの中にとろろご飯が入っています。
実際に食べて見ると最初はうどんが出て来るのでカレーうどんとして混ぜる事なくそのまま食べますが、確かにうどんが無くなる頃にとろろご飯が出て来ました。これが特徴なのかと思いながら残ったカレーと一緒に美味しく&綺麗に食べ終えました。ボリューム感も凄く良いですね。とても美味しかったと思いました。大半のお客さんが食べてましたが皆さん満足されたのではないかと思います。駅から近いので豊橋へ行った際には是非食べて見て下さい。お店の方の接客も気持ち良かったのも好印象です。
食事後は予約したホテルに向かいます。この日は豊橋で宿泊です。予約したホテルは反対側の出口から少し歩いた場所にありました。食事を済ませたので途中のコンビニで飲み物やデザート等を購入してホテルに到着です。
チェックインして部屋に入るとパソコンするのに十分な机がありました。
ベッドも幅、長さ共に問題なく小さい物置き場には電源が来てたのでアラームをセットしたスマホを充電しながら頭の近くに置いておけそうです。
バス・トイレはこんな感じで可も無く不可も無くと言う感じです。
テレビを全く見ない私が気になるのはネット速度です。アプリの結果的には今のご時世だと普通か特にダウンロードスピードは遅い方かも知れませんが実際に利用した限りでは全く問題なくネットを利用する事が出来ました。全体的に少し古めのホテルですが清潔に保たれていてきちんとポイントを押さえているホテルでした。特に不満なく快適に過ごす事が出来ました。
少し部屋で整理と休憩した後に大浴場があったので行って見ました。大浴場は一つしかなく時間帯で男性、女性で利用時間を分けている運用でした。「大浴場」と言うには狭い印象ですがお客さんが途中は居なくて貸切状態だった事もあり快適に過ごす事が出来ました。
その後は部屋に戻り翌日の行程をチェックしながらコンビニで購入した飲み物やデザート等を食べつつ豊橋での夜が過ぎました。
と言う事でこの翌日は再び青春18きっぷの旅が再開しますがこの後の様子は次回で。ここまでの様子は動画にしてますので合わせてご覧下さい。